2013年12月25日水曜日

計算式の整理

昨日の微分計算の続きを行っているが、非線形性がでてきてしまって、うまくできず。
このあたりは、もう少し検討すべきでもあるが、別の計算方法も視野に入れる必要もありそうである。

あと、年末が近づいてきたので、ここまでの計算などを一度まとめておいた。
たまに資料として整理しておくことも有益ではある。

今日の作業内容:計算式の整理 2h
今日のランチ:シッダルータ ダルカレー
明日の予測作業時間:3h


2013年12月24日火曜日

logdet の微分をコツコツ計算

最近計算していることで、logdet の微分が出てきているので、そのあたりをコツコツと計算している。
一般に、正定値行列 X について log det X の微分は X^{-1} というシンプルな形になるが、X が複雑な形になった場合にはチェーンルールなどが絡んできて難しくなる。

まだ計算を始めたばかりなので、もう少し粘ってみることにする。

今日の作業内容:微分計算 2h
今日のランチ:味庵 麻婆春雨
明日の予測作業時間:3h


2013年12月20日金曜日

Power Flow Problem と SDP 緩和

Optima 93 を読んでいたところ、Power Flow Problems についての記事があった。
これをSDP緩和して解いている、とのことで、まだ詳細は読めていないが読んでおこうと思う。


今日の作業内容:資料作成 2h
今日のランチ:ココナッツシュガー タイ風醤油ラーメン
明日の予測作業時間:3h



2013年12月18日水曜日

xpdf on Debian Jessie が使えない状態に

ここ数か月にわたって、Debian の Jessie で xpdf を起動しようとするとセグメンテーションフォルトに陥る状態になっていて、このことはバグとして報告されてもいるのだが、凶器になって調べてみたら、Jessie で xpdf のパッケージがインストールできない状態になっていた。
つまり、apt のパッケージ登録から除外されており、

# apt-get install xpdf

でインストールできない。
自分でも gdb などで原因を調べてみたが、分かったのは「簡単に取れるバグではない」ということだった。
とりあえずは、evince で PDF を開いてみている。

今日の作業内容:PDF 読み込み 1h
今日のランチ:食堂 鮭のポテトチーズ焼き
明日の予測作業時間:2h



2013年12月16日月曜日

YaHTML の文字コードをShift-JISに

ホームページの変更などを少し行っているが、YaHTML だと HTML ファイルの文字コードが JIS になってしまう。Windows からの参照が多いので、Shift-JIS でファイルを扱えるように

(setq yahtml-kanji-code 1)

と設定した。
設定の参考にしたのは、こちら。
http://real-apple.sakura.ne.jp/linux/linux-yahtml.html


今日の作業内容:ホームページ変更 1.5h
今日のランチ:久絵 シーフードカレー
明日の予測作業時間:3h


2013年12月13日金曜日

Debian の NetworkManager の不具合

Debian で DHCP でネットワーク接続しているときに、スリープから復帰すると DNS 設定が消えてしまうことがある。より具体的には、/etc/resolv.conf が書き換えられて、中身がなくなってしまう。

スリープからの復帰の時に DHCP の情報に合わせて /etc/resolv.conf が書き換わるのまではわかるのだが、なぜ空になってしまうのか、そのあたりが今一つ不明でもある。

簡単に考えると、復帰したときに取得した DHCP の情報で /etc/resolv.conf を生成すればいいだけのようにも思えるのだが、インターネットで探しても決定的な解決法がないあたり、あまり単純なことでもないのかもしれない。

今日の作業内容:ポンチ絵作り 4h
今日のランチ:らく 鶏のてりやき定食
明日の予測作業時間:2h


2013年12月12日木曜日

ポンチ絵

いろんな内容などを概略図としてまとめたものに「ポンチ絵」というものがある。
やはり、こういうものを作ったほうが何がしたいのかがよく分かる。
自分の研究について、ポンチ絵にまとめておいてみる、というのも一つのアイデアかと思ったりする。

今日の作業内容:資料整理 2h
今日のランチ:シッダルータ キーマカレー
明日の予測作業時間:4h


2013年12月10日火曜日

tgif から inkscape へ

Debian での tgif の動作がいまひとつうまく動かないので、図を作る作業を inkscape へと移行することにした。
inkscape の数式は再編集ができないのだが、textext を用いると LaTeX の数式を入れたり数式を再編集できたりする。
しかも、Preamble でTeXのいろいろなマクロを追加しておけるので、とても便利である。

今日の作業内容:文章校正 1h
今日のランチ:食堂 豚ヒレカツ特製ソース
明日の予測作業時間:3h


2013年12月6日金曜日

PDFの特定ページのみを JPEG に変更する

PDF を JPEG などの画像に変更するときに、特定ページ(たとえば3ページ目だけ)などを変更したいときには、

$ convert original.pdf[2] output.jpg

などとする。

参考にしたのは
http://firegoby.jp/archives/613
であって、3ページ目なのに2が指定されているのは、最初のページが0、と0からスタートする指定になっているためである。

もちろん PDF から eps への変更もできて

$ convert original.pdf[2] output.eps

となる。ただ、output.eps の場合はページ全体が eps になっているので、TeX に貼るときには boundingbox の修正が必要となる。

今日の作業内容:数値実験 1h + 資料読み込み 2h
今日のランチ:ちゅらさん 豆腐のちゃんぷる
明日の予測作業時間:3h



2013年12月4日水曜日

Debian で Broadcom NetXtremeII 5716 を利用する

Debian で Broadcom NetXtreme II BCM5716 を利用しようとすると、netinst.iso からの場合には認識はするが、接続がうまくできない。

実際に
$ dmesg | grep Broadcom
とすると、
eth0: Broadcom NetXtreme II BCM5716 1000Base-T
という内容が表示されて、認識まではされているが、実際に利用しようとすると Network is unreachable となってしまう。

BCM5716 のパッケージは、non-free に入っているので apt-get でインストールできるが、ネットワークにつながっていない状態では apt-get が利用できない。
そのため、
http://ftp.jp.debian.org/debian/pool/non-free/f/firmware-nonfree/firmware-bnx2_0.40_all.deb
をダウンロードして、USB メモリ などにコピーをして
# dpkg -i firmware-bnx2_0.40_all.deb
として直接インストールする。
これで再起動をすると無事に BCM5716 を利用できる。

Debian の場合は、必要なパッケージが相当数そろっており、とても便利である。

今日の作業内容:Linux インストール 2h, 原稿作成 2h
今日のランチ:たちばな イカそうめん
明日の予測作業時間:1h


2013年12月3日火曜日

Windows 8 に Jumplist-launcher が便利

Windows 8 の場合、アプリケーションを起動するたびにデスクトップを離れる必要があって、そのたびに作業が中断されてしまう。
かといって、タスクバーにピン留めするアプリが多すぎるのも使いづらい(しかも、実行ファイルでないけどダブルクリックで自動的にアプリが選択されるようなファイルはタスクバーにピン留めできない)。

これを改良できるのが、Jumplist-launcher である。
ダウンロードすると rar 形式で Windows の機能だけでは利用できないのが玉にきずだが、これをインストールすると、「一日1回程度起動するようなもの」などを登録しておくのにとても便利である。
Jumplist-launcher を使うと、Windows 8 の使用時間の95% 以上がデスクトップに完結できるので、作業効率がアップする。

今日の作業内容:サーバー調整2h
今日のランチ:食堂 オリジナルポークチョップ
明日の予測作業時間:5h


2013年11月29日金曜日

Debian のインストールパッケージ

今回の Debian のインストールでは、以下のパッケージをインストールしておいた。
これで、SDPA 関係や論文関係に必要なパッケージはほとんどインストールでき、あとは必要に応じてインストールすることになる。

sudo

(EDITOR=vi visudoで修正)

ssh
rsync
bash-completion
lxde-core
slim
xserver-xorg

(sudo dpkg-reconfigure slim で slim がログイン画面になるように設定)

sdpa libsdpa-dev sdpam
fonts-vlgothic
uim-mozc uim-xim uim-dict-gtk uim-dict-gtk3 uim-gtk2.0 uim-gtk3
locales
(sudo dpkg-reconfigure locales で日本語環境を導入)
build-essential
automake
linux-headers-amd64
virtualbox の guest-additions
gitk git-el
emacs-mozc
yatex
(sudo apt-get purge texlive*doc でドキュメントファイルは削除)
xdvik-ja
imagemagick evince
gdb
cron-apt
zip unzip


今日の作業内容:Linux インストール1h + Windows インストール 2h
今日のランチ:シッダルータ ダルカレー
明日の予測作業時間:2h


2013年11月28日木曜日

Debian で LaTeX を一括導入

昨日から Linux のインストールをしていて気がついたが、LaTeX を一括導入するのに、

$ sudo apt-get install yatex

と YaTeX をインストールすると便利である。
(Emacs などもインストールされる。)

ただし、TeXLive では texlive-*-doc というドキュメントファイルが相当な大きさになっていて、これらもインストールされてしまうので、

$ sudo apt-get purge texlive-*-doc

としておくと、ディスクをスリムアップできる。

今日の作業内容:Linux インストール 2h
今日のランチ:味庵 レバニラ
明日の予測作業時間:4h


2013年11月26日火曜日

Windows の設定

最近になって Windows を新規インストールしているので、自分で使うソフトなどをインストールしている。
インストールするソフトとしては、

1. Virtualbox
2.Putty
3. WinSCP
4. xkeymacs
5. DVD ドライブ関係
6. プリンタ関係
7. スキャナ関係

なにはともあれ、Virtualbox で Debian をインストールするのが、もっとも重要かもしれない。
でも、こうやって必要なソフトをインストールしていくと、自分に使い勝手のいい環境が少しずつだけどできていくので、より便利になってくる。


今日の作業内容:Windows インストール 2h
今日のランチ:食堂 シーフードフライ
明日の予測作業時間:5h



2013年11月25日月曜日

ssh で sudo をすると X11 が通らなくなる問題の解決方法

Matlab を数値計算サーバーにネットワーク越しにインストールしようとすると、ssh したあとに sudo をすることになるが、普通に ssh + sudo だと X11 を通せなくなって、Matlab をインストールできない。
これを回避するには、

$ sudo XAUTHORITY=~/.Xauthority -s

とするとOKであった。
参考にしたのは、
http://d.hatena.ne.jp/suzumura_ss/20090714
である。

今日の作業内容:文章校正 1h
今日のランチ:サイゼリヤ ハンバーグ&ペッパーチキン
明日の予測作業時間:2h


2013年11月22日金曜日

PENNON がフリーソフトになった PENLAB

非線形の SDP などを解く商用ソフトウェアとして PENNON があるが、これがフリーソフトとして実装された PENLAB というものがある、ということを知った。
ダウンロードは、

http://web.mat.bham.ac.uk/kocvara/penlab/

からできるとのことなので、時間を見つけて試してみることにする。

今日の作業内容: Matlab インストール 2h
今日のランチ:らく 鶏の照り焼き定食
明日の予測作業時間:2h


2013年11月21日木曜日

Emacs の mozc でカーソルの色を変更

mozc の調整もだいぶはかどって、ほとんどの不都合が取れてきている。
文章をそれなりに書いていると、細かいところがさらに気になるが、mozc が ON/OFF になっているときでカーソルの色が変わると便利なので、その設定を導入した。

参考にしたのは、
http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/1126727/1148503/69852240?page=2
で、~/.emacs.d/init.el に

(add-hook 'input-method-activate-hook
          (lambda() (set-cursor-color "blue")))
(add-hook 'input-method-inactivate-hook
          (lambda() (set-cursor-color "white")))

を追加しておいた。

今日の作業内容:原稿の校正 1h
今日のランチ:味庵 豚肉の細切りとにんにくの芽炒め
明日の予測作業時間:5h


2013年11月20日水曜日

mozc で文章が消えるバグ

Emacs で mozc を使っていると、文章が一部的に消えるというバグがあるようだ。
いろいろと実験すると、変換候補のリストが出てきたときに、その背景になった文章が消えてしまう、ということに気がついた。しかも、Emacs を起動してすぐではなく、ある程度編集してから、この現象が発生する。さらに、ここで消えてしまった文章は undo で復活できない。

変換候補リストが原因のようなので、
http://www.ubiqlog.com/archives/8538
を参考にして、
(setq mozc-candidate-style 'echo-area)
として、変換候補リストを Emacs の最下行に表示させるようにしてみている。
作業するときには、echo-area よりも overlay のほうが視点が移動せずに楽なのであるが、文章が消えるのでは致し方ない。

今日の作業内容:文章校正 2h
今日のランチ:たちばな ひらめ
明日の予測作業時間:3h



2013年11月19日火曜日

Emacs での mozc の設定(特に「全角/半角」の設定)

Emacs で mozc を使い始めているが、「全角/半角」での動作が不安定だったので、
http://d.hatena.ne.jp/kitokitoki/20110815/p3
を参考にして、~/.emacs.d/init.elに以下の内容を追加してみている。

(require 'mozc)
(set-language-environment "Japanese")
(setq default-input-method "japanese-mozc")
(global-set-key "\C-o" 'toggle-input-method)
(global-set-key (kbd "<zenkaku-hankaku>") 'toggle-input-method)
(add-hook 'mozc-mode-hook
  (lambda()
    (define-key mozc-mode-map (kbd "<zenkaku-hankaku>") 'toggle-input-method)))

mozc で一通り必要な作業ができることは確認できたので、これで進めてみることにする。


今日の作業内容:資料作成 4h
今日のランチ:食堂 若鶏の蒲焼
明日の予測作業時間:5h


2013年11月15日金曜日

LXDE で mozc を利用する

ibus.el がやはり不調なため、LXDE で mozc を利用することにした。

前回調べたときの問題点は、
(1) uim-mozc を用いるとターミナルのLxterminalが起動できなくなる。
(2) mozc のサジェスト機能が煩雑で文章を書く妨げになる。
ということだった。

このうち、(1) については、Terminator というターミナルを入れることで Lxterminal に自分が求めていた機能が使えることが分かった。インストールは
$ sudo apt-get install terminator
だけなので簡単であった。
Linux は、一つのソフトがうまく使えなくても、他のソフトでうまくいくときがあり、とても便利である。

(2) については、
「スタートメニュー」「設定」「Mozcの設定」の「サジェストタブ」に設定があり、これをオフにすることでサジェスト機能を抑えることができる。

今日の作業内容:書類作成 4h
今日のランチ:四川 豚にらもやし炒め
明日の予測作業時間:2h



2013年11月14日木曜日

SDP緩和でもタイトになりそう

この前、SDP緩和も DNN 緩和もうまくいっていなかった問題は、今日のところで SDP 緩和の構成方法を教えてもらったので、これでうまくいきそうな気がしてきた。
実際には、Matlab などで組んでみないとハッキリとは言えないけど、感触としては良くなってきた感じだ。

今日の作業内容:SDP緩和検討 1h
今日のランチ:ココナッツシュガー タイスキナーム
明日の予測作業時間:5h


2013年11月12日火曜日

DNN緩和もSDP緩和もダメだった

この前から考えていた SDP 緩和については、DNN 緩和についても検討してみたけど、構造的な問題で LP 緩和と同じ解しか作れないことが分かった。
もう少し違った方向で検討する必要がありそうだ。

