2014年11月14日金曜日

INFORMS Annual Meeting 6日目―7日目(7日分)

昨日の夜は10時ぐらいにベッドに入って、一度寝たけど12時ぐらいに
目が覚めてしまい、そこからうつらうつらして2時ぐらいに何とか
眠ったみたいだった。
今朝は5時15分の目覚ましで起きて、そこから出発の準備を進めた。

ホテルの朝ごはんは7時からで、7時20分にシャトルバンが迎えに来ることを
考えると間に合わないので、買ってあったチョコクッキーなどを食べて済ませた。
7時ちょっとすぎにホテルの部屋を後にして、ロビーでチェックアウト。
今回は余計な支払いがなかったので、1分と掛からずにチェックアウトが終了。
ホテルの外に出てシャトルバンを待つことにするが、今日はこの滞在では
初めての雨で、ホテルの入り口から見えるケーブルカーも雨の中を走っていた。

シャトルバンは7時30分ごろに到着して、そのあとで他のお客さんなども
乗せながら、カルトレイン駅の近くを経由してサンフランシスコ空港へ到着。
シャトルバンで予約すると3時間ぐらい前には空港に到着してしまうので、
搭乗手続きも空いていて、あっという間に搭乗手続き完了。
そのあとのセキュリティチェックもあっという間に完了。
結局、2時間半ぐらいは空港内でブラブラとすることに。

空港で一番のお店は、本屋さんである。アメリカでは市内の本屋さんが
軒並み閉店しているため、本をいちばん取り扱っているのが空港、
ということも珍しくない。今回も Market Street, Powell Street には
目ぼしい本屋さんはなかったので、ここで本をチェックしてみた。
今回は、3部作となっている3作目の Reached を購入してきた。

それでも時間がたくさんあるので、そのあとは椅子に座って日本から
持ってきた本を読んだりしていた。

帰りの飛行機は NH 7 便で10時45分からの搭乗案内の予定だったが、
10分程度遅れての搭乗開始だった。
飛行機が滑走路に向かう間に映画を見始めることができるように
なったので、今回は「ティファニーで朝食を」を鑑賞。
行きの映画で見た「ホットロード」がなかなかいいできだったので、
「ティファニーで朝食を」はそれほどでもなかった感じがあった。
でも、こちらのほうが価値観が単純化されているので、
分かりやすさがいいかと思う。

機内食は、サバの味噌煮。ANAの機内食は全体的にヘルシーなので、
お腹に詰め込む感じがなくて食べ終わった後もぐったりしなくて
済むのがいいところだ。カロリーも抑え目なので、運動できない機内では
ちょうどいい感じ。

そのあとは、たまに寝たり、だらだらと起きていたり、だらだらと
過ごしている間に機内が明るくなってきたので、もう一本映画を見ることに。
今度は、「南風」という日本と台湾の合作で、日本の雑誌記者が
台湾での取材をしないといけなくなって、台湾の女の子をガイドにして
自転車で旅をしていく、というもの。
半分は台湾の観光紹介も兼ねているので景色はいいところが多いけど、
日本人と台湾人が言葉が通じない中でストーリーが進んでいくのがよかった。
最後のあたりの自転車で電車を追いかけるシーンが一番良かった。

朝ごはんはビーフとチキンのうちのチキンを選択。
これも洋食ながらも比較的サッパリと食べることができて良かった

飛行機は成田空港が混んでいたので少し旋回したけど、10分程度の
遅れで無事に着陸。そのあとは、入国審査と税関を簡単にクリアできて、
成田空港を後にした。

2014年11月12日水曜日

INFORMS Annual Meeting 5日目(7日分)

今朝も6時30分に起きだしては見たけど、昨日の夜にあまりよく眠れなかったので、
まだまだ体に疲れがある感じだった。
それでも、朝ご飯を済ませて8時からのセッションに何とか参加。
WA-39 のところで聞いたのは、糖尿病についての研究だったが、やはり病名などになると
英単語が足りないので、このあたりも少しずつは身に着けたい英語でもある。
研究方向としては、逆問題として解いている、とのこと。

