2016年11月9日水曜日

PDF の日本語目次を pdftk で修正する

PDF を結合したりするときに使う pdftk だが、目次を入れ替えることもできる。
このときに、utf8 を使えば日本語でも大丈夫になる。

例えば、a.pdf の目次情報を取り出すなら、
$ pdftk a.pdf dump_data_utf8 output mokuji.txt
として mokuji.txt に取り出せる。
これをutf8 の文字コードのまま編集してセーブしたら
$ pdftk a.pdf update_info_utf8 mokuji.txt output a2.pdf
とすれば、他の内容を引き継ぎつつ、目次情報だけを更新できる。

あるいは、目次情報などが全くない PDF に対しても、
https://www.pdflabs.com/blog/export-and-import-pdf-bookmarks/
を参考にしつつ、以下のような mokuji.txt をutf8で作ればOKである。

BookmarkBegin
BookmarkTitle: 日本語目次
BookmarkLevel: 1
BookmarkPageNumber: 1
BookmarkBegin
BookmarkTitle: 目次ページ
BookmarkLevel: 2
BookmarkPageNumber: 3


2016年11月4日金曜日

Bixby がなぜ CPLEX を止めたか

Bixby がなぜ CPLEX を止めたのか、その理由が今回の OPTIMA (OPTIMA 101) に掲載されているインタビュー記事の途中に書いてあった。
このインタビューは、いろいろと書いてあるので、非常に面白い。

まだインターネットには掲載されていないけど、そのうちに
http://www.mathopt.org/Optima-Issues/optima101.pdf
にアップロードされるのだと思う。

2016年11月2日水曜日

Julia のエディタとして Visual Studio Code を試してみる

Julia を使うためのエディタとして Visual Studio Code を試してみた。
まず、Visual Studio Code は、
https://code.visualstudio.com/docs/?dv=winzip
から Windows 版の zip ファイルをダウンロードして、zip ファイルを展開して使ってみた。

次に Visual Studio Code を実行して、「表示」-「拡張機能」で検索できる状態にして、「julia」として検索。これで Julia のサポートが入る。

また、linter の設定として、settings.json に
"julia.validate.executablePath":"C:\\Users\\ユーザー名\\AppData\\Local\\Julia-0.4.5\\bin\\julia.exe"
を追加する。
ちなみに、パスの区切りはバックスラッシュが2個になるところに注意。
settings.json の構文を間違えると、Visual Studio Code のウィンドウの一番左下にある x マークの数字が増えるので、xマークのところをチェックすると理由を教えてくれる。

これで一通り設定は終了。

使ってみると、エディタとして、構文サポートをしてくれる。
なお、エディタとターミナルは連携しておらず、「デバッグ」-「統合ターミナル」と開いても、julia.exe が起動するわけでもないし、julia.exe のディレクトリに移動するわけでもない。
したがって、普通のエディタとコマンドプロンプトを起動して、それらのウィンドウを上下に並ぶように配置したぐらいの効果が得られる。