今日の作業内容:緩和検討 2h
今日のランチ:食堂 味噌とんかつ
明日の予測作業時間:3h


2013年11月11日月曜日

サーバー検討の続き

検討していたサーバーについては、メモリを1600MHzで64GB搭載するのと1333MHzで128GB搭載するののどちらがいいかをもう少し考えている。
このあたりは差額が大きくないが、それに合わせてCPUをもう少し検討したいところだ。

今日の作業内容:サーバー検討 1h
今日のランチ:らく 鶏の照り焼き定食
明日の予測作業時間:2h



2013年11月8日金曜日

数値計算サーバーを検討

数値計算サーバーをそろそろ新しくするために候補を検討している。

現状の候補では、
ベース:Dell PowerEdge R515
CPU:AMD Opteron 4133 を2個
メモリ:64GB
HDD: 1TB 7200RPM
のあたりを検討しているが、Opteron をしばらく利用していなかったので、最近の Opteron がどのくらいの性能を持っているか(特に数値計算用に)を調べる必要がある。

今日の作業内容:サーバー検討
今日のランチ:ちゅらさん ゴーヤちゃんプル
明日の予測作業時間:1h



2013年11月7日木曜日

Linux のほうが Windows より LP を速く解く

LP について少し調べ物をしていたら、以下の論文をみつけた。

http://arxiv.org/pdf/1209.4308v1.pdf

この手法の場合は、Linux のほうが Windows よりも高速に実行できるようである。
OS の違いがどのように表れてきているのか、気になるところではある。

今日の作業内容:資料下調べ 2h
今日のランチ:つかさ サーモン照り焼き
明日の予測作業時間:3h


2013年11月6日水曜日

[解決編]Tex の eps のずれを直す

前回は、TeX の eps のずれをうまく治せなかったが、ようやく治し方が判明。
これにより、
\usepackage[xdvi]{graphicx}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
と xdvi, dvipdfmx を分ける必要が無くなり
\usepackage{graphicx}
で xdvi, dvipdfmx の両方でずれがなくなった。

方法は、
http://fenrir.naruoka.org/archives/000576.html
を参考にしたが、


$ for epsfile in *.eps; do epstopdf --outfile=__tmp.pdf $epsfile; pdftops -eps __tmp.pdf $epsfile; done

とepstopdf と pdftops で PDF に一度変換して、eps に戻すとずれが治った。

今日の作業内容:論文査読 2h
今日のランチ:東急ストア けんちんうどん+ゆず風味ひじきサラダ
明日の予測作業時間:2h



2013年11月1日金曜日

RAMP2013@鹿児島

今週の前半は、RAMPシンポジウムが鹿児島で行われたので、メモを残しておく。

往路の飛行機はSNA73。
ソラシドエアで、ANAとのコードシェア便だが、ピスタチオグリーンが基調になっているのでトリトンブルーの ANA とは雰囲気が違って見える。
機内では、今回は A 列を確保できたので、富士山だけでなく、鎌倉や江の島、沼津や浜名湖のあたりが手に取るようにわかる。

鹿児島空港から鹿児島中央駅へは空港バスで40分程度。
アミュプラザの5階で鶏飯定食を食べる。
あっさりとした出汁が効いていて、さっぱりと食べることができて美味しい。

この日はまだシンポジウムでははないので、少し観光をしてみる。鹿児島市内のバスは、市内の時計回りは頻度が高いが逆時計回りは頻度が低いので、ピンポイントで往復できないのが難易度高め。

シティビューに乗って、まずは城山展望台へ。高いところに来て、ざっとの距離感だったり方角だったりをつかんでおく。また、この日は晴天に恵まれたので、桜島がばっちりと見ることができた。
道路の細い歩道を降りて、西郷洞窟へ。ここは思っていたよりも小さい洞窟で狭かった。
そのあと、さらに道路を降りて西郷隆盛終焉の地へ。西郷洞窟からは、あっという間で、洞窟を出たところから既に狙撃されるほどに政府軍が近づいていたことが分かる。

さらに降りてきて鹿児島城の跡に作られた黎明館に入ろうとしたら、月曜で休館ということでがっかり。国道に沿って歩いてきて、西郷隆盛の像の前で写真撮影をする。ここは写真撮影スポットを準備してくれてある。照国神社へ参拝をして、天文館の商店街を歩いて、維新ふるさと館へ。
維新ふるさと館は、名前が示す通り、維新で活躍した人を取り上げており、特に西郷隆盛、大久保利通、篤姫の3人の人気が高いようだ。

少しの間でも観光をしてみると、どこの人がどういった人を大切にしているかわかるし、こういった価値を知っておくことが「何が役に立つのか」を考えるうえでも欠かすことのできない要素になっていると考えてもいる。

2日目はシンポジウム。
市電は、朝の時間帯は高頻度で走っているので、すぐに乗ることができた。
最近は電車の中で研究資料をチェックしたり考え事をしたりしているが、電車は降りる時間が決まっているだけに集中できるのではかどる。

工学部前で市電を降りるとシンポジウム会場の稲盛会館は目の前で、あっという間に到着。
午前中の内容は、マッチング。

セッションメモは、自分の書いたメモから、さらに役立ちそうなところを抜粋。
=======
◎「マーケットデザイン」は、マクロ経済の理論から得た知見を用いて、現実の市場や制度などを修正・設計する分野。
○実践例として、オークション設計やマッチングメカニズムなど
○マッチングのバイブル(教科書のようなところ)は Roth and Sotomaya (1990) がある。
○安定マッチングは DA で求められる。
○ボストン方式は昔からあるらしい。
○DA はボストン方式よりも優れているところが多いが、ボストン方式のほうが優れている点もあり、どのようなモデルを提案しても弱点は残る。
○現実に即して、弱点を克服できるようにすることも大事。
◎マルチエージェントシステム
○上下限制約のあるマッチングなどは、従来の手法では難しかったようで、今までマッチングを中心としていなかった分野から入ることで、従来手法にとらわれない手法を作り出している。
○現実には、上下限制約のように様々な制約が課される状況があるが、このような制約をどのように扱うか、というのを考えてみると、未解決の課題などが見つかり、今後の研究につながったりもする。
◎近似アルゴリズム+安定マッチング
=======


午後はネットワークの設計について
=======
◎通信ネットワーク最大化
○「ヒトからヒトへの通信」から「機械から機械への通信」になっている。
○最適経路探索などは、厳密な最適解を求めることよりも、制限時間内に優良な解を求めることが重要である。
○通信ネットワークの理論は複数理論の組み合わせで成り立っており、「数理最適化」「グラフ理論」「待ち行列理論」など様々な研究の視点がある。
◎無線 LAN の通信帯域の決定をゲーム理論の手法で考える
○スループット最大化などが目的関数となる
=======

鹿児島滞在3日目はシンポジウム2日目。
今回の宿泊は東急インであったが、部屋からは市電の駅を眺めることができるし、朝ごはんには鶏飯とカレーの両方が楽しめたり、ととても楽しめるホテルだった。
=======
◎電力の価格決定を数理最適化の手法で計算。
○A day-head market, online pricing
○プレーヤーは需要と供給の2人
○Dual の Lagrange乗数が価格に一致する
○あとは最急降下法などを用いる
○Arrow-Hurwicz-Uzawa type Gradient method
=======

シンポジウムが終わってから、空港バスで中央駅から鹿児島空港へと移動。
帰りの飛行機はANA630便。
機内でお弁当を食べ始めたら、客室添乗員の人がすぐにおしぼりを持ってきてくれた。
とても気が利いているのにビックリだった。
ちなみに、電車と違って、飛行機だとあまり研究には集中できない体質なので、飛行機では研究資料などは読んだりしない(気圧の変化の影響なのかも)。

帰りは F 列の席を取ったので、着陸直前に地上の夜景を見ることができた。
首都圏なので当然のことながらたくさんの電気がついているわけであるが、当然のことながら、その一つ一つに生活があるわけで、いい研究をするっていうことはそういう生活につながったりする、とも思ったりもする。



2013年10月25日金曜日

数式の再検討

この前、submodular でうまくいかなかった内容は、とりあえず別の方法で定式化してみている。
ここから Alternating Direction Method なり、なんなりを組み合わせて検討することが必要そうだ。
いずれにしても、実データからの計算では既存論文の通りにならないこともあるし、まだまだ試行錯誤の連続になるだろう。

今日の作業内容:数式再検討 2h
今日のランチ:たちばな めじまぐろ
明日の予測作業時間:2h


2013年10月24日木曜日

Mixed Integer SOCP のフリーソフト

Mixed Integer SOCP については、商用だといくつかあるのだが、フリーソフトとなると意外なことに見つからない。
Conic Programming のソフトを
http://www.gamsworld.org/cone/solvers.htm
のリストで確認してみたが、Mixed Integer SOCP を解くのはフリーソフトだと難しいようだ。

Gurobi などの商用ソフトを使えばもちろんできるのであって、それを使えば論文にもなるのだが、幅広く利用価値がある研究とはならず、研究が広がるところが限られてしまう。
逆に商用ソフトにすである機能をフリーソフトに実装しなおしても、研究には貢献できるが論文にはならず、別の切り口をつける何とかして必要がある。

今日の作業内容:資料チェック 1h
今日のランチ:サイゼリヤ ハンバーグ&ポーク焼肉
明日の予測作業時間:5h





2013年10月23日水曜日

TeX の eps がずれる問題、解決していなかった

昨日解決したかと思っていた TeX の eps がずれる問題は、確認しなおしたら解決していなかった。

\usepackage{graphicx}

として、DVI を生成して dvipdfmx をかけると位置がずれてしまう。
これを解決するには

\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}

とすればよい。
ただ、これを指定すると逆に xdvi で確認するときに位置がずれるため、xdvi を使うときには

\usepackage[xdvi]{graphicx}

として再コンパイルする必要がある。

TeX の eps がずれるバグは Debian だと 2013.20131010 のパッケージから発生しているようで、もう少し調べる必要がありそうだ。

今日の作業内容:論文校正 1h
今日のランチ:信華園 レバー野菜炒め
明日の予測作業時間:1h



2013年10月22日火曜日

Tex の eps のずれを直す

TeX のバージョンが上がったときに、なぜか eps の bounding box を自動的に調整できなくなってしまい、eps がずれるようになってしまった。

対処法を調べたところ、以下のサイトで情報を見つけることができた。
http://d.hatena.ne.jp/aont/20100119/1263922442
このサイトだと Windows 用のバッチファイルなので、Linux のときには

$ sudo apt-get install epstool
で epstool をインストールして
$ for i in *.eps ; do echo Adujusting $i; epstool --copy --bbox $i __tmp.eps; mv __tmp.eps $i; done
とすれば修正できる。

修正された eps の中身をチェックしたら、
%%HiResBoundingBox: 44.719 598.813 180.281 790.625
という行が入っているので、新しい TeX では BoundingBox ではなく、こちらを参照しているのかもしれない。

今日の作業内容:文章作成 1h
今日のランチ:食堂 和風チキン竜田
明日の予測作業時間:4h


2013年10月21日月曜日

submodular で最適化計算を検討してみた

この前から考えていた問題は、submodular 関数として解けるかも、ということだったので、Matlab パッケージの SFO を使って解くのをプログラムしてみた。
ただ、今回はSFOを単純に使っただけでは、うまく解けなかった。

定義域の中に関数値が無限大になるところもあるので、そのあたりがうまく解けなかった原因の一つかもしれない。
とはいっても、submodular にまだまだ詳しいわけではないので、試行錯誤が必要そうだ。

今日の作業内容:submodular 検討 1h
今日のランチ:味庵 豚角煮とじゃがいもの炒め物
明日の予測作業時間:2h



2013年10月18日金曜日

Virtualbox で X が起動しなくなったとき

Virtualbox でゲストOSの Linux カーネルのバージョンなどが上がると X が起動しなくなるが、そのときにはコマンドラインで Guest Additions をインストールしなおせば直ることもある。

まずは、
user:
のプロンプトでログインをして、
$ sudo -s
で root 権限になって、
# eject
でマウントしてあるかもしれない Guest Additions の CD-ROM を一度アンマウントする。
このあとで、ホストOS側で「デバイス」⇒「Guest Additions のインストール」を選択しておいて、
# mount /dev/sr0 /media/cdrom
# cd /media/cdrom
# sh -x VBoxLinuxAdditions.sh
(最後のはファイル名を確認してないが、Linux 用のシェルスクリプトを実行すればよい)
コンパイルが終わったらゲストOSをリブートする。
# reboot

今日の作業内容:資料読み込み 2h
今日のランチ:シッダルータ エッグカレー
明日の予測作業時間:2h


2013年10月17日木曜日

INFORMS で集めてきた資料の読み込み

メールで問い合わせた分などの資料もいただけたので、手元がそれなりの資料の数になっている。
次は、これらを読んだり、他の研究と組み合わせたりで、どのようなことができるかを考えてみることになりそうだ。

今日の作業内容:資料整理 1h
今日のランチ:味庵 豚肉細切りの四川風炒め
明日の予測作業時間:5h


2013年10月16日水曜日

INFORMS の資料をチェック開始

INFORMS のうちの、まずは Tutorial のあたりから読み始めたりしている。
他の発表と組み合わせると、面白くなりそうな気もするが、もうちょっと真面目に検討してみないと、はっきりとは分からない部分でもある。

今日の作業内容:資料読み込み 2h
今日のランチ:ココナッツシュガー カオマンガイ
明日の予測作業時間:1h


2013年10月15日火曜日

INFORMS 資料整理

今日は、INFORMS で仕入れてきた情報などを整理しておいた。
大きく分けて、

1. すでに論文になっているものは、PDFでダウンロードして、すきま時間で読めるように準備
2. 発表資料(PPT,PDF)などが見つからないものは、発表者にメールで問い合わせ

のあたりである。
今回の INFORMS では TutORial も面白そうなものが多かったので、このあたりにも目を通してみたい。


今日の作業内容:INFORMS 資料整理 2h
今日のランチ:食堂 チキンの香草パン粉焼き
明日の予測作業時間:3h


2013年10月11日金曜日

INFORMS@ミネアポリス(6-7日目)

今日は、帰国のフライトだけの予定だったので、朝はホテルでゆっくりとして、買ってあったパンケーキみたいなもので朝ご飯の代わりにした。このパンケーキみたいなものは、4日ぐらいの朝ごはんにしたけど、ぼそぼそだけどnatural grain と書いてあって、食物繊維が多いらしく、お肉が中心の生活では効果があったと思う。

11時ぐらいにホテルをチェックアウトして、11時25分のシャトルバンの到着を待って、シャトルバンに乗り込む。シャトルバンでは、日本の先生と偶然の同乗で、空港まで一緒に乗ってきた。いろいろと話ができたので楽しい時間でもあった。