最後のセッションは WE-40 で、ここでは動的計画法によって病院の諸問題を
解決する、といった話を聞くことができた。
動的計画法では計算量が大きくなって解けないところは、近似計算で
実用化している、という話につながっていた。

6時ちょっと前に最後のセッションが終わり、これで INFORMS Annual Meeting も
終了なので、最後の夕食を食べに行くことにした。
最後なのでちょっと奮発をしてレストランでパスタにすることにした。
今回は ヒルトンから歩いて5分ぐらいのFINOというレストランで
GAMBERI VODKA というパスタを注文してみた。
トマトクリームソースのパスタで、見た目以上にボリュームがあったけど、
具として入っているエビが美味しかったので、これを最終日に持ってきて
正解だと思った。
お店は、6時ちょっと過ぎに入ったけど、あっという間にお客さんでいっぱいだった。

レストランからの帰り道は、Powell 通りまで出て、Walgreen を少しブラブラとしてから
ホテルに帰ってきた。


2014年11月11日火曜日

INFORMS Annual Meeting 4日目(7日分)

今日は、発表があるため、朝から少し緊張気味だったかもしれない。
朝の Pleanary は Bertsiemas の話で、これまでに Bertsiemas が影響を受けた本として
2冊が紹介されていた。
この本については、日本についたらもう少し調べてみたり、購入も検討してみよう。
内容としては、「機械学習では Lasso などの手法が増えているが、
Mixed Integer Optimization の解法が発展してきたために、こちらを
使っていくのも良さそうだ」というようなことだった。

午前中は TB-43 のセッションを聞いたが、その中で B-spline で近似する、という
話があった。これについては SOCP に定式化できる、とのことだったので、
B-spline と似たような近似でも SOCP, SDP で近似できるものがあるかもしれない。
また、TB-38 のセッションの話では Health care の話で、血液を保管しておくときの
解析などの話があって、普段聞くことができない話なので面白かった。

今日は、お昼の直後に発表ということで、お昼はクッキーを軽く食べて終了。
そのまま自分のセッションに行ってきた。
始まる前に話しかけてきてくれた人がいて、今回の自分の話を聞きに来てくれたとのこと。
自分の発表の後で質問をしてくれたけど、専門的な知識のところで
あまりうまく答えられなかったので、日本に帰ったら調べることにしてみる。
聞きに来てくれた人には、論文をメールで送ることを約束しておいた。

午後の Plenary は Google の人の話を聞く予定だったが、土壇場でのキャンセルになり、
もう一つのほうをみんなで聞くことに。
こちらはクレジットカードの信用などについての話で、FICO スコアの発祥の地が
サンフランシスコ、というのは初めて聞く豆知識だった。
話の途中で 7 Lessons for OR というのがあったので、まとめておく。
(話を聞きながらメモしているので、途中で間違いがあるかも。)

1: Ensure model relevant to decision maker
2: Know if static model is sufficient or insufficient
3: Making model "public" means model will be gamed
4: Verify data used in model
5: If updated data will become available, build the model so it can be used
6: Model extrapolation can be dangerous
7: If model disagrees common sense, think before using the model

午後のセッションは TD-38 で Health care の話を聞いてきた。
Radiation Therapy はアメリカでは70万人が年間受けているため、
5%の過誤も3万人以上の人数になる、ということがあって、
過誤をどのように減らせるかを数学的モデルで研究している内容があった。
別の発表では上海の大きい病院では外科手術が年間6万件もあって、
手術室のスケジューリングをしたら10.3% 改善された、
という話があった。このスケジューリングの話は近似アルゴリズムによって、
精度保証ができているのも面白かった。

