2010年12月1日水曜日

ZIB訪問記[7分の3]

今日は、朝の10時から、午後5時ごろまでワークショップである。
今回の出張のメインイベントではあるが、長丁場であった。
午前中に並列計算などの話があったりなどで、充実した内容であった。

お昼は学食の2階、ちょっとしゃれたレストランである。ここではリングイネを食べてみた。他にもメニューはあったのだが、ドイツ語でいまひとつ読めないので、確実に解かっているリングイネをチョイスしてみた。味はそれなりに洗練されていてよかったが、東京でも高めのレストランに行けば食べることができる味でもある。
午後には、ZIB にあるスパコンを見せてもらうツアーがワークショップに組み込まれていた。写真が少しボケてしまっているが、参考になるかもしれないので載せておく。まずは Cray X。これは現在は使用されていないが、昔どのような計算機を使っていたかを記録しておくために普通のフロアのオブジェとしておいてある。

次が現在の主力スパコン HLRN2 である。どこもそうであるが、ファンの音と生ぬるい風がそこにはある。
スペックは http://www.top500.org/site/systems/2144に掲載されているが、http://www.top500.org/site/history/2144を見ると現在世界 64 位のスパコンである。

なお、スパコンの計算ノードも地下にあるが、データストレージはさらに下の防火倉庫に置いてある。計算ノード自体はお金次第で作り直すことができるが、データは作り直せないことがあるので、それだけ重要ということである。なお、データはテープでバックアップを取っているらしい。HDDなどもあるが、バックアップはテープが最適、ということであった。

この日の午後に自分の発表も終了。とりあえず、大きな荷物を一つ下ろすことができてホッとする。
夕飯は、U9 の終点Rathus Steglitz の近くのレストラン(名前を控えるのを忘れてしまった)で懇親会。
オードブルの時点で料理が既に期待できてしまう。
メインもいろいろとあるが、グース(鴨)かディア(鹿)が時期としておススメということだったので、グースを選択。日本ではあまりグースは食べないが、ここのグースはとても美味しかった。あと、やはりキャベツが美味しい。緑だけでなく、淡い赤っぽいのもあって、こちらも美味しい。

懇親会のあとは、U9 に乗ってホテルに戻った。


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