空港のセキュリティチェックは問題なくクリアできて中に入ってG4 のゲートに行ってみたが、あまり椅子がなかったので、空港の中をブラブラとして過ごしてみることにした。30分以上ブラブラとウィンドウショッピングを楽しんだ後に、おなかが空いていることに気が付いて、サブウェイでサンドイッチを食べることに。サンドイッチの注文では、やはり英語がネックとなり、特に支払いの金額がうまく聞き取れなかった。1週間の滞在では英語は徐々に慣れる程度で上達できないので、日本に帰ったら、またコツコツと頑張ろうと思う。サブウェイでは、ピクルスとオリーブを多めに入れることができたので、フレッシュ感が強くて美味しかった。そのあと、またウィンドウショッピングをして、デルタ空港のダイキャストを購入してきた。

飛行機はDL621便の成田直行便で、G4のゲートに戻ったら搭乗が始まっていたので、
そのまま乗り込んで、そのまま離陸。ちょっとの息抜きを兼ねて、「半沢直樹」の原作本を読んでいたら、2時間ぐらいがあっという間に経ってしまい、夕飯の時間に。夕飯はビーフを選択したら、牛肉のみそ焼きだった。これは塩加減などもあったりでよかったと思う。エビのカクテルも、エビが生、というだけで十分に楽しめた。

夕飯も無事に終わって、「半沢直樹」も読み終わったのだが、機内のエンターテイメントシステムが不調らしく、フライト中に何回も再起動をしていた。この再起動の画面を見ていると、エンターテイメントシステムがLinux で作られているのがわかって、起動画面の途中にExt3-fs など表示されるのが個人的には面白かった。

「半沢直樹」があまりの面白さに予想よりも早く読み終わって暇になってしまったので、今回の INFORMS で得た知識で今後すべき ToDo を書いたメモを再度チェックしてみた。ちょっと思いついた内容があったので、忘れないうちにToDo の項目を増やしておく。

そのあとは適当に寝ていたら、スナックの時間に。スナックは、冷たいバナナと冷たいサンドイッチと冷たいチョコクッキー。サンドイッチはサブウェイには敵わないものの、そこそこ楽しめたのでよかった。ただ、冷たいものばかりで体が覚めてしまったのがツラかった。スナックの後も適当に寝ていたが、Linux の再起動画面がちょこちょこと出ていた。

朝ご飯は、エッグとライスで選択できるということで、自分の場合にはおなかにもたれにくい、という理由からライスを選択したら、チャーハンが出てきた。行きのフライトの焼きそばよりも野菜が多くて、ほっとした。

DL621は17:35に成田到着の予定が、早く到着できたらしく17:00には到着できた。10分ぐらいのタキシングの後にゲートに接続。そこからは、スタスタと早歩きして、列が長くなる前の入国審査に到着。4人ぐらいの列のところで入国審査を通過できた。荷物受取をしたが、金曜日の夕方ということもあってか、ニューヨークからの到着便と時間が重なっているのに全体的に空いていて、さっくりと荷物受取もできた。京成のホームは17:35ごろに到着して、17:45 の特急にのって日暮里を目指している(この特急の中で、この日記を書いている。ちなみに、次は津田沼。)

今回の INFORMS では、いろいろな情報を得てきたし、調べてみたり、進めてみたい ToDo の項目もある。さっそく ToDo に取り組んでいこうと思う。

最後の朝に、ホテルからミネアポリスの風景

サブウェイでターキーサンドを食べる

機内食は牛肉のみそ焼きでエビのカクテルが美味しかった

機内食のパックには、数独が書かれていたり

機内食は、とても冷たかった

今回の旅の最後はチャーハンで


2013年10月9日水曜日

INFORMS@ミネアポリス(5日目)

今日は、午前中にWA05のセッションを聞いてみた。Sparse Covariance などは参考になるところもあったかと思う。

午前中のプレナリーは、ヒューレットパッカードの人の話で、ビッグデータから得た情報で、どのように商品の価格付けすると利益を最大にできるのか、などの話があった。

最後のセッションの時間帯であるWC05で話を聞いてみた。ここでは、proximal projection などのアルゴリズムを聞くことができて、これは少し使えそうな気がする。

全体の発表が終わるころには、参加者の多くはすでに会場を後にしており、閑散とした雰囲気になっていた。夕飯は、The Local というバーに入って、いろんなメニューをつまんでみた。バイソンのハンバーガーが、今回の滞在で食べたハンバーガーの中では一番おいしかったと思う。

お昼の中華は大ボリュームでフォーチュンクッキー付き

いろんな料理をつまんでみた


2013年10月8日火曜日

INFORMS@ミネアポリス(4日目)

今日は、午前中に TB60 のセッションでサポートベクターマシーンについての話を聞いてきた。proximal support vector machine などの考え方は、あまり今まで知らなかったので、このあたりは少し調べてみたい。

お昼は、企業展示ブースの真ん中に設けられた屋台でサンドイッチかブリトーを買えるようになっており、昨日の夜がタコスだったこともあり、今日はサンドイッチにしてみた。簡単に買えるかと思ったら、サブウェイ方式でパンは何がいいか、野菜はどうするか、など一つ一つの選択肢が良く分からずに意外と手こずってしまった。TB60のセッションが少し早めに終わって屋台が空いていたので、ゆっくりと注文できたのが良かった。

プレナリーは、ダイエットの問題をORの手法でどのように取り組むか、という内容だった。

夕方にはレセプションがあったが、会場はコンベンションセンターの中だった。出てきた料理は、ハンバーガーのパンやハンバーグなどが並んでいて自分で作ったり、アメリカンドックだったり、アメリカ料理のものばかりだった。あと、はじのほうのコーナーにマシュマロを自分で焼いてチョコとクッキーではさんで食べるものがあって、これは日ごろ食べられないので、面白かった。

それにしても、参加者がよく食べること、食べること。ダイエットを研究テーマにしていたプレナリーの話は、どこに消えたのか?と疑問であったが、自分のおなかもぎゅうぎゅうで苦しかった。

ホテルに戻ってきてから I-Lin とセンサーネットワークについての打ち合わせを進めた。これについても、少しずつ話を進めたいところだ。


朝ごはん用の multi grain

会場で食べたサンドイッチは、野菜が多めでよかった

レセプションは、炭水化物+お肉がメインで、ハンバーグだったり、アメリカンドックだったり、アメリカの食べモノばかり

マシュマロを焼く

マシュマロサンドの完成!!


2013年10月7日月曜日

INFORMS@ミネアポリス(3日目)

今日は、時差ぼけの影響が出てきたのか4時30分ごろに目が覚めてしまい、6時ぐらいまでベットでゴロゴロして過ごした。昨日の夜に食べすぎたために、朝ご飯がおなかに入るスペースがなかったので、家で持たせてもらったインスタントチャイをお湯を沸かして飲んでみた。おなかもポカポカになったりで、ぴったりの朝ごはんであった。

午前中のセッションは、MA59のセッションを聞いてみた。電気自動車について、電気スタンドを街のどこに置くべきか、などを数学的にどう定式化してどのように計算をするのか(整数計画問題で行くのか、ヒューリスティクスで解いていくのか)など複数の視点から複数の解き方があって、面白かった。また、suboptimization という捉え方は知らなかったので、これについては自分で調べてみようと思う。

また、プレナリーについては、ORがどう役に立っているかをいろんな例で示しているが例が増えすぎてしまって逆にわかりづらくなってしまって、よくわからなかった。

そのあとでMB03でセンサーネットワークの話を聞いてみた。すでに行われている研究と同じ内容で、これといって新しい点がなかった。INFORMS は発表件数が多いので、一日で聞いていても玉石混合なイメージがある。

ところで夕飯を簡単に買ってみようと思ったが、これが意外と難しい。スカイウォークは完全にビジネス街で5時ぐらいで店が閉まるところがほとんどで、会議の終わった後にも唯一あいていたサブウェイも本来は閉まっている時間みたいなので、後片付けの時間だったらしく、カードだけで現金は受け付けず、夕飯を購入はできず。

ニコレットモールをだいぶ南にいったところで、メキシカンのCHIPTOLEというファストフードが午後10時まで空いていてくれたので、ここで無事にタコスを買ってこれた。ここのお店は、タコスにしても、ほかの人が頼んでいたブリトーにしても包む皮に収まりきらないボリュームになっていて、そのあたりが面白い。

ホテルに戻ってきて、18チャンネルをつけると INFORMS TV になっていた。今回の Hilton ホテルはセッションなどの一部が行われていて、テレビの1チャンネルが会場で撮影した映像などを流しており、プレジデントのインタビューがテレビで流れたりしていた。

タコスは、久しぶりの生野菜でよかった。アメリカの食事は、海藻類やキノコ類がほとんどなく、野菜やフルーツも限定されるので、外食で健康的な食事を摂るのがなかなかに頭が痛い。アメリカに来ると、日本の生活水準が高いことが良く分かる。

ライトレールの駅まで行ってみた

夕飯のタコス

ホテルで見ることができた INFORMS TV


2013年10月6日日曜日

INFORMS@ミネアポリス(2日目)

今日は、起きてみると思っていた時間よりも過ぎていたので、すぐに着替えて会場へと向かう。外は結構寒いようだが、スカイウォークの中を歩くことができるので寒さを感じることなく、コンベンションセンターまでたどり着くことができた。

今日はいくつかのセッションを聞いてみたが、chance constraint を含んだ最適化の話がいくつか気になった。確率的な制約を入れて問題を定式化すること自体はすでに行われていると思うが、それが Mixed IP に変形されていたりして、細かい定式化はあとで確認する必要があると思うが面白かった。いくつかの発表では、すでに論文になっているものもあったので、発表者のホームページから論文を見つけられるか確認してみようと考えている。

今日の午前中は自分の発表もあった。初日からということで英語に慣れていない点もあったけど、なんとか発表も質疑応答もそれなりに形になっていたのでほっとした。あと、質疑応答で今まで自分で把握できていなかった情報も得ることができたのでよかった。

お昼は、雨が降っていたので、またもやスカイウォークがつながっているHyatt のホテルに移動して、ターキーサンドを食べてきた。昨日・今日とサラダ続きだけど、おかげで体調がいいような気がするので、この調子で体調を維持したいところだ。

また、夕飯はウェルカムレセプションで、アメリカのレセプションだから料理をあまり期待せずに行ったら、立食ながらもお肉だけでなくブロッコリーなどもあったりで、それなりにバランスをとることができていてよかった。また、受賞発表のあとにはデザートもあり、そちらもケーキを含めておなか一杯になってしまった。

あとは、部屋に帰ってきて、今日のセッションで得た情報などをリストにまとめたりなどしてみた。

ターキーバーガー

ウェルカムレセプションはオリーブとかもあって美味しかった

デザートも食べておなか一杯



2013年10月5日土曜日

INFORMS@ミネアポリス(1日目)

(このブログでは、日本人は登場しないことになっているので書いていませんが、INFORMSには日本からも参加者がもちろんいます。)


INFORMS への出張のために、今日は11時に家を出て、電車を乗り継いで日暮里駅に。今回は初めてスカイライナーに乗ってみた。スカイライナーは日暮里を出ると次が第2ターミナルビル、とのことで、やはり速い電車だった。13時03分には無事に成田第1ターミナルに到着して、デルタ空港で荷物を預け入れ。先にチェックインをインターネット経由でしてあったので、このあたりは楽だった。

少し早めだったので成田空港の中をブラブラとして、1時間ぐらいしてからセキュリティチェックを通って16番ゲートへ。15時50分発のDL622の搭乗が15時ごろから始まったが、ドアが閉まるのは定刻どおりなので、ビジネスクラスの人は飛行機の中で1時間ぐらい待機しているような状態だった。席に座っていると、隣の中国人ぽいの人から席を替わってほしい、とあったので、よくよく見ると彼の妻らしい人がこちらを見ているので、席を替わることに。通路側で予約してあった席だったが、まぁ、夫婦で離れたくない、ということなのだな、と思って席を交換。

飛行機は予定通りの時間に離陸。最初はちょっと揺れもあったけど、機内食に。機内食はチキンのトマトソースを選択してみた。メインはありふれた味付けだったけど、前菜にあたるエビとクスクスが酸味が効いていて美味しかった。機内の映画は「グレートギャッツビー」を見てみた。前に宣伝で見たときは派手なパーティーの印象が強かったので、派手な映画かと思っていたら、ギャッツビーが思っていた以上に繊細な人間だった。最後の展開は予想してなかったけど、どこかできちんとした終わりがないと登場人物が収集つかないことになっていたかもしれない。大人の味わいのある映画だった。

うつらうつらとしたあとにスナックでチョコスナックとサンドイッチのダブル炭水化物を食べて、またうつらうつらとする。朝ご飯は「和風野菜焼きそば」となっていたので、オムレツではなく焼きそばを頼んでみたが、野菜が見当たらず。かろうじてもやしとキャベツがあったが、ソースの色に埋もれていて発見できていなかった。あと、この朝ご飯のときは飛行機の揺れが大きくて、コップに入ったお茶を押さえておくのが大変だった。

飛行機は、予定時刻よりも20分程度早めにミネアポリスの空港へ。ほかの飛行機と重なっていないためか、入国審査も税関も空いており、15分程度で通過できた。入国審査は、滞在目的と滞在日数だけで済んだので、ほっと一安心だった。

空港からホテルへはシャトルバンに乗って、だいたい30分。5泊のお世話になるヒルトンホテルに到着。荷物を置いて、さっそくコンベンションセンターまで行ってレジストレーション。今回はバッグの中身は、プログラムと地図とバッジのシンプル構成であまり荷物が嵩張らずに良かった。

ホテルへの帰り道で、どんなお店があるのかを下調べのために散策。TARGET というお店の中がスーパーとホームセンターになっており、これで当面の買いものには困らなそうだ。また、近くで大きめの本屋さんも発見。ミネラルウォーターを大きいのを買ったので、これを持ってホテルに一度戻ってきて、少し休憩。

7時ぐらいになって、夕飯を探すためにブラブラとする。ここのダウンタウンは、冬が寒くなるので2階でいろんなビルがわたっていけるようにスカイウォークで接続されているが、そこを見てみると土曜日のためかほとんどのお店が閉まっていた。ただ、サブウェイなど入っているので、このあとの食事はここで食べることもできそうだ。

結局1時間ぐらい歩いた後にカフェのようなお店でご飯。スープとサラダのセットにしてみた。
スープはかぼちゃベースでカレーみたいな風味もあって、甘めになっていてそれなりに美味しかった。サラダは、機内食で疲れていた胃にはちょうど良かったかもしれない。夕飯の後はホテルに戻ってきて、明日の発表練習をした。


成田空港からミネアポリスへDL622で

機内食

夜のスナック

朝ごはんの機内食(野菜焼きそばに野菜が見当たらず)

ミネアポリスコンベンションセンターからの風景

Autumn Squash スープとターキーサラダ



2013年10月4日金曜日

YALMIP でもメモリ消費がそれなりにある

昨日 CVX で行っていた定式化を今日 YALMIP に変換してみたが、YALMIP でも、相当なメモリ消費量になっている。
ただ、CVX は SDPT3 に計算が入る前にメモリ不足で力尽きたのに対して、YALMIP は SDPT3 までは呼び出しているので、CVX よりも YALMIP のほうがメモリ消費が抑えられるようだ。