セッションが6時に終わってから、7時30分のバンケットまで時間があったので、
街をブラブラとして、SF MOMA のストアを見てきたり、Walgreen で買い物をしてきた。
7時30分ちょっと前にヒルトンの中のバンケット会場に行ったら、やはり
大混雑だった。
料理はお肉などもあって豪勢だったかと思う。反面、飲み物はミネラルウォーターも
すべて有料になっていて、のどが渇くこと渇くこと。
ちなみに、料理は前年に引き続いてハンバーガーが出てきていた。
INFORMS のバンケットの定番メニューとして定着するのかもしれない。
会場では、自分のところで質問してくれた人にも偶然会うことができて、
また会話もできたのでよかった。

あとは、ホテルに戻ってきてから、日本から持ってきた論文に目を通したり、
Bertsiemas がお勧めしていた本についてチェックなどをしたりしている。

2014年11月10日月曜日

INFORMS Annual Meeting 3日目(7日分)

昨日の夜は、あまりうまく寝つけずに3時間程度の睡眠時間になってしまった。
でも、朝起きてみると、頭は眠いのにご飯は食べたい、という不思議な状況だった。
とりあえず、昨日と同じく朝ご飯を部屋に取りに行って、軽く済ませてから準備をしてみた。

今朝も8時からのセッションということで行ってみると、やはり朝が早いせいか、
あちこちのセッションでも疎らな感じだった。
午前のセッションでは、MA78 を聞いてみた。
ここでは、台湾の研究者の発表が集まっていた。
最初の発表では、船舶が東南アジアの国を回るときにできるだけ少ない港に停泊する、
というのを整数計画問題に定式化していて、これをCPLEXで解こうとすると時間が
かかりすぎるとために sub-gradient と local search を組み合わせている、
ということだった。実用上の問題を解くときにはデータの精度の問題もあって、
厳密解を計算する必要もないので、このような方法も役に立ちそうである。
MA78の3番目の発表では、「災害時に道路が複数ダメになった時に、どの道路を復旧する
かを決める問題」が考えられていて、これについてはモデルの提案だったので、
いろいろと手法を考えてみるのも面白そうだった。
いずれにしても、NP-hard になることは確実で、RCPSP などとも関連していて、
このあたりは調べてみようと思う。

午前の Plenary では、CDC の人が Polio のワクチンなどの話をしていた。
CDC はエボラ出血熱の関係で名前を知っていたけど、
今回の発表では、Health care が多いこともあって、医療関係者も多いようだ。

午前のもう一つのセッションでは、電気自動車のための電気ステーションを
どのようなところに建てるべきか、というMB-69のところの話を聞いてきた。
去年もこのような発表があったりしたけど、少しずつモデルが変わるようで
似た感じの研究が多くなっているため、もしこの研究をしてみるなら、
参考文献調査をきちんとする必要がありそうだ。
日本の場合にもこのような研究は進んでいると思うが、どの学会で
進んでいるのかを把握しておきたいと思う。

MB-69 のセッションが少し早めに終わったので、お昼も早めに食べに行った。
15分程度早いにも関わらず、すでに subway が込み始めていたので、
ホテルが近い(というか道向かい)自分はテイクアウトで買ってきた。
今回は Turkey Bread にしてみた。そういえば、テイクアウト用の袋は
「再利用してね」というメッセージが書いてあって、10セントの料金に
なっていた。Walgreen もそうだけど、袋が別料金になっているところが
増えているのだと思う。

午後の Plenary は MOOCについてのパネルディスカッション。
(1) MOOC の教材を作るには、実際の授業時間についての10倍程度の時間がかかる
(2) コースをちゃんとクリアして単位取得に相当するのは、コースを始めた人の5%から10%程度
(3) 一度教材を作って公表すると、あちこちから問い合わせのメールが一気にくる
(4) 有力大学に人気が集中しやすくなり、普通の大学は弱小化する
というあたりだった。(ただ、時差ぼけの睡魔との戦いの中だったので、
途中で聞き間違っているかもしれない。)

