2011年11月8日火曜日

Lubuntu 11.10 と Linux Mint Debian Edition の比較

今後のメインで使えそうなOSとして検討しているのが、
(1) Lubuntu
(2) Debian (testing or sid)
(3) Linux Mint Debian Edition
の3つである。

このうち(2),(3) は一度インストールすれば再インストールの必要がない環境を構築できるのが便利である。
また、(1) は ubuntu のソフトを活用できるという点がある。

とりあえず試してみないと細かいことは分からないので、vmware で試している。
インストールから1時間程度試してみたところで気になった点をまとめると

1. Linux Mint Debian Edition は、LibreOffice が入ってしまうので大きくなりがちであり、起動や終了に時間がかかる。
また、日本語環境に弱く、日本語を表示するまでは簡単だが入力の設定が煩雑である。(日本語のフォントも Debian に比較すると少ない)

2. Debian の sid はコンパクトな構成にできて、その分だけ高速動作ができる点が魅力だが、sid は不安定のソフトが紛れ込む可能性があって、常用するのは難しい。
ただし、SDPA の Debian パッケージやWindowsパッケージは Debian の sid で作成している。

3. Lubuntu は日本語インストールができる状態になっている。
ただし、日本語入力が標準ではインストールされていないので、ibus-anthy なり scim-anthy なりをインストールする必要がある(今日の時点では、ibus-anthy の key-bind を canna 風に切り替えたりなどする機能が見つからなかった)。
また、Lubuntu は 12.04 のときに ubuntu 同様に Long Term Support になるかと思われたが、Long Term Support にはならないらしい。とは言っても、ubuntu の機能が大きく変わるのはインターフェースだけであり、そこを LXDE で固定してしまえば 11.10 から 12.04 で劇的な変化も起こりにくく、11.10 から 12.04 へのバージョンアップはスムーズにできる可能性が高い。


このようなことを考えると、現状としては Lubuntu が最有力候補といったところである。
Linux Mint Debian Edition は日本語サポートの強化と無駄の削除が進まないと現時点では利用しやすいとは言い難い。

なお、ubuntu は起動や動作などが遅く使い勝手が良くないが、Lubuntu は必要なソフトを最小限にしているので全体の動きも快適である。ubuntu を1年ぐらい使って慣れているのであれば、ubuntu よりもむしろ Lubuntu のほうが便利である。

今日の作業内容:Lubuntu など下調べ 3h
今日のランチ:らく まぐろの漬け丼
明日の予測作業時間:4h

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