ここから検討するべきは、
(1) そもそも定式化がよくないこともありえるので、定式化から見直す
(2) SDPT3 ではなく、別のソルバーも試してみる
のあたりになりそうである。

今日の作業内容:YALMIP 下調べ 1h + 資料準備 2h
今日のランチ:ココナッツシュガー カオマンガイ
明日の予測作業時間:1h



2013年10月3日木曜日

CVXのメモリ消費が激しい

最近読んだ論文をベースに CVX で SDP を定式化してみたが、異常にメモリ消費をする。
たとえば、120x120 の行列を持っている簡単な SDP  + α だけで 4GB 以上のメモリが消費される。
表示されるところをみると、変数の数が 7 万を超えてみたり、制約の数も  5 万を超えたりしている。
どこがどうなって標準形になっているかを確認できていないので、はっきりとは言えないのだが、変数の数は異常に多いと感じている。
もう少し具体的な原因を探すか、YALMIP も試すか、の必要がありそうだ。

今日の作業内容:CVX で定式化 2h + 論文読み 2h
今日のランチ:シッダルータ ダルカレー
明日の予測作業時間:5h



2013年10月2日水曜日

timeout

SeDuMi のメモリ測定にあたって、2時間以内でのメモリ最大量を測定しようとしているが、この場合には、2時間でMatlabを終了させる必要がある。

Linux の場合には、timeout コマンドを利用すると、これができる。
$ timeout 30 top -b -d 1
とすると、1秒間隔の top コマンドの結果を30秒間表示できる。
ただ、
$ timeout 30 matlab
とすると、どうもうまくいくときとうまくいかないときがある。
matlab コマンドは実際に起動される MATLAB コマンドのラッパーなので、そのあたりが問題を難しくしているようである。
このときには、a.sh などのシェルスクリプトで Matlab を実行し、
$ timeout 30 ./a.sh
とシェルスクリプトごと30秒で終了させるとうまくできる。

今日の作業内容:PCA 検討 3h + メモリチェック 1h
今日のランチ:らく お刺身
明日の予測作業時間:5h



2013年10月1日火曜日

ibus.el の代わりを検討

ibus.el が IBUS の仕様変更に伴って利用できなくなってしまったため、代替案を検討してみた

1. mozc.el
入力中に変換候補が出てきてしまって、入力に集中できず。
変換候補がスペースキーを押したタイミングで出てきてほしいが、変更方法が分からず。
2. ibus に mozc を登録
LXDE の場合、ibus に mozc を登録すると X がクラッシュするようで、GUI 操作ができなくなる。
ibus の設定から mozc を選択しただけでクラッシュする
(ssh でログインして、killall lxsession すれば、再ログインはできる)
3. anthy.el
変換候補が下のミニバッファーに移動してしまい、視線の移動が頻繁になってしまう。
4. ibus-anthy で直接入力
emacs の変換機能を使わずに(具体的には、XMODIFIERS=@im=noneを指定せずに)、ibus-anthy で直接入力する

結果的に、mozc よりも anthy のほうが変換が自分の場合はスムーズにできる(mozc は自動学習なので、機械任せな人間に向いていて、anthy は人間が学習するタイプである。)ことがわかったので、4 番を使ってみることにした。

こうやって改めて検討してみると、ibus.el がとてもよくできた日本語入力環境であることがわかる。

今日の作業内容:ibus 検討 3h + PCA 論文読み 2h
今日のランチ:味庵 鶏肉の野菜炒め
明日の予測作業時間:5h



2013年9月30日月曜日

top & grep & Matlab で、よく分からない現象になる

SDPA のメモリ測定は
$ top -b -d 10 | grep sdpa > memory.log &
$ ./sdpa
$ killall top
として memory.log に入っている内容を利用している。

これを SeDuMi の測定のために
$ top -b -d 10 | grep MATLAB > memory.log &
$ matlab -r "Matlab 用のコマンド"
$ killall top
と行うと、なぜかうまく実行できない。
ちなみに、MATLAB と大文字で grep に指定してあるのは、Matlab の実行コマンドが MATLAB であり top で表示されるときには MATLAB だからである。

不思議なことに、
$ top -b -d 10 > memory.log &
としてから
$ cat memory.log | grep MATLAB
とすると、なぜか問題なく表示できる。

今日の作業内容:メモリ測定 2h +発表準備 1h + 論文読み 1h
今日のランチ:つかさ ぶりの照り焼き
明日の予測作業時間:5h



2013年9月27日金曜日

ibus & ibus-el 不調

Debian の ibus が更新されて、今までの設定が削除されてしまった。

とりあえず、ibus のアイコンをクリックして「設定」をしてみると、これが起動せず。
LXDE のメニューから「ibusの設定」を調べると、起動していないのは ibus-setup というコマンドであることが分かったので、これをコマンドラインから実行すると

$ ibus-setup
ERROR:root:Could not find any typelib for Gtk
Traceback (most recent call last):
  File "/usr/share/ibus/setup/main.py", line 29, in <module>
    from gi.repository import Gtk
ImportError: cannot import name Gtk

というエラーであった。これについては、

$ sudo apt-get install gir1.2-gtk-3.0

とパッケージをインストールすることで ibus-setup を起動できるようになった。
(gir1.2-gtk-3.0 などが同時にインストールされないといけないようなので、依存関係にバグがあるのかもしれない。)

ただ、emacs から ibus-el を起動してみると、

eval: Traceback (most recent call last):
  File "/usr/lib/ibus-el/ibus-el-agent", line 555, in __stdin_cb
    exec sys.stdin.readline()
  File "<string>", line 1, in <module>
  File "/usr/lib/ibus-el/ibus-el-agent", line 499, in enable
    imcontexts[id_no].enable()
AttributeError: 'IBusELInputContext' object has no attribute 'enable'

というバグが出てきて、これについては解消方法が分からず。
もう少し時間をかけて調べてみようと思う。

ちなみに、ibus, ibus-el の現時点でのバージョンは以下の通りとなっていた。

 ibus                               1.5.3-7   
 ibus-el                            0.3.2-2 


今日の作業内容:発表練習 3h
今日のランチ:シッダルータ ダルカレー
明日の予測作業時間:5h


2013年9月26日木曜日

メモリ使用量の測定

プログラムを実行しているときに、C++ ならプログラム内部に実行時間測定関数を入れることができるので、容易に実行時間を測定できる。
ただ、メモリ使用量については、そのような関数が存在しない。
そこで、top コマンドをバックグランドで動かすことで代用している。
たとえば、SDPA を実行しているときであれば、

$ top -b -d 60 | grep sdpa > memory.log &
$ ./sdpa example100.dat-s example100.result
$ killall top

のようにして、memory.log から
$ cat memory.log | awk '{print $6}'
として、メモリ使用量のログを取り出す。
この中には、Megabytes なら m, Gigabytes なら g が付加されているので、それぞれを grep で切り分けて sort にかけて最大値を取り出すことになる。

今日の作業内容:SDPA-C のメモリ使用量測定 2h+発表準備 2h
今日のランチ:味庵 豚角煮丼
明日の予測作業時間:4h


2013年9月25日水曜日

発表練習開始

そのうちに英語での発表があるので、作ってあった資料を取り出してきて発表練習を開始した。
ただ、まだ日にちが多いので、集中力は今一つになってしまった。
このあたりの日数と集中力のバランスは、考えておきたいことの一つだ。

今日の作業内容:発表練習 2h + 論文校正 2h
今日のランチ:ココナッツシュガー タイしょうゆラーメンとガパオライス
明日の予測作業時間:5h


2013年9月24日火曜日

主成分分析の論文読み

主成分分析にSDPが使われることがあるが、今日は前に読んだことのある論文とは別の論文を読んでみた。
やはり、
(1) どのようにして SDP 緩和をするか
(2) 緩和であらわれた SDP の構造を、けいさんにどのように活用するか
の2点がポイントのようだ。
特に(1) は、どういった制約なら SDP として表現できるのか、というボキャブラリーを増やしておくことが肝要そうである。

今日の作業内容:論文読み 2h
今日のランチ:らく 焼き魚定食
明日の予測作業時間:3h


2013年9月20日金曜日

cutting-algorithm と oracle

昨日チェックしていた「cutting-algorithm で LP を解く」論文であるが、cutting-plane を構築する際に oracle を利用して構築していた。
数理最適化のソフトウェアとして実装することを考えると、oracle は大きな障害とも考えられる。

そもそも、ソフトウェアとして実装できないような計算を oracle として抽象化しているわけであって、ソフトウェアとして実装できるほどにアルゴリズムとして確定できるのであれば oracle として扱う必要もない。つまり、ソフトウェアとして実装できない部分があるために、入力と出力だけで決まるような計算量とならない。

この論文をどう活用したら面白いことができそうか、そのあたりを少し考えてみたいとは思っている。

今日の作業内容:論文読み 1h
今日のランチ:たちばな あじ
明日の予測作業時間:4h



2013年9月18日水曜日

LP を cutting-plane で解く

最近、「LP を cutting-plane で解く」という内容の発表を聞いてきた。
内点法とは異なる方法なので、どのくらいの性能なのか、一度聞いただけではパッと推測ができないので、論文を読んで検討してみることにする。

今日の作業内容:論文校正 2h
今日のランチ:食堂 牛カツおろしポン酢
明日の予測作業時間:4h


2013年9月17日火曜日

Virtualbox のゲストアディションのCD-ROMをマウントする

Virtualbox でゲストOSが Linux でGUI で実行している場合、通常はホストOS側で「ゲストアディションのインストール」を実行すると、自動的にマウントされる。
ところが、ゲストアディションの機能のファイルが壊れたりして、GUI が起動できなくなった場合には、コマンドでログインする必要がある。
これを行うには、
https://forums.virtualbox.org/viewtopic.php?t=15679
に載っている通り、ホスト側で「ゲストアディションのインストール」を実行した後で、ゲスト側で

# mount /dev/sr0 /media/cdrom

とすればできる。
これでゲストアディションを再インストールなどすると、壊れたファイルを回復できる時がある。


今日の作業内容:論文校正 2h
今日のランチ:らく チキン定食 油淋鶏
明日の予測作業時間:2h



2013年9月13日金曜日

徳島ショック

今週のうち3日間はOR学会で徳島市に行ってきたが、個人的にはかなりのショックであった。
いままでに学会などでいろんな市街地を見たりしているが、ここまで寂れた市街地はなかった、というのが率直な印象であった。
主な気になったところでは、
1.徳島駅から眉山ロープウェイに向かう途中にある歩道橋は、徳島市の中心街にあるにもかかわらず錆が相当進んでいる
2.徳島駅から歩いてすぐのポッポ街をはじめ、眉山ロープウェイのあたりに至るまでの商店街は、ほとんどが店を辞めており、シャッター商店街となっている
といったところである。

「自分の研究は、どれだけ役に立つのであろう」などと思ったりすると、懇親会などに行っているよりも、もっとすべきことがあるのかもしれない、ということも思ったりする。

今日の作業内容:論文校正 3h
今日のランチ:味庵 豚肉細切りの四川風炒め
明日の予測作業時間:3h


2013年9月6日金曜日

固有値分解の rank one update

行列 A の逆行列 A^{-1} が与えられているときに、rank one update の A+uv^T の逆行列は、 Sherman–Morrison formula で短時間で計算できる。

これと同じことを固有値分解で行うのが良さそうな例が手元にあるが、Sherman-Morrison ほど有名なものは今日調べた限りでは見当たらず、論文としては

Rank-one modification of the symmetric eigenproblem
James R. Bunch, Christopher P. Nielsen, Danny C. Sorensen,
Numerische Mathematik,
1978/79, Volume 31, Issue 1, pp 31-48

があった。この手法だと、ニュートン法での反復があるようだ。
rank one update を1回適用するだけなら数値誤差の影響はあまりないかもしれないが、手元にある例だと複数回適用する必要があって、その数値誤差がどの程度影響するかを把握しないといけないかもしれない。
ただ、論文になっているだけでソフトウェアとして実装されているわけではないようなので、ソフトウェアとしての実装も必要かもしれない。

今日の作業内容:固有値分解下調べ 2h + 論文校正 1h
今日のランチ:四川弁当 豚肉のにんにくの芽炒め
明日の予想作業時間:1h


2013年9月5日木曜日

Linux で PDF の6ページごとに1ページにまとめる

PDF を印刷するときに、複数ページを縮小して1ページにまとめて印刷できると便利であるが、Linux の場合には、pdfnup コマンドでできる。

例えば

pdfnup --nup 2x3 --frame true --paper a4paper --no-landscape sample.pdf

とすると、6ページごとにページが出来上がる。

今日の作業内容:資料作成
明日の予測作業時間:5h


2013年9月4日水曜日

SDPA のサポートの割合について

今日も SDPA についての問い合わせがあったが、最近よくあるのは Windows 版についての問い合わせである。
sourceforge でのダウンロードでの傾向で見ても、過半数は Windows からとなっている。
次に問い合わせが多いのが Linux, 最後に Mac と、こちらもダウンロードの傾向とほぼ沿っている。

ちなみに、問い合わせ内容も結構違っていて、Windows や Mac は SDP をほかの研究に利用したい、という数理最適化の研究者以外が多く、Linux で問い合わせてくるのは数理最適化あるいはコンピュータ関係の研究者が多い。

このあたりは、OS の選択と相関もありそうで面白そうなデータでもある。

今日の作業内容:書類整理 3h
今日のランチ:婆娑羅 つけ麺 ミニ
明日の予測作業時間:5h


2013年9月3日火曜日

LaTeXDraw の Version 3 の Beta 版を試してみた

TeX に図を作るときに、eps などで別途作るとファイルが大きくなってしまうので、簡単な図などは pstricks で作ると便利である。
そのときに LaTeXDraw を使うと、pstricks の命令を簡単に書くことができる。

LaTeXDraw の Version 3 の Beta 版を Debian testing にインストールして試してみたが、どうにもうまく動いていないようだ。
起動や図を書いたりはできるのだが、一度書いた四角などを再度選択して移動する、といったところで選択がうまくできないようだ。
あと、図と pstricks のコードが別のタブになって、同時に見ることができなくなってしまい、そのあたりは操作しづらい。

ちなみに、Debian の apt-get でインストールできる Version 2 では、このような現象は起きていない。

今日の作業内容:LaTeXDraw チェック 1h
今日のランチ:シッダルータ ダルカレー
明日の予測作業時間:5h


2013年9月2日月曜日

SDPARA-C コンパイル

今日は、最近問い合わせのあった SDPARA-C のコンパイル手順の確認を行った。
基本的には、インストールマニュアルに沿ってできるのだが、プログラムを書いた当時から比較すると使用しているライブラリのバージョンが上がったり、gcc のバージョンが上がったり、といったことに伴いコンパイルが通らくなくっている点に注意が必要である。

特に注意が必要なのは、以下の2点である。

(1) CLAPACK は Version 3.1.1.1 までしか対応しない。
3.2 だと integer を long int から int に変更すると、コンパイルのときにセグメンテーションフォルトで落ちてしまう。
このため、CLAPACK 3.2 では ScaLAPACK にそのまま接続できない。