午後のセッションでは、MD-53 を聞いてきた。
このなかでは、dynamic programming と dualtiy theorem を組み合わせたものが
あって、なかなかに面白そうだったけど、株のオプションなどの話が加わっているので、
マルチンゲールなどの知識をいれないと理解ができないところがヘビーそうだ。
また、risk measure がどのような性質を満たすべきか、という発表では、
これらの性質を満たす関数空間でロバスト最適化すると、有限次元での
凸最適化問題に定式化できる、という発表になっていて、面白かった。

聞き終わった後にホテルのロビーに行ったら、大量の参加者であふれていて、
もはや誰がどこにいるのか良く分からないので、夕飯を食べに行くことにした。
今回は、Powell street にある Tad's steak を食べてきた。
ここはファーストフード感覚でステーキを食べることができるお店で、
その分お値段もステーキとしてはお安い。(ただし、subway などと比べれば
もちろん高い。)
ステーキはミディアムにしてもらった。
ブザーをもらって5分ぐらい待っていたらブザーが鳴ったので、ステーキを取りに行ってみた。
やはり、アメリカンサイズで相当なボリュームになっていた。
6時30分ぐらいに食べ始めて、7時までかかって、なんとか完食。
もうお腹一杯。

2014年11月9日日曜日

INFORMS Annual Meeting 2日目(7日分)

今日は、朝6時30分に起きだして、眠気にも耐えながら支度。
朝ご飯がホテルについている、ということだったので、指定された
部屋に行ってみたら、パンと飲み物が置いてある小部屋だったので、
これらを持って帰って自分の部屋で食べたり飲んだりしてみた。

今回最初のセッションとしては、SA-52 を聞いてみた。
ここでは、Max-clique を nuclear norm で計算したり、
cut minimization problem を解いていたりなど、
組み合わせ最適化に対する SDP などの研究となっていた。

Plenary にさきだって、発表の数などが紹介されていたが、
今回は5,000件の発表がある、とのこと。
ホテルの中も発表者があふれていて、もはや誰がどこにいるのか、
まったく収集がつかない状況になっていた。

午前中のもう一つのセッションでは、RAS のコンペティションの
話を聞いてきた。鉄道に関する応用に関するコンペティションで、
ヒューリスティクスなどが用いられていた。
やはり、大規模で実用的な範囲だとヒューリスティクスの効果は
高いようだった。

お昼は、参加者があちこちに散らばっている関係で、subway も
3軒もあるのに、どこも長蛇の列になっていたりする。
結局、メキシコ料理のところでテイクアウトをして、
ホテルで食べてみた。
やはり、ホテルが近いと便利である。
ブリトーは、さっぱりとしていて、パクパクと食べることが
できた。ただし、ボリュームはやはり大きい。

午後のセッションでは、Public Health のチュートリアルを聞いてみた。
Public Health は statistics, optimization, simulation, queing-theory と
いろんなものの結合体になっていて、多くの研究が行われている、
とのことだった。
生活習慣病をいかに減らすか、という話や、健康診断をどのような
頻度で受けるべきか、などの話もあった。
日本でも似たような研究があるだろうし、今後も必要不可欠な
応用と考えられるので、そのあたりも調べてみることにする。
今回の INFORMS では、Health Care に関する発表がとても多い。

午後のセッションの後は、それぞれのsocietyごとに meeting があって、
そこでは optimization の賞が発表されていた。
そのあとの全体のウェルカムレセプションは、ほんとに人が多くて大変だった。
INFORMS は参加者が多くなりすぎて収集がついていないが、
発表テーマが多岐にわたるところが面白いところでもある。

2014年11月8日土曜日

INFORMS Annual Meeting 1日目(7日分)

