2011年11月25日金曜日

韓国出張 9分の2

朝のうちにホテルの庭を探索

小さな温室もあったりする

庭から見た西帰浦KALホテル

バンケットの料理。ビュッフェ形式だけどとても種類が多かったし、それぞれのボリュームもあって、納得だった。

昨日のフライトとバスの疲れがたまっていたようで、起きたらすでに8時を回っていた。
とりあえず9時には起きだして、9時30分ごろから発表練習を済ませておく。
10時過ぎにちょっとホテルの庭も散歩してみる。
ホテルの庭にはジョギングコースもあり、小さい温室などもあった。
ホテルに泊まっている他の人はあまり散策していないようで、ほぼ庭を貸し切り状態で散策であった。
歩いて30分程度でぐるっと回ってきたので、2km 弱のジョギングコースかと思う。(2か所程度階段があるけど)

12時30分ごろになって、1時から始まる学会に行くのにお昼を食べる機会がないことに気がついたが、そのまま支度をして学会に参加することにした。
レジストレーションのところで手こずるかと思ったが、受付の学生が英語でちゃんと対応できたので、全く問題なくレジストレーションが終了し、参加費の支払いも済んだ。
会長のあいさつでKSIAMの学会が始まり、10分程度するとそのまま最初の Invited Speaker になった。
最初の Invited Speaker はアメリカの大学に所属しているということで発表も英語であり、それなりに勉強になった。

午後のセッションでは、General Session では発表スライドの半分が韓国語、残り半分が英語という感じで、日本の学会に比較しても英語を利用している機会が多いと思う。
話は基本的には韓国語だが、ところどころの数学専門用語は英語が多いので、そのあたりで何をしようとしているのか察しがつくこともある。
そういえば、学生も男子学生と女子学生がほぼ同じぐらいの割合で参加しているような印象がある。

General Session が終わった次が2番目のInvited Speaker であって、今回は日本の応用数理学会の会長である萩原先生の「折り紙」についての話だった。
萩原先生自身が企業から大学に移ったという経緯もあってか、工業的な応用がたくさん含まれている点が面白かった。

そのあとに、Special Session で、今回の自分の発表はここ。
SDPARA と SDPA-GMP について話をした。
終わった後の質問では、「SDP の探索方向は KSHなのか」などという詳細についての質問があって、驚きだった。
ただ、発表自身は後半の最後のあたりで少し疲れが出てしまったので、もう少し体力があればもっといい発表になるかもしれない、と思った。
このセッションでは自分の発表が最初だったので、あとは聞いているだけだったが、やはりやっていることが近いと韓国語でも何をしようとしているのか解って面白い。

このセッションの直後にはもうレセプション。
前回のシャーロットとは比較にならないほど料理の種類が豊富にあり、それぞれが美味しかった。
なにげにここまで日本から粉末で持ってきたポカリスェットしか飲んでいなかったので、今日最初のまともな食事でもあった。
非常においしくてよかった。
あと、隣に座ったソウル大学の学生と話してみたが、日本語を独学で勉強しているということで日本語で話してみた。
かなりきちんと日本語を話していてビックリしてしまった。
彼もアニメや漫画を子供のころから見ているらしく、やはり日本の文化の中心はアニメや漫画らしい。
日本に帰ったら、これらの知識をもっと身につけないといけないのでは?と考えてしまう。
あと、萩原先生にもお話しすることができた。
今回の KSIAM では日本からきているのが2名だけ、ということもあってだが、普通だったら学会会長と話をする機会なんて滅多にないので、かなりの幸運である。
萩原先生と自分とだと少し分野はずれるのだが、萩原先生はOR学会の先生方のことにも詳しく、ちょっと話しただけでもかなりすごい先生なのではないかと思った。

レセプションが終わってから、無事に部屋に戻り、あとは昨日見つけた日本のアニメのチャンネルを確認しつつ寝ることにした。

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