(2) Metis は Version 4.0.3 までしか対応しない。
Version 5 だと idxtype が解決できずにコンパイルができない。

ちなみに、BLAS については、SDPARA-C を書いているときには ATLAS を使っていたが、ここの部分は OpenBLAS で大丈夫であった。

今日の作業内容: SDPARA-Cコンパイル 5h
今日のランチ:つかさ 生サーモン照り焼き
明日の予測作業時間:5h


2013年8月30日金曜日

論文読み終了

昨日読んでいた主成分分析の論文は、今日のうちに読み終わり。
途中から定義がなく話が進んでおり、数学的にあやふやな感じだった。
おそらくプログラムを読んでアルゴリズムを理解したほうが早そうな感じ。
ただ、どのあたりまで深追いするか、そのあたりのバランスが検討課題になりそうだ。

今日の作業内容:論文読み 2h + 資料作成 1h
今日のランチ:久絵 アジフライ定食
明日の予測作業時間:3h

2013年8月29日木曜日

主成分分析の論文読み

主成分分析は固有値と密接に関係しているので、そのあたりの論文を読んでみている。
ただ、内容がいまひとつ曖昧な表現で書かれていたりするところがあって、意図を組むのに時間がかかっているので、もう少し時間がかかりそうだ。

今日の作業内容:論文査読 1h + 論文読み 2h
今日のランチ:らく 豚焼肉のおろしポン酢
明日の予測作業時間:5h


2013年8月28日水曜日

SDPA for 64bit Windows

64bit の Windows 用にコンパイルした SDPA のバイナリだが、数値実験の結果を教えてもらったところ、なぜか 32 bit 版よりも 64 bit 版の方が高速に実行できるらしい。
メモリ空間へのアクセスが高速になるためなのか、それとも、そもそも 64bit Windows だと 32bit バイナリは遅くなってしまうのか、理由はよく考えていないが、高速になるということで、とりあえずは OK ということにしておく。

今日の作業内容:論文査読 2h
今日のランチ:つかさ マグロの竜田揚げ
明日の予測作業時間:5h

2013年8月27日火曜日

発表資料を一通り完成

昨日の続きで発表資料作りを行った。
だいたいの発表練習をしたところ、必要そうな時間にピッタリだったので、これで一通りの完成としておく。
いずれにしても、発表は1か月以上も先なので、また見直して進めておきたい。

今日の作業内容:発表資料作り 2h + 論文査読 2h
今日のランチ:シッダルータ キーマカレー
明日の予測作業時間:4h


2013年8月26日月曜日

発表資料準備中

発表資料準備の方は、だいたいの構成が決まって、どんな内容をしゃべるべきかをある程度練り始めたところである。
しゃべる内容は、ざっと3分の1強までしかできていないので、このあたりをもう少し進めていく必要がありそうだ。

今日の作業内容:資料準備 5h + 論文査読 1h
今日のランチ:サイゼリヤ ハンバーグ&マスタードチキン+ドリンクバー
明日の予測作業時間:4h


2013年8月23日金曜日

64bit Windows の SDPA 用に OpenBLAS をコンパイル



SDPA の 64bit Windows バイナリを生成するために OpenBLAS をコンパイルしているが、以下のような make コマンドを実行すると mingw64 でコンパイルがうまくできることが分かった。

ただ、これだと CBLAS, WARMUP, LAPACKE を使用しておらず、また DYNAMIC_ARCH なので生成されるファイルも大きなものになる。

    rm -rf OpenBLAS
    git clone https://github.com/xianyi/OpenBLAS.git
    cd OpenBLAS
    make \
CFLAGS="-static" CXXFLAGS="-static" FCFLAGS="-static" FFLAGS="-static" \
DYNAMIC_ARCH=1 \
HOSTCC=gcc \
CC=x86_64-w64-mingw32-gcc \
FC=x86_64-w64-mingw32-gfortran \
CROSS_SUFFIX=x86_64-w64-mingw32- \
BINARY=64 \
USE_OPENMP=0 \
NO_CBLAS=1 \
NO_WARMUP=1 \
NO_LAPACKE=1 \
libs netlib
  # この上までが make コマンドの引数
    ln -s libopenblas.a libopenblas.lib
    x86_64-w64-mingw32-ranlib libopenblas.lib
   

これを利用して、SDPA をコンパイルすると
$ file ./sdpa.exe
./sdpa.exe: PE32+ executable (console) x86-64, for MS Windows
となって、たしかに 64bit Windows バイナリが生成できる。
また、Windows で実行しているときにタスクマネージャで確認しても *32 が表示されないので、64bit バイナリとなっている。

今日の作業内容:SDPA コンパイル 2h + 資料作成 2h
今日のランチ:食堂 ライスS + わかめの味噌汁 + 野菜たっぷりハンバーグ + ほうれん草ごま和え
明日の予測作業時間:3h

2013年8月22日木曜日

SDPA binary for 64bit Windows に挑戦

今までの SDPA のバイナリが 32bit 用しかなかったので、改めて 64bit に挑戦をしている。

前回は、どうも amd64-mingw32msvc- を使っていたようなので、今回は x86_64-w64-mingw32- を使ってみている。
今のところコンパイル中なので、どうなるかは結果待ちといったところだ。

今日の作業内容:SDPA コンパイル 1h
今日のランチ:  ローソン 冷やし中華 + ポテトチップス
明日の予測作業時間:3h



2013年8月21日水曜日

Wine を Debian sid/unstable にインストール

SDPA の 64bit Windows binary が必要そうなので、以前はコンパイルに失敗したが今度はできるかもしれない、ということで再度挑戦してみている。

ただ、Debian sid/unstable から Wine のバイナリーが削除されているようなので、Wine のインストールをしてみた。
(SDPA の Windows binary は Debian 上でクロスコンパイルしている。)

1.
deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian sid main contrib non-free
を /etc/apt/sources.list に追加
2. # apt-get update
3. # apt-get build-dep wine
4. # apt-get install build-essentials checkinstall


5. git clone git://source.winehq.org/git/wine.git ~/wine-git
6. cd ~/wine-git
7. ./configure --enable-win64 --disable-win16 --disable-tests
8. make
9. # make install


参考 URL
http://forums.debian.net/viewtopic.php?f=10&t=68770
http://wiki.winehq.org/GitWine#head-ac963f86ee8616e2d0607735a80183b538379f84


今日の作業内容:発表資料作成 2h + SDPA コンパイル 1h
今日のランチ:ハーフレモン + おさつスナック + インスタント焼きそば + ミックスゼリー
明日の予測作業時間:1h



2013年8月19日月曜日

TeX で横書きのスライドを作成するときのメモ

TeX で横書きのスライドを作る必要があったので、そのステップをメモ書きで残しておく。

(1) documentclass に横書きの landscape を指定
\documentclass[landscape]{extbook}

(2) xdvi で開くときには、A4 の横である a4r を指定
xdvi -paper a4r sample.dvi

(3) pdf に変換するときにも横書きであることを示す -l を追加する。
dvipdfmx -l sample.dvi

今日の作業内容:原稿校正 2h
今日のランチ:らく 鶏の照り焼き定食
明日の予測作業時間:3h

2013年8月16日金曜日

計算式再検討

ちょっと間が空いてしまったが、計算式の再検討を始めている。
Newton 方向も分かり、だいぶ捗ってきた感じもあるが、まだまだ全体を構築するには何ステップかあるので、次のステップへも進めていきたい。

今日の作業内容:計算式再検討 1h
今日のランチ:味庵 豚肉細切りとにんにくの芽炒め
明日の予測作業時間:3h


2013年8月8日木曜日

原稿の校正

昨日までにラフに描いた原稿の校正をはじめてみた。
やはり、ラフに描いただけなので、修正点も数多い。
ここからどんどんと修正を進めていく必要がありそうだ。

今日の作業内容:校正 2h
今日のランチ:つかさ かんぱちまかない丼
明日の予測作業時間:2h



2013年8月7日水曜日

原稿のだいたいの骨格を書く

今日のところで原稿のだいたいの骨格まで書いた。
最初はページ数が足りないのでは?と思ってスリムにしていたため、逆にページ数が余りそうな雰囲気になっている。
ここから全体を見直して書き足すべき部分を検討することにする。

今日の作業内容:原稿作成 3h
今日のランチ:ココナッツシュガー トムヤンクンラーメン
明日の予測作業時間:3h


2013年8月6日火曜日

原稿作成

文章にまとめる機会をいただけたので、原稿作成を少しずつ進めている。
内容が多いのでページ数に納めるために、かなりの減量が必要そうなので、とりあえずは文章を作ってみて内容を削っていくことにする。

今日の作業内容:原稿作成 3h
今日のランチ:たちばな 〆サバ
明日の予測作業時間:4h


2013年8月5日月曜日

YALMIP で SDPA データの生成

SDPA についての問い合わせで多いのが、SDPA sparse format にするのが大変、ということである。
これについては、YALMIP で簡単に生成できる、という風に返信することが多い。
例えば

http://users.isy.liu.se/johanl/yalmip/pmwiki.php?n=Commands.Savesdpafile

のサンプルを参考にすると、比較的簡単に生成できる。
これで保存したファイルを SDPA online solver で解く、というのがお手軽である。

SDPA 自身に YALMIP と同様のインターフェイスを持たせることも可能とは思うが、SDPA は計算エンジンでもあるため、インターフェイスと両方を同時に改善するのが難しい。
インターフェイスは YALMIP などの専門に任せて、SDPA 自身は計算速度を重視する、という方向も一つの方向だとは考えている。

今日の作業内容:打ち合わせ 4h
今日のランチ:味庵 豆腐の厚揚げと野菜の煮込み
明日の予測作業時間:5h


2013年8月2日金曜日

プロファイリング結果をグラフィックス表示

gprof による解析結果は、有益ではあるがちょっと見づらいので、グラフィックス表示方法を探してみた。
すると、valgrind + gprof2dot.py + graphviz という3段で、以下のような表示をすることができた。





gprof の場合は、複数の関数から同一の関数を呼び出した場合、呼び出し先の関数の合計だけが表示されて呼び出し元からどれくらい来るのかが分かりにくかった。
たとえば、func1() と func2() の両方から func3() を呼び出している場合に、func1 と func2 がどれだけ func3 に依存しているかが分かりにくかった。
今回の方法だと、こういった情報も分かるので解析が便利である。
ただ、valgrind を使うので、gprof に比べるとプロファイリングが10倍以上時間がかかるようになる。
(gprof でも gprof2dot は名前が示す通り処理できるのだが、自分がやった範囲では valgrind のときに上の func3 についてなどの情報を得られてない。)

具体的な方法としては、
1. valgrind を callgrind で実行する
$ valgrind --tool=callgrind ./sdpa-c6 example1.dat-s example1.result
2. gprof2dot.py で結果を処理し、さらに graphviz で画像に変換する
$ ./gprof2dot.py -f callgrind -w callgrind.out.[プロセスID番号] | dot -Tpng -o a.png

ここで、gprof2dot.py は 
の Download から入手できる。valgrind, graphviz は Debian 系なら
# apt-get install valgrind graphviz
でインストールできる。

今日の作業内容:SDPA-C チェック 3h + センサーのデータ再チェック 2h
今日のランチ:シッダルータ ダルカレー
明日の予測作業時間:5h


2013年8月1日木曜日

SDPA-C 打ち合わせ

SDPA-C の改良についての打ち合わせがあった。
いろいろと改良のアイデアをもらったので、それについて考えていくことになりそうだ。
まずは、今の状況でどのようなスペックなのかを再確認するために、いくつかプロファイリングをする必要がありそうだ。

今日の作業内容:SDPA-C 打ち合わせ 2h
今日のランチ:ココナッツシュガー カオムーデン
明日の予測作業時間:3h


2013年7月31日水曜日

SDPA-C のソースをチェック

SDPA-C でちょっとチェックしておくべきことがあったので、そのために SDPA-C のソースをチェックしておいた。
マルチスレッドのあたりで、いろいろと工夫できそうな気もするが、もう少し検討してみる必要がありそうだ。

今日の作業内容:数式検討 2h + SDPA-C チェック 1h
今日のランチ:食堂 鮭のポテト焼き
明日の予測作業時間:3h


2013年7月30日火曜日

あちらを立てれば、こちらがが立たず

数式を変更していて、こうすれば変数が減らせるはず、と思って変形してみたら、計算式が煩雑になりすぎて見通しが悪化。
このあたりのバランス感覚が難しい。
もう少し式変形を見直す必要がありそうだ。

今日の作業内容:式変形 2h
今日のランチ:食堂 チキンソテー ガーリックトマトソース
明日の予測作業時間:3h

2013年7月29日月曜日

数式の復習

ちょっと間が空いてしまったので、数式の復習を兼ねて、いままでに検討していた内容をメモ書きにまとめておいた。
このメモを休憩時間などにちょくちょく見直しながら、数式などを検討していくことになる。

今日の作業内容:数式復習 2h
今日のランチ:らく 鶏の照り焼き定食
明日の予測作業時間:2h




2013年7月17日水曜日

発表練習

そのうちにプレゼン発表があるので、それに向けて練習をしておいた。
ほぼ時間はピッタリだけど、発表までは油断せずに何回か練習を繰り返しておきたい。

今日の作業内容:発表練習 2h
今日のランチ:東急ストア  トロピカーナ  + キャベツバランスサラダ + スパ王
明日の予測作業時間:3h

2013年7月16日火曜日

SDPA 7.3.9 が testing に

SDPA の Debian パッケージとして新しく登録しておいたものが、testing まで登録された。
まだ Ubuntu には反映されていないようだが、Debian の testing から自動的に反映されるので、こちらにも時間を追って反映されるかと考えている。

今日の作業内容:資料整理 2h
今日のランチ:弁当 揚げ鶏チリソース
明日の予測作業時間:2h


2013年7月11日木曜日

ようやく分かった

ここ1か月ぐらい計算が分かっていなかったところが、ようやく分かった。
図を書くことでだいたいの目処を立てて、KKT 条件で成り立つことを確認できた。
これで今までの障害の一つが取れたし、今まで以上に見通しをよくできることも分かったので、次のステップへと進めそうだ。

今日の作業内容:証明検討 3h
今日のランチ:食堂 ローストンカツジュレポン酢
明日の予測作業時間:2h


2013年7月10日水曜日

SDPA の unstable のパッケージ

SDPA の unstable のパッケージは7月5日に登録なので、testing になるまでにあと5日程度かかる予定。

ところで、バグなどの情報をチェックしていたところ、Ubuntu のほうで
#935439 sdpa version 7.3.5.dfsg-1build1 FTBFS on i386 in precise
というバグが残っていることが判明。
ただ、Ubuntu に登録されているバグを Debian パッケージとしてどのように取り除いたらいいのかが、調べる必要がありそうだ。(Debian に登録されているのであれば、close で終了できるが、close に
#935439 と書いたときに Ubuntu に登録されているバグであることを認識できるのかが今一つよく分からない。)