今日から INFORMS でサンフランシスコということで、
今回は日暮里から14時45分のスカイライナーに乗って、成田空港には15時23分に到着。
いつもは成田空港で両替をしているけど、今回は直前に大幅な円安になってしまったので、
両替をすることなく、セキュリティチェックをパスしてみた。
ゲートに到着してからは、そこで待っているのではなく、いろんなゲートを見て回って
体力を使っておいたりしてみている。こうすると飛行機の中でも眠りやすい。
今回の飛行機はANAの8便で、17時20分ちょうどに出発。
今回は離陸の前から映画を見ることができた。

今回の最初に見た映画は「STAND BY ME ドラえもん」で、ドラえもんの中でも
選りすぐりのエピソードを集めての構成になっていて、なかなかにいい出来だったと思う。
やっぱり「ドラえもん」には、いいエピソードや勉強になることが多い。

9時間しかないフライトの割には夕飯が少し遅めだったみたいで、
次は「万能鑑定士Qの事件簿」を鑑賞。
こちらは、原作の9巻目を実写化していることもあって、登場人物の紹介から
メインストーリーまで含めてだったので、ちょっと全体的に淡白な印象。
そもそも、小笠原との距離は原作だと最初のあたりで全然縮まらないので、
そのあたりが一気に進むあたりは端折っている感じもあった。
でも、最後のモナリザを選ぶシーンは、原作にもあったのをいい方向に改編してあったと思う。

ちなみに、機内食は和食がタラバガニのどんぶりで、洋食がハヤシライスという2種類からの選択。
「これはタラバガニばかりだろうなぁ」と思っていたら、自分の周りはやっぱり和食ばかりだった。
今回は冷奴が入っていたのが珍しかったかもしれない。
味は日系の航空会社だけあって美味しかった。タラバガニもそれなりに味が出ていてよかった。

映画の4分の3ぐらいまできたところで食べ終わったので、そのまま映画を見終わってから
ちょっとだけ仮眠をとった。すでに5時間を切っているところだった。
うつらうつらしていると、そのうちに機内が明るくなってきたので、残り時間を確認したら
2時間ちょっと。
ここから3本目の映画の「ホットロード」を鑑賞。
この映画は、暴走族のヘッドの彼女になる話、とばかり思っていたら、
むしろ親子の葛藤が重要なテーマの一つになっていた。
「誰かに愛されることで、自分の命の大切さを知る」というあたりが伝わってきてよかった。
あと、最後のセリフもグッとくる内容だった。このセリフは原作にあるのか、映画オリジナルなのか
気になるところでもある。

朝食は和食と洋食で、今回も和食を選択してみた。
こっちも比較的さっぱりと食べることができてよかったと思う。

飛行機はサンフランシスコに予定よりも10分程度早く到着。
これは幸先がいいかな、と思ったら、入国審査に長蛇の列ができていて、
終わるまでに50分以上かかってしまった。アメリカはテロの対象になる国なので、
このあたりは仕方がないかもしれない。
空港からはシャトルバンを使って市内へ。だいたい40分程度かかったところ。
今回のホテルは「HOTEL FUSION」でチェックインしようとしたら3時以降でないと
チェックインできない、とのことで、荷物だけ預けることにした。
まだ11時30分なので、今日の予定を決めて、今まで行ったことのない
UCバークレーを見に行ってみることにした。

今回は電子チケットの clipper を買おうとしたところ、駅では買えないようなので、
近くのインフォメーションで聞いてみたら Walgreen で買える、ということで、
Walgreen に行って 20$ 分を買ってみた。最初の初期化で3$が余計にかかるけど、
これ以降は駅でチャージすることもできる。

