2018年4月23日月曜日

sharelatex の日本語入力がうまくいかない

ローカルなところにインストールした sharelatex だが、今までほとんど英語しか入力してなかったので気にならなかったが、日本語を入力しようとすると変な四角が出てきて、これがどうしたものか、というところ。

具体的には、
https://qiita.com/RAWSEQ/items/7f9fc0fd4b3d572856ed
にあるような Ace エディタで日本語入力するときのトラブルと同じ症状なのだけど、これを sharelatex で回避するにはどうしたらいいかが今一つよくわからない。

うーん、ローカルで CSS 制御すれば回避できそうだけど、それを調べるのも今のところは面倒だし、どうしたものか。

まぁ、その点を除けば sharelatex はとても良くできていて、やっぱり便利。

2018年4月19日木曜日

CPLEX の前処理をパズル感覚で楽しむ

最近、CPLEX で LP を解いているが、CPLEX の前処理が思っていた以上に優秀である。
例えば、A*x = b という等式制約を A*x <= b と (-A)*x <= (-b) と2つの不等式制約に分解すると一般的には内点がなくなるので、内点法では解きにくいはずである。しかも、A と (-A) が両方入ると行の線形独立も失われれる。
単純に内点法を組むとうまく行かない、という典型例なのだが、CPLEX だと前処理がきちんと働いて、それなりに数値的に安定して解ける。

ということで、CPLEX の前処理ではうまく処理できないような LP の例を簡単に作れないだろうか?ということを試してみているのだが、これがパズル感覚でなかなかに面白い。
単純に A と (-A) を入れるだけでなくて、もう少し細工をしたりすると CPLEX が CPX_STAT_NUM_BEST を返すようになる。

もっと単純な例で CPX_STAT_NUM_BEST を出せないだろうか?と、ついついいじり倒してしまう。

ただ、「こういう例で CPX_STAT_NUM_BESTを出せるよ」という例題をインターネットに公開してしまうと、CPLEX の開発者がうっかり見つけてしまって、それを回避してしまう前処理を入れてしまうかもしれないから、イタチごっごかもしれないけど。

2018年4月10日火曜日

台湾、進んでるなぁ

INFORMS の雑誌に台湾の AI とかブロックチェーンとかの話が載っていたのでパラパラと読んでみたけど、第一印象としては「台湾、進んでるなぁ」ということだった。

結構実用化に近いことをやってたりもしているようなので、重要な特許とかは先に抑えたりとかもしているかもしれない。(ブロックチェーンについては、特許を押さえるようにしている企業が日本の中にもある、というのを読んだ記憶がある。)
そうなると、こういった分野で基礎研究の論文とか書くにしても、特許と重なってないか、とかを慎重に調べる必要があるんだろうなぁ、と思ったりする。論文のデータベースで検索とかする時に特許の情報が一緒に掲載されたりということは見たことがないから、両方調べたりするのは大変そう。

AIとかブロックチェーンとかだと、台湾はこれから大きく発展していくのかもしれない、と思うような話だった。