今日の作業内容:証明方針の再検討 1h
今日のランチ:味庵 豚肉と大根の煮込み
明日の予測作業時間:3h


2013年7月4日木曜日

DEP5 で debian/copyright

SDPA のDebianパッケージの修正を行っているが、スポンサーの方から、debian/copyright のフォーマットとして、 DEP5 という新しいフォーマットが登場している、ということを教えてもらい、SDPA についても、このフォーマットに沿うように修正をしてみた。

DEP5 については、
http://dep.debian.net/deps/dep5/
を参照にするとよくわかるが、要するに機械処理できるフォーマットで書きましょう、という点が重要なようだ。
実際に DEP5 に沿って書くには、上のリンクのページの一番下にあるサンプルを書き直すが便利である。

今日の作業内容:SDPA パッケージング 1h
今日のランチ:シッダルータ ベジタブルカレー
明日の予測作業時間:3h



2013年7月3日水曜日

Unity や LXDE でのファイル拡張子で開くときのコマンドの設定

Unity や LXDE(PCmanFM) などで開くときに、ファイルの拡張子に対応させるとなると、
~/.local/share/applications に設定が書き込まれる。
このときに環境変数などをうまく設定できない。

分かりやすく言うと、~/.local/share/applications のディレクトリにあるファイルを開いたときにコマンドを指定する Exec に対して
Exec=XMODIFIERS=@im=none emacs --xrm "Emacs.Font: VL Gothic-14" %F
のようにすると、最初の XMODIFIERS が実行ファイルとみなされて、これが実行できないためにうまく設定できない。
このようなときには、/usr/bin/env をかませて
Exec=/usr/bin/env XMODIFIERS=@im=none emacs --xrm "Emacs.Font: VL Gothic-14" %F
のように設定するとうまくできる。

今日の作業内容:SDPA パッケージング 2h
今日のランチ:東急ストア カレイのあんかけとあさりごはん弁当
明日の予測作業時間:2h


2013年7月2日火曜日

Debian 用パッケージの更新作業

昨日に続いて、Debian 用の SDPA パッケージ作業を行った。

Debian のパッケージは、mentors にアップロードされて、そこでチェックをしてもらうことになる。
SDPA の場合は、
http://mentors.debian.net/package/sdpa
にチェックを受けるファイルの情報がある。

ここで自動的にチェックされる部分はチェックされて表示されているが、SDPA の場合は lintian の warning が出てしまっている。
この hardening-no-fortify-functions の warning はリンク先
http://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=673112
を読むと、CPPFLAGS に `dpkg-buildflags --get CPPFLAGS` を設定すれば解決できる、となっているが、これは行っているが warning が残っている。
おそらく、Octave のバイナリに対して warning が出ている点からも Octave のリンクしているファイルの可能性があるかと思われるが、もう少し調べてみようと思っている。

今日の作業内容:SDPA パッケージ 2h
今日のランチ:食堂 豚キムチ+コーンクリームコロッケ, 五目ひじき
明日の予測作業時間: 1h


2013年7月1日月曜日

SDPA 7.3.9 の準備

SDPA の Debian パッケージが、このままでは testing から外れてしまう、というメールが来たので、その点をクリアするために SDPA を 7.3.9 とする準備をしている。

実際には SDPA のパッケージ自体に問題があるわけではないが、前にあった octave でのバグが SDPA-M の部分に影響していたようで、そのバグを明示的に close する必要があり、他のこまごまとした修正もこの機会に更新してしまうつもりである。

今日の作業内容:SDPA 更新 2h
今日のランチ:らく マグロのづけ丼
明日の予測作業時間:3h


2013年6月25日火曜日

式変形の続き

これまでの式変形だと、連立方程式になった時にやはり変数の数と方程式の数が一致せずに、うまく解けない。
少しずつ式変形のバリエーションを試してみているが、まだもう少し時間がかかりそうだ。

今日の作業内容:発表資料準備 2h + 式変形の続き 1h
今日のランチ:食堂 牛肉コロッケ&エビフライ
明日の予測作業時間:1h


2013年6月24日月曜日

定式化の続き

先週は後半にあまり時間が取れなかったが、今日から少しずつ定式化について再検討を開始している。
やはり、まとめての表現では難しいようなので、とりあえずは Newton 方向をどのように求めるかに着目していくべきかとは思う。

今日の作業内容:定式化検討 0.5h
今日のランチ:らく 鶏の照り焼き(油淋鶏)
明日の予測作業時間:3h

2013年6月20日木曜日

Zorin 7 を試してみる

昨日 Zorin 6.2 について調べていて気がついたが Zorin 7 が利用可能になっていた。
今日は空き時間を使って少しずつインストールをしてみた。

インストール自体は、日本語で進められるので便利である。
ただ、インストールした後のメニューはやはり英語のままなので、 language selector で日本語にする必要がある。

あと、6.2 に比較して 7 のほうが動作は遅め。
nautils も OS を起動した直後だとアイコンをクリックしてから 10 秒程度かかっている。(一度 nautils を使えば、そのあとはアイコンクリックから2,3秒で使えるようになる様子。)
Windows のタスクバーに相当するバーもログインしてから 10 秒以上かかっている。
まぁ、Ubuntu ベースであるので、必要以上の機能が動いている感じで、あまり速度は期待できない。


全体的には、デザインがきれいになっているので、PC のスペックが Windows 7 で快適なぐらいあれば快適なのかもしれない。

今日の作業内容:Zorin チェック 1h
今日のランチ:つかさ かんぱちまかない丼
明日の予測作業時間:2h


2013年6月19日水曜日

Zorin OS をチェックしてみた

ずっと以前に Virtualbox でインストールしていた Zorin OS 6.2 を久しぶりに起動してみた。

以前は guest additions をインストールしていなかったかが、今回インストールしてみると、DVDのisoをマウントした時点で自動的にスクリプトが起動して、パスワード入力だけで guest addition がインストールできた。この点は、非常に便利であった。

ただ、guest additions を入れてシームレスモードにしたら、画面がちらつくようになって、見づらくなってしまった。
原因がZorin OS なのか、Virtualbox なのか、ホスト側の Windows なのか、それとも液晶ディスプレイなのか、検討すべき候補が多すぎるので、とりあえずはそのままにしておいた。

全体的な操作感としては、Linux Mint とほぼ同じぐらいの反応速度のような印象であった。
もともとベースにしているのが Linux Mint も Zorin OS も同じ Ubuntu なので、そのあたりは Ubuntu と似たような速度なのかもしれない。

ただ、普段が Debian に Gnome を一切インストールせずにLXDEだけで使っていることもあって、Zorin OS, Linux Mint はだいぶ遅く感じてしまう。
Linux Mint の LXDE 版は前に試した時にあまり速くはなかったが、Zorin OS の LXDE 版はまだ試していないので、これを試してみるのも、ありかもしれない。


今日の作業内容:式変形 2h
今日のランチ:東急ストア 梅しそ弁当+ミックスゼリー
明日の予測作業時間:3h



2013年6月18日火曜日

仕切り直し

今まで計算していたところは、行列の形でうまく表現できていないところがあったので、再度仕切りなおして計算を始めなおした。
まだまだ一進一退、というところである。


今日の作業内容:式内容検討
ランチ: 食堂 ライスS  + 豆腐とわかめの味噌汁  + 豚生姜焼き&唐揚げ + ほうれん草ごま和え&ひじき
明日の予測作業時間:2h


2013年6月17日月曜日

式変形の続き

先週から取り組んでいる、行列を分割して情報を取り出せるか調べる、という式変形の続きをしている。
ただ、行列が絡んでいるので、それほど直接的なわけでもなく、まだまだ試行錯誤が必要そうだ。

今日の作業内容:式変形 1h
今日のランチ:らく 焼き魚定食
明日の予測作業時間:3h


2013年6月14日金曜日

pcmanfm の拡張子設定がいま一つできず

Windows のエクスプローラに相当するものが LXDE の場合には pcmanfm なのであるが、どうにも関連付けの設定ができていない。
ダブルクリックで TeX ソースを emacs で開くときに、コマンドオプションを入れられないのが痛いところ。コマンドラインからだと alias をつけているので、それと同じことをしたいのだけど。
おそらく、どこかの設定ファイルに設定するのだと思うが、このあたりがよく分からず。

今日はあまり時間が取れずに調べることができなかったので、ここにメモしておいてまた調べることとする。

今日の作業内容:証明検討 0.5h
今日のランチ:食堂 豚バラ大根煮
明日の予測作業時間:3h



2013年6月13日木曜日

行列をどう表現するべきか

昨日行き詰ったところは、やはり一日で突破するのは無理で、今日も一日、ウンウンと考えてきてみた。
どうやら、行列を一つの行列としてではなく、いくつかに分解するとうまく行きそうな気もするが、そのあたりも含めて、再度検討が必要そうだ。

今日の作業内容:検討の続き 1h
今日のランチ:シッダルータ ベジタブルカレー
明日の予測作業時間:3h

2013年6月12日水曜日

いきなり行き詰り

証明の読み込みを一通りしたところで、既存研究をベースに拡張しようとしたところ、いきなり行き詰った。
もちろん、そんなにストレートに行くものばかりでもないので、ここは何日かに分けて検討する必要がありそうだ。
ここからは、コツコツと試行錯誤することになる。

今日の作業内容:拡張検討 2h
今日のランチ:たちばな しまあじ
明日の予測作業時間:3h


2013年6月11日火曜日

Debian での cron-apt による自動更新

Debian のパッケージは apt-get や aptitude で更新できるが、これを cron-apt に任せると cron で自動的に実行できるようになる。

方法は、
$ sudo apt-get install cron-apt
で cron-apt を導入して、/etc/cron.d/cron-apt のところの cron の設定で更新頻度を設定する。
更新頻度はいくつかサンプルがあるので、行頭の # を外すだけでもいいし、cron の書き方でカスタマイズするのもいい。

ちなみに、通常では
$ sudo apt-get update
ぐらいを cron で定期的に行うだけなので、完全に自動化するには
/etc/cron-apt/action.d/3-download
を書き換えて
# dist-upgrade -d -y -o APT::Get::Show-Upgraded=true
dist-upgrade -y -o APT::Get::Show-Upgraded=true
autoremove -y
autoclean -y
update
とする。

ただし、この設定の場合、自動更新で不具合が発生する場合もあり、下手をすると再インストールが必要になる危険性もある。


今日の作業内容:証明読み込み 2h
今日のランチ:食堂 チキンのタルタル焼き
明日の予測作業時間:3h


2013年6月10日月曜日

証明読み込みの続き

先週に引き続いて、証明読み込みの続きをしている。
前に読んだときによく分からずに読み飛ばした部分も、何回か読み込んで考えてみると分かることもある。
当然ではあるが、読み直していくたびに理解が深まる。

以前に分からなかった部分も、今日読んでいて、いくつかの簡単な誤植を含んでいて、それで読めなくなっていたことも分かった。少しずつではあるが前進しているような気がする。

短期目標:証明読み込みを今週中に
今日の作業内容:証明読みこみ 1h
今日のランチ:松屋 生姜焼き丼
明日の予測作業時間:3h


2013年6月7日金曜日

Virtualboxで仮想ディスクのvdi を圧縮

最近になって、Virtualbox 起動時にディスクアクセスが頻発しているような気がするので、仮想ディスクをコンパクトにすることにした。
方法は、
http://doruby.kbmj.com/hotdog/20120924/VirtualBox_
を参考にしたが、ホストが Windows で ゲストが Linux のときには、以下の手順となる。

(1) ゲストの Linux 側で不要スペースを 0 で埋める

$ dd if=/dev/zero of=zero bs=4k; rm -f zero

(2) ゲストの Linux をシャットダウンして、Windows 側のコマンドプロンプトで

> cd "C:\Users\ユーザー名\VirtualBox VMs\ubuntu"
> "C:\Program Files\Oracle\Virtual Box\VBoxManage.exe" modifyvdi  --compact ubuntu.vdi

のように実行する。
ちなみに、ubuntu.vdi は実際の仮想ディスクに合わせて名前を修正することになる。

これを実行したところ、13GB あった仮想ディスクが 8 GB 程度まで減った。
それなりに効果があると思われる。

今日の作業内容:証明読み込み 2h
今日のランチ:ココナッツシュガー タイ風醤油ラーメンとガパオライスセット
明日の予測作業時間:3h


2013年6月6日木曜日

証明読み込みを再開

昨日で資料作成はだいたい一段落ついたので、今日から証明読み込みを再開。
2週間ぐらい間が空いてしまって、内容がおぼろげになってもいるが、改めて証明を読み直すと自分が理解してなかったところを理解できたりして、これもなかなか面白い。

今日の作業内容:証明読み込み 1h
今日のランチ:シッダルータ ダルカレー
明日の予測作業時間:2h


2013年6月5日水曜日

資料ほぼ完成

最近作っていた資料がほぼ完成。
ただ、まだまだ修正できそうなところもあるので、少しずつ気がついたときに修正することにしようと思う。
でも、これで一仕事に近いので、また証明などの読み直しの時間が取れそうだ。

今日の作業内容:資料作成 1h
今日のランチ:食堂 牛しゃぶおろしポン酢
明日の予測作業時間:3h

2013年6月4日火曜日

KKT 条件のKT論文

数理最適化で KKT 条件は欠かすこのとできない存在であるが、たまたま調べ物をしていたら、KKT 条件の KT 論文が掲載されているところを見つけた。

http://projecteuclid.org/DPubS/Repository/1.0/Disseminate?view=body&id=pdf_1&handle=euclid.bsmsp/1200500249

たまに、不可欠になっているような論文を見つけて読んでみると、温故知新な感じで面白さがある。

今日の作業内容:資料作成 2h
今日のランチ:食堂 カツカレーM + 五目ひじきに +ほうれん草胡麻和え
明日の予測作業時間:3h


2013年6月3日月曜日

octave の mesh を単色で作る

octave や matlab で mesh など3次元グラフを描くときには、高さによって自動的に色がつく。
これはこれで非常に便利なのだが、いくつかの曲線を描くときには、曲線ごとに色を付けたい時がある。
そんなときには、mesh の変数を一つ追加して、色を指定すれば解決する。

例えば、

dx = linspace(0, 1, 20)';
dy = dx;
dz = ones(length(dx),length(dy));
[xx, yy] = meshgrid(dx, dy);
zz = xx.*xx + yy.**yy;

mesh (dx, dy, zz, 1.5*dz);

などのようにする。
特に、1.5*dz の1.5を 0 から 10 程度に変更すると、octave の場合はだいたい一通りの単色が出てくるようである(このあたりは試行錯誤して行っているが、たぶん、どこかに方法が書かれているのだと思われる)。

今日の作業内容:資料作成 2h
今日のランチ:サイゼリヤ ハンバーグオニオンソース&ポーク焼肉
明日の予測作業時間:3h




2013年5月31日金曜日

octave と matlab の変数代入の違い

octave と matlab だと細かい違いがあるが、今日気がついたのは

octave なら
>>> x = y = 3
は実行できるが、matlab だとエラーになる

ということだった。
この違いは、ちょっと意外なものだった。

今日の作業内容:資料作成 1h
今日のランチ:食堂 のり玉弁当
明日の予測作業時間:2h

2013年5月30日木曜日

Debian wheezy から jessie へ切り替え

普段は、Debian の testing である wheezy を使っていたが、Debian で wheezy が stable としてリリースされたので、新しい testing である jessie へと移行した。