駅に戻ったら、ちょうど Richmond 行きの電車が来たので、これに乗って30分弱で
バークレーに到着した。
バークレーの街並みは初めてかと思っていたら、実は2006年に一度
ローレンスの研究室に用があってきたのを思い出した。
でも、前回は研究室往復で UC バークレーを見学することはなかったので、
今回は初めてキャンパスに入ってみた。
ここのキャンパスは、町中にあるのに、思っていた以上に緑が多くあった。
まるで公園の中に大学を作ったみたいだ。
15分ぐらい歩いて、大学のシンボルでもあるセイザータワーに上ってみた。
エレベーターで昇ってから、最後は少し階段を上って展望台に出ると、
サンフランシスコの街並みまで見ることができるようになっていた。
ダウンタウンからゴールデンゲートブリッジまで見ることができる、
見晴らしの良さが良かった。

そのあとは、今度は美術館に10$を払って寄ってみた。
こちらは建物の構造が複雑で、それぞれの階層で異なる展示もあって、
さらに水墨画などは名誉教授が関係してある展示まであり、
このあたりはいろんな文化が混じっている大学こその展示だな、
と思ったりもした。

美術館を後にした後は街をブラブラとしてみた。
途中でダイソーに寄ったら、ほんとに日本で見たことがある商品ばかりで、
アメリカまで来たことを忘れてしまいそうだ。
そのあとは駅に戻ってBARTでサンフランシスコ市内に戻った。
この帰りの電車は、時差ぼけ効果もあって、うっかり眠ってしまいそうで
危なかった。

サンフランシスコ市内でもいろいろなお店を見学しているうちに
3時を回ったので、まずはINFORMSの会場に寄ってアブストラクトを
ピックアップしてからホテルに戻ることにした。
ヒルトンの中での受け付けがどこにあるか、右往左往している人が
大量にいて、自分も迷った挙句に10分ぐらいかけて、無事に
アブストラクトを回収。
今回のアブストラクトは2cm以上の分厚さになっており、
毎日運ぼうとはとても思えない厚さになっている。

ホテルにチェックインして、部屋を見てみたら予想以上に狭くて、
日本でいえばAPAホテルのシングルのような感じだった。
値段がAPAホテルの倍以上するのが、やはり不動産が値上がりしている
サンフランシスコならではなのか。

夕飯を探す旅に出たところ、土曜日で週末の混雑になっていて
あちこちのお店で行列ができていた。
今回は Panda Express でテイクアウトにしたけど、これだけで
15分以上かかってしまった。
一度ホテルに戻って、Walgreen でミネラルウォーターなどを購入。
再度ホテルに戻り、夕飯にする。
ここからはさすがにアメリカンなボリュームなので、なかなかヘビーだけど、
野菜を多めにしたのが良かったのか、無事に食べきることができた。
ただ、8時ぐらいから睡魔に襲われて1時間ぐらいダウン。
そのあとになんとか置きなおして、明日以降のスケジュールを確認した。

2014年11月7日金曜日

資料をラフに完成

最近作っていた資料は、今日で80%程度の完成。

これで数週間おいてから構成を見直すことで、スライドの順番を入れ替えたりなどをしながら完成させることになる。

今日の作業内容:資料作成 3h
明日の予測作業時間:1h


2014年11月6日木曜日

資料作りの続き

数か月先に向けての資料作りをもう少し進めている。
今回は、最適化計算のところをグラフィカルなイメージでわかるようにするために、変数を2個に抑えることにしてみた。
図を書いたりするのは、やはり Matlab や gnuplot を使うと便利でもある。

今日の作業内容:資料作り 2h
明日の予測作業時間:3h

2014年11月4日火曜日

微分方程式下調べ

今日もコツコツと下調べ。
微分方程式つきの最適化の場合は、大きく分けて2種類があり、

1.時間や空間を離散化して普通の最適化問題にした後に、最適化手法を用いる
2.最適性条件を用いて問題を変形した後に、離散化を行う

ということのようである。
1のほうが自分としては分かりやすいが、2についてもどのような計算手法であるかを把握しておきたいと考えている。

今日の作業内容:下調べ2h
明日の予測作業時間:1h