作業内容は簡単で、
/etc/apt/sources.list
の行を変更して、wheezy だったところを以下のように testing にした。
deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ testing main
deb http://security.debian.org testing/updates main

このあとで、
$ sudo apt-get update; sudo apt-get dist-upgrade
として500MBぐらいの更新を行った。

いろいろと不要なパッケージが入っていることに気が付いたので、以下のものを削除。
(ただし、nautilus は自分が LXDEを使っているから不要であって、Gnome なら必要と思う)

valgrind
openbsd-inetd
nautilus
libgstreamer-plugins-base0.10-0

さらに gcc がバージョンアップしていたので、これらをインストール。
gcc-4.8
gfortran-4.8

スペルチェック用の ispell がいつの間にか削除されていたので再インストール。
aspell

あとは、最終処理として
apt-get autoremove
apt-get autoclean
を行い、再起動してもう一度 autoremove, autoclean をしておいた。

ダウンロードに時間がかかったが、ダウンロードさえ終われば、あとは1時間もかからなかった。
(時間を計測していなかったので、30分もかかってないかもしれない。)

今日の作業内容:資料作成 3h
今日のランチ:シッダルータ ベジタブルカレー
明日の予測作業時間:2h



2013年5月29日水曜日

パワーポイントのグラフアニメーション

パワーポイントで資料を作っているときに、グラフの各系列を順にアニメーションできないだろうか?と思っていたところ、そのような方法があった。

http://kokoro.kir.jp/pp/animation-graph.html

に書かれている通りでできる。
ただ、現状でできるのは、「系列1」->「系列2」->「系列3」と順番が固定されているようで、たとえば「系列2」->「系列3」->「系列1」などのひょうに表示することはできないようだ。
このあたりは凡例と同時に表示できる方法があるのか、少し調べてみたい。

今日の作業内容:データ調べ 2h + 資料作成 2h
今日のランチ:味庵 豚肉の細切りの四川炒め
明日の予測作業時間:3h


2013年5月28日火曜日

emacs と global

emacs でコードを読むときに global が役に立つということが以下のところにまとめられていた。
http://www.machu.jp/diary/20090307.html#p01
このあたりを参考にして、global を使ってみようと思う。

今日の作業内容:資料作成 1h
今日のランチ:食堂 ライスS + トン汁 + ほうれんそう胡麻和え + 白身フライタルタルソース
明日の予測作業時間:3h


2013年5月27日月曜日

資料整理

今日は、こまごまとした資料整理をしているだけで時間がおわってしまった。
やはり、こういった時間ができるだけすぐに終わるように施策を考える必要がありそうだ。

今日の作業内容:資料整理 3h
今日のランチ:らく 焼き魚定食
明日の予測作業時間:4h


2013年5月24日金曜日

資料読み込みの続き

今日も昨日に引き続き、資料などの読み込みを行っている。
昨日よんだところとも重複しているところもあるが、その分は逆になぜ重要なのか、などが違った書き方で書かれていたりなど、参考になる。
もう少しかかりそうである。

今日の作業内容:読み込み 1h
今日のランチ:サイゼリヤ キーマカレー
明日の予測作業時間:3h

2013年5月23日木曜日

資料読み込み

最近貯めてあった資料の読み込みを、今日の空き時間にしてみた。
いろいろな応用などが書かれていたりなどで参考になる。
やはり、たまには資料の読み込みなども必要である。

今日の作業内容:資料読み込み 1h
今日のランチ:シッダルータ ベジタブルカレー
明日の予測作業時間:2h


2013年5月22日水曜日

関数解析のPDFファイル

関数解析の日本語の本としては

「集合・位相空間要論」 青木 利夫、 高橋 渉

がよく書けているが、これと同じぐらいよく書けている本を英語で探してみたところ、

https://www.math.ucdavis.edu/~hunter/book/pdfbook.html

にPDFが置いてあった。
最適化の研究には、特に1章や6章が役に立つ内容と思っている。

今日の作業内容:発表資料検討 1h
今日のランチ:食堂  鮭のバター醤油ソテー
明日の予測作業時間:2h


2013年5月21日火曜日

論文読み直し

ずっと前に読んでいた論文の内容が必要になったので、再読を始めた。
こまごまとメモを書いてあるので、前回読んだ時よりはスムーズに読めるが(自分が分からなかったところにメモをしてあるため)、集中力の問題か時間がかかる。
もう少し集中力を高めて読み進めたい。

短期目標:読み直しを来週月曜までに
今日の作業内容:読み直し 2h
今日のランチ:食堂 エビフライとコーンクリームコロッケ
明日の予測作業時間:2h


2013年5月20日月曜日

milli second で解けるSDP

前にどこかの研究集会で話を聞いていたときに「milli secondでSDPを解いている」というのがあって、「そんなに高速に解けるのは不思議」と思っていたが、全く別の内容で読んでいた論文にそのことが書いてあった。

高速で解ける理由としては、
(1) SDP が一般のSDPではなく、特殊形になっている。
(2) 内点法に近い計算をしているが、近似計算になっており、精度は低め。
(3) Newton 法の反復計算を、特殊形の構造を利用して高速化している。

このうち、(3) の内容は、他にも応用が利きそうで面白い。

今日の作業内容:論文読み込み 3h
今日のランチ:らく づけ丼と小鉢のセット
明日の予測作業時間:3h

2013年5月17日金曜日

jnlp のダウンロードファイルを削除する


Javaのウェブアプリケーションである jnlp ファイルであるが、一度実行すると本体のファイルをキャッシュにダウンロードして、次回以降の本体ファイルのダウンロードをスキップできる。

使用が終了したときに本体ファイルはキャッシュに残っているが、これを削除するには、コマンドラインで
cd C:\Program Files (x86)\Java\jre7\bin
でディレクトリに移動した後、
javaws -viewer
で Java の設定パネルを表示して、そこから削除することになる。



今日の作業内容:資料作成 2h
今日のランチ:信華園 高菜炒飯
明日の予測作業時間:3h




2013年5月16日木曜日

クリークの話

今日はクリークの話を聞いた。
ポイントは x(e)+x(f)-x(g) <= 1 という制約のところだった。

話を聞きながら途中から自分で考えてみたが、「目的関数のところで c(e),c(f), c(g) がどういう錐になっているか」というのが気になるところ。
たぶん、この錐のひとつは c(e) + c(f) - c(g) <=0 のような式を持っていると思うが、他の式との共通部分で錐が構成されているのでは?と思ったりもする。


今日の作業内容:資料作成 2h
今日のランチ:らく 焼き魚定食
明日の予測作業時間 1h


2013年5月15日水曜日

情報統計力学について調べてみる

調べ物をしていたときに気になったキーワードである「情報統計力学」について、少し調べてみた。
調べてみると、いろいろな研究が含まれていることがわかる。

そもそも、「情報」「統計」「力学」それぞれのキーワードで膨大な研究があるわけで、その共通部分でも、やはり様々な研究があるようである。
中には、SDPなどの最適化研究にもつながりそうな感じもするので、どういった研究があるのか、また時間を作って調べてみたい。

今日の作業内容:情報統計力学調べ 1h
今日のランチ:味庵 豚の生姜焼き
明日の予測作業時間:3h



2013年5月14日火曜日

双対定理の証明のステップ

双対定理は、SDPの理論枠組みでも重要な位置を占めるが、たまにはどのような証明がされているのかを見直しておくのもいいので、枠組みをまとめておく。
証明については、Todd のサーベイ論文を参考にした。

(1) Level Set の有界性とcompact性
⇒これにより、主問題の最適解の存在が保証される
(2) 超平面による分離定理
⇒Level Set とそれ以外(特に、主問題の最適値よりも小さいところ)を分離する
(3) 選択定理
⇒主問題の最適値よりも小さいところは、主問題の解が当然存在しないが、これに選択定理をあてることで、双対問題の実行可能解を構築する

主に、この3ステップで証明が構成されている。

今日の作業内容:文献検索 3h
今日のランチ:食堂 肉豆腐
明日の予測作業時間:4h




2013年5月13日月曜日

sqrt の凸緩和

{(x,y):y \ge x^2} は凸集合であるが、{(x,y):y \ge sqrt{x}, x \ge 0} はもちろん凸集合ではない。
この2つ目の集合に対して、どのように凸緩和を行うか考えているが、これがなかなかに難しい。もう少し条件付きの
{(x,y): y \ge sqrt{x}, 0 \le x \le a}
を凸緩和できればいいのだが、安直に考えると、(0,0) と (a, sqrt{a}) を結ぶ線に緩和されてしまい、どうしたものか。

短期目標:今までとは別の証明の論文をチェックする
今日の作業内容:証明校正 2h
今日のランチ:シッダルータ ダルカレー
明日の予測作業時間:3h

2013年5月10日金曜日

Reset RefTeX Mode

TeX の ref を emacs で入力するときに RefTeX モードは非常に便利だが、RefTeX モードの一覧で出てくる数式は、最新の状態を反映していない時がある。(つまり ’C-c)’ で一覧に現れないものがある。)

これに困っていたのだが、メニューから 「RefTeX」->「Reset RefTeX Mode」とすると、これが最新の状態に更新されることに気が付いた。

やはり RefTeX モードは便利である。

今日の作業内容:証明書き 2h
今日のランチ:シッダルータ エッグカレー
明日の予測作業時間:5h



2013年5月9日木曜日

ちまちまと書き足し その4

今日は、できるだけ多くの時間を使って証明の書き足しを行った。
だいぶのことが分かっているが、細かいところを詰め切っていないところもあるので、そのあたりを確認しながら証明を書いている。
証明については、あともう少しで書き足しが終わりそうだ。

短期目標:証明を今週末までに一度書いてみる
今日の作業内容:証明書き足し 5h
今日のランチ:らく 鶏の照り焼き定食
明日の予測作業時間:4h


2013年5月8日水曜日

ニアミス

証明を書いている内容について少し調べ物をしていたら、非常によく似た問題を解いているものが最近になって論文として出ていた。
似たような内容を検討している人もいると思うので、証明についても早め早めに進めなければ、と思う。


今日の作業内容:証明書き足し 3h
今日のランチ:味庵 麻婆豆腐
明日の予測作業時間:3h

2013年5月7日火曜日

線形計画問題をアナログ回路で解く

arXiv をチェックしていたところ、「線形計画問題をアナログ回路で解く」という内容の研究がアップロードされていた。

http://arxiv.org/abs/1305.0853

細かいところまで読む時間が取れていないが、今までにはなかったようなアイデアで、なかなかに面白いと思う。
時間を見つけて読んでおきたいと思う。

今日の作業内容:証明書き 2h
今日のランチ: 食堂 チーズインチキンカツ
明日の予測作業時間:4h


2013年5月2日木曜日

ちまちまと書き足し その3

今日も、ちまちまと証明部分の書き足し。
やはり、双対定理と実行可能領域の有界性が重要ということがよく分かる。

それにしても、数式を TeX にするのに、思っていた以上に時間がかかる。
このあたりを効率化する方法を検討したほうがいいのかもしれない。

短期目標:証明書きを来週中に
今日の作業内容:証明追加 3h
今日のランチ:四川 回鍋肉
明日の予測作業時間:3h


2013年5月1日水曜日

ちまちまと書き足し その2

今日も証明について TeX にちまちまと書き足している。
今までのところ、証明に間違いは見つかっていないので、ほっとしている。
ただ、油断大敵かもしれないので、気を付けていきたい。

短期目標:最適性条件のところを明日までに
今日の作業内容:TeX 書き込み 3h
今日のランチ:サイゼリヤ ハンバーグ&チキンピカタ
明日の予測作業時間:4h



2013年4月30日火曜日

ちまちまと書き足し

証明内容まで進む前に、今日はアルゴリズム部分を書き足し。
変数にどのアルファベットをあてるか、などを含めて書いているため、それほどスピードアップはしていない。
いずれにしても、集合が複数あるので、そのあたりをうまく処理する必要もある。

短期目標:アルゴリズム記述を明日までに
今日の作業内容:アルゴリズム書き足し 3h
今日のランチ:らく まぐろのづけ丼と小鉢セット
明日の予測作業時間:4h


2013年4月26日金曜日

定式化から書き直し

昨日まで考えていた証明について、TeXでの入力作業を始めてみた。
全体の見通しを良くするために、問題の定式化から書き直すこととした。

今日の作業内容:TeX への入力 2h
今日のランチ:ひろBay お好み焼き
明日の予測作業時間: 3h


2013年4月25日木曜日

証明がもう一歩前進

残っていた大きな障害のところは、一通り証明ができたところまできた。
最後のところも、やはり Level Set で方がついた。

次は、ここまでの証明で間違いがないかを文章を書きながら再検討することになりそうである。


短期目標:1週間程度で定式化とアルゴリズムを文章に
今日の作業内容:証明検討 3h
今日のランチ:つかさ 生サーモン照り焼き
明日の予測作業時間:4h


2013年4月24日水曜日

証明が一歩前進

ここ5日(もっと長い?)をかけていた証明のワンステップがどうにか前進。証明方針もかなりの変更をして、なんとかできるようになった。

基本的には、
1. Level Set が有界
2. 強双対定理
の組合せ。
やはり、この2点は証明の強力な道具である。

短期目標:もう一か所の証明を今週中に
今日の作業内容:証明検討 3h
今日のランチ:シッダルータ キーマカレー
明日の予測作業時間:3h


2013年4月23日火曜日

またも一進一退


証明について考えていたのは、証明できたと思っていたところに誤りがあっさりと発見され、一進一退の様相。
もう少し時間がかかりそうだ。


今日の作業内容:証明検討 3h
今日のランチ:食堂 筍ご飯と鶏肉照り焼き茶碗蒸し付き+ポンデライオン3個セット
明日の予測作業時間:3h



2013年4月22日月曜日

VirtualBox のシームレスモードのクラッシュを回避

Debian をゲストとしていた場合に、シームレスモードだと以下のようなエラーメッセージが出力されてVirtualBoxが停止してしまう。

====

問題の署名:
  問題イベント名: APPCRASH
  アプリケーション名: VirtualBox.exe
  アプリケーションのバージョン: 4.2.12.0
  アプリケーションのタイムスタンプ: 5167d6dc
  障害モジュールの名前: VBoxOGLhostcrutil.dll
  障害モジュールのバージョン: 0.0.0.0
  障害モジュールのタイムスタンプ: 5167d68b
  例外コード: c0000005
  例外オフセット: 0000000000016fa8
====

このことは、検索したらバグとしてちゃんと報告されていた。
https://www.virtualbox.org/ticket/11723?cversion=1

ここの報告の下の方を見ていたところ、
「3Dアクセラレータ」のチェックを外したら大丈夫だった
という報告があった。
これにしたがって、
「設定」->「ディスプレイ」->「3Dアクセラレーションを有効化」のチェックを外す
という作業をしてみたところ、クラッシュが回避できるようになった。

やっぱり、バグをどのようにして回避できるか、などを報告しておいてもらえると、とても有益だなぁ、と考えられることであった。

今日の作業内容:証明検討 1h
ランチ:味庵 豚角煮と筍煮込み
明日の予測作業時間:3h



2013年4月19日金曜日

Level Set の重要性

この前のわからなかったところは、証明に必要なこと以上に要求していることが分かったので、そのあたりはなんとかなりそうだった。

ところで、最適化の証明にはいくつかあるが、Level Set の有界性は重要なステップである。
たとえば、Todd の SDP のサーベイでも強双対定理の証明のあたりで Level Set の話がでてくる。
自分でいろいろと証明を考えるようにしてみると、どういった証明がポイントなのかわかってくるのが、かなり面白くはある。

短期目標:もう一個の証明方法を検討するのを火曜日までに
今日の作業内容:証明検討 3h
今日のランチ:信華園 レバー野菜炒め
明日の予測作業時間:2h



2013年4月18日木曜日

VirtualBox が crash するようになった

VirtualBox が最近のアップデートになって 4.2.12 r84980になったが、 Debian の LXDE 上だとクラッシュするようになった。
Debian がクラッシュするのではなく、VirtualBox 自体が動作を停止してしまう。

今のところ分かったのは、LXDE でシームレスモードにしているときに、2個以上のウィンドウが重なっている状態で、片方のウィンドウをマウスで移動すると、クラッシュする。

とりあえずは、クラッシュしないようにウィンドウを重ねずに使ってみて、VirtualBox, Debian のどちらかが更新されるのを待とうかと思うが、うまくいかないようだったら、VirtualBox を古いバージョンにダウングレードすることも検討したい。

今日の作業内容:証明検討 3h
今日のランチ:たちばな ヒラメ
明日の予測作業時間:3h


2013年4月17日水曜日

ちょっと進んだような気がする

最適解が一意でないのが問題になっていたが、その問題となっている点がうまく回避できそうなことが分かってきた。
次から次へと問題が現れつつ、それを綱渡りで乗り切っていく、といった感じになっている。
まだまだ時間がかかりそうだ。

今日の作業内容:証明検討 1h
今日のランチ:食堂  鶏の唐揚げチリソースがけ
明日の予測作業時間: 3h


2013年4月16日火曜日

定式化の問題

メールで問い合わせがきた内容で、定式化がうまくいくかどうかを検討している。

たとえば、x^T Q x は Q が正定値であれば凸である。
ところが、Q に 0 未満の固有値が含まれていても、||x||^2 = 1 が実行可能集合であれば、その上でのみ凸関数とみなせる。
こういったことがうまくできそうで、まだうまくできていない。
なかなかに難しいものだ。

短期目標:証明読み込みを木曜までに
今日の作業内容:定式化検討 2h
今日のランチ:食堂 蒸し豚胡麻ダレ
明日の予測作業時間: 1h


2013年4月15日月曜日

証明内容の再検討

先週考えたところで、最適解に一意性がないことがわかったので、そのあたりが証明にどう影響するかをチェックしている。
最適解の一意性は、参考にしている論文の中で証明を大幅に短縮する役割をもっており、これを外すと、やはりそれなりに広範囲に書き換えが必要になる。
もう少し検討が必要そうだ。

短期目標:証明の変更点を確認
今日の作業内容:証明の確認 2h
今日のランチ:らく まぐろのづけ丼
明日の予測作業時間:2h


2013年4月12日金曜日

解の一意性がなかった。。。

最近考えていた内容について、うっかり間違いがあって、最適解の一意性がないことがわかってしまった。

基本的には、最適解が一意の場合には、反復計算の点列がそこに収束することを示せばOKとなるが、最適解が一意でない場合には点列が収束するとは限らない。
このあたりをどう処理するかを検討する必要がありそうだ。

短期目標:証明の方針を再検討
今日の作業内容:証明読み込み 2h
今日のランチ:らく 鶏の照り焼き定食
明日の予測作業時間:3h


2013年4月11日木曜日

Riesz の定理と線形計画問題

Boyd と Vanderbeiの本に目を通していて気がついたが、Riesz の定理はLPなどによるモデル化でも重要である。
たとえば、目的関数が <c,x> と表現されるが、これですべての線形関数を表現できることが Riesz の定理で示される。
SDP の場合にも、<C, X> の C が対称行列だけであるが、これもすべての線形関数を表現できる。
このようなあたりに、Hilbert 空間での知識の蓄積を垣間見ることができる。

短期目標:証明読み直しを明日までに
今日の作業内容:証明のメモ書き作成 2h
今日のランチ:サイゼリヤ ほうれんそうのスパゲッティとドリンクバー
明日の予測作業時間:3h


2013年4月10日水曜日

違う分野との共同論文

今までほとんど SDP が使われていなかった分野の研究者がSDPの定式化を利用してくれたおかげで、共同で論文を書けそうなので、そのdraftをチェックしている。
専門用語などで違いがあるので辞書が手放せないが、違う分野の話なども見ていると、それはそれで興味深い点も多い。

短期目標:draft 書き足しを今週いっぱい、証明読み直しも今週いっぱい
今日の作業内容:draft チェック 3h
今日のランチ:味庵 ニラレバ
明日の予測作業時間:4h



2013年4月9日火曜日

Zorin OS 6.2 をインストールしてみた

Windows の操作感によく似た Linux という Zorin OS を試しにインストールしてみた。
Ubuntu ベースだけあって、インストール自体は非常に簡単にできる。
初期ログインのときに日本語にするための操作が始まるが、ubuntu 側のパッケージのバージョンが上がっていてファイル名が想定と異なり、日本語化はうまくいかず。
ここで、update manager でシステムを一度更新してから

http://netbuffalo.doorblog.jp/archives/3947601.html

に載っている内容で日本語にメニューなどを設定すると、一通りのものが日本語になった。

さっと触ってみた感じだと、Windows に似ている操作感なので、そのあたりは便利。
ただ、アプリケーションのリストが Ubuntu なので、そのあたりは慣れが必要。
でも、Mac よりも操作は分かりやすいかも。

短期目標:証明の読み込み
今日の作業内容:証明読み 1h
今日のランチ:食堂 ポークソテー和風ステーキソース
明日の予測作業時間:4h




2013年4月8日月曜日

復習も大事

ここまで読んできた論文の中でも、原論文に近いものを再度読み直して、分からないところを細かく取り除くようにしている。
今までは、いまひとつよく分からなかったところも、2時間ぐらい考えてよく分からなかったが、あとで歯磨きをしているときに分かったりする。
今回読んでいるものは証明が短いので、あともう少しで細かいところも取り除けそうである。

短期目標:証明読み切りを水曜までに
今日の作業内容:証明読み 3h
今日のランチ:シッダルータ エッグカレー
明日の予測作業時間:3h


2013年4月3日水曜日

証明の切り貼り

最近、複数の論文を並行して読んでいるが、少し困っているのは、どの論文も細かい誤りが含まれているようで、その誤っているところを別の論文で補正しながら読み進めている。
やはり、間違いのない証明の形にするだけでも、もう少しかかってしまいそうである。
(本来にしたいのは、それをベースに別のことを示す必要があるのだが。)


短期目標:もう一つの証明の方を読み込む
今日の作業内容:証明読み 3h
今日のランチ:シッダルータ チキンカレー
明日の予測作業時間:2h




2013年4月2日火曜日

証明をコツコツと読む

いま証明しようとしていることの、元になりそうな論文まで絞り込めたので、この論文の証明をコツコツと読んでいる。
やはり、1度か2度読んだだけだと、どのあたりがポイントなのか分からないので、何がポイントかを確認しながら読み直すことが重要そうだ。

短期目標:証明読みを今週中に
今日の作業内容:証明読み 3h
今日のランチ:味庵 坦々つけ麺
明日の予測作業時間:3h

2013年4月1日月曜日

octave のブーリアン演算子と短絡ブーリアン演算子

Matlab の場合は、論理演算の OR を繋ぐときには | のひとつでも || のふたつでもいいのだが、Octave の場合には、これが厳密に区別されるようだ。
例えば、

clear; X=3; if (X==3 || UNDEFINED_VALUE == 1 ); fprintf('yes\n'); end
は X==3 の時点で if が成立するので、UNDEFINED_VALUE については関係ない。
UNDEFINED_VALUEが定義されていなくても yes と表示される。
これが、

clear; X=3; if (X==3 | UNDEFINED_VALUE == 1 ); fprintf('yes\n'); enderror: `UNDEFINED_VALUE' undefined near line 11 column 24
の場合には、UNDEFINED_VALUE が定義されていないことが明示的にエラー処理される。

Matlab と Octave の両方を書くときには、 || の2本で書いておいた方が、とりあえずは無難である。


短期目標:収束についての論文を水曜までに読み直す
今日の作業内容:最適解の存在の証明 2h
今日のランチ:ハンバーグデミソース&ブラッツ&ペッパーチキン
明日の予測作業時間:5h



2013年3月29日金曜日

証明をTeXに書いておく

昨日の証明は少し間違いがあったので、それを修正しておいた。
ただ、そのまま置いておくと、メモがどこかに行ってしまいそうなので、TeX でまとめておくことにした。
手書きの数式だと簡単に書けるが、TeX できちんと文章にする、というのは結構時間がかかるものである。

短期目標:収束性の証明の検討
今日の作業内容:git レポジトリの準備 2h + TeX に入力 2h
今日のランチ:角笛 幕の内弁当
明日の予測作業時間:4h

2013年3月28日木曜日

最適性の証明

この前から考えていたアルゴリズムのは、終了条件が一般的な終了条件と異なっていることに気がつき、終了条件のときに最適解になっているかの検証が必要だとわかった。

試行錯誤してみることで、双対定理をつかうと、この証明ができることが分かった。
やはり、双対定理は強力である。


短期目標:収束の証明方針の検討
今日の作業内容:最適性の証明 3h
今日のランチ:たちばな しまあじ
明日の予測作業時間:4h


2013年3月27日水曜日

論文からの数値実験プログラム

今まで読んでいた論文のうち、一つについては数値実験プログラムが見当たらないので、自分で Matlab で作成してみた。
ざっと200行程度で書くことができたので、比較的シンプルに実行できる。

ただ、収束性などの細かいヒューリスティクスが論文には明記されていないので、そのあたりをどう判断するかが難しいところだ。

短期目標:証明することをはっきりさせる
今日の作業内容:プログラム作成 4h
今日のランチ:味庵 青椒肉絲
明日の予測作業時間:3h



2013年3月26日火曜日

medit で、Linux 上の日本語テキスト印刷

Linux でのテキスト印刷の場合、enscript を使うと postscript に整形して印刷ができるのだが、enscript の問題点は日本語が通らない点である。

今日気が付いたが、medit だと印刷した状態を PDF に保存できる。
あとは PDF ビューアで実際に印刷すればよい。
medit では、C/C++などの構文に色を付けてくれる機能もあるので、プログラムの印刷などに便利である。


短期目標:今日読んだ論文のプログラムを3日程度で組んでみる
今日の作業内容:論文読み 3h
今日のランチ:シッダルータ ダルカレー
明日の予測作業時間:5h


2013年3月25日月曜日

論文読み直し

この前から読んでいる論文を再度読み直して、証明に必要なポイントを列挙するようにしている。
ちょっと時間はかかりそうだが、きちんと理解しておかないと、あとあとで困るので、多少の時間がかかっても、これで進めることになりそうだ。

短期目標:論文読み直しを水曜日までに
今日の作業内容:論文読み直し 4h
今日のランチ:角笛 ポークピカタ
明日の予測作業時間:5h


2013年3月22日金曜日

論文読みの続き Part 3

今まで読んでいた論文は、証明は分かるけど、なぜその証明なのか、というコンセプトがよく分からず、その前に書かれた論文、さらにそのベースとなった論文とまで読んでみた。
この辺りまで来ると、どういうコンセプトの計算式であって、どのように計算されているかを把握できるようになってくるので、かなり理解が深まる。
ただ、証明をするとなると、通り一遍読んだだけでは把握できていないので、もっと読み込む必要がありそうだ。

短期目標:途中まで読んであった元の論文を読み直す(来週中間までに)
今日の作業内容:論文読み 4h
今日のランチ:つかさ しめさば
明日の予測作業時間:3h



2013年3月21日木曜日

論文読みの整理

ここ最近で、8本ぐらいを読み込んでいるが、そのうちに
(1) 証明などで重要なもの
(2) 基礎的な内容として重要なもの
(3) 定式化として重要なもの
など、いくつかの特徴に分けて整理しておいた。
このときに年代を一緒に書いておくと、どの論文がどの論文の影響を受けているのか、などが分かって、理解の助けになる。
もう少し読んでおいて、そこから重要なポイントだけを読み直すことにする。

短期目標:論文読みを今週中ぐらいで片づける
今日の作業内容:論文整理1h + 論文読み 2h
今日のランチ:味庵 レバニラ
明日の予測作業時間:5h


2013年3月19日火曜日

論文読みの続き Part2

今日はあまり時間が取れなかったが、少しは論文読みを進めることができた。
やはり、何本か似た内容の論文を読んでいるので、効率的に読み進めることができる。

短期目標:木曜までに2本論文を読み切る
今日の作業内容:論文読み 2h
今日のランチ:食堂 イタリアンハンバーグ
明日の予測作業時間:3h

2013年3月18日月曜日

論文読みの続き

この前ピックアップした論文を立て続けに読んでいるが、その4本目。
この論文は、2本目に読んだ論文の誤りを修正している、とのことで読んでみた。
かなり難しくて、最後のあたりを読み飛ばしてみたが、なんと最後の最後に「2本目の論文を書いた著者自身が、別の論文でその誤りを修正してある、ということが投稿中にわかった」と記されていて、この情報が一番大事だった。

でも、いくつかの論文を立て続けに読んでいると、キーワードも慣れてくるし、証明も似ているのでだんだんと読むスピードが上がってくる。

短期目標:あと2本の論文読みを木曜日までに
今日の作業内容:論文読み 4h
今日のランチ:らく づけ丼と小鉢のセット
明日の予測作業時間:3h


2013年3月15日金曜日

medit が便利そう

今まで簡単なメモなどは、LXDE に標準の leafpad を使っていたが、leafpad は GTK のキーバインド制御とは独立してしまい、今一つの使い勝手であった。
今日調べてみたところ、medit というエディタがあり、これをインストールしてみたところ、GTK のキーバインディングをそのまま使えることが分かった。
(GTKのキーバインディングを Emacs のキーバインディングと同じように設定していれば、Emacs のキーバインディングで操作できる。)

細かい設定をすれば、TeX のコンパイルなども連携できるようであり、python で機能拡張も比較的容易になっているようである。
(TeX のコンパイルも、設定のところでは、python 経由で呼び出しているように見える。)

短期目標:非単調 SPG の論文を20日前後までに読む
今日の作業内容:SPG の論文読み 4h
今日のランチ:シッダルータ エッグカレー
明日の予測作業時間:3h