2010年12月4日土曜日

ZIB訪問記[7分の6]

ワークショップや研究打ち合わせなどで充実した滞在もあっという間に終わり、日本への帰国である。
朝4時30分にホテルを出て、タクシーで空港へ。Zoo の駅からテーゲル空港までは X9 のバスでも移動できるし、朝4時代なら20分おきの運行であるが、雪があってスーツケースが大変なのでタクシーを利用した。5時には空港に着いたが、British Air のカウンターが開いたのは5時40分ごろであった。チェックインして中に入ると、すぐに出国手続き、その2m隣にセキュリティチェックがある、というコンパクト設計である。
飛行機はだいたい定時に出発。早めのチェックインのおかげで、通路側の席を確保できた。
途中で機内食が出てきたが、これが驚くほど冷たいサンドイッチであった。暖かい紅茶がすごくうれしかった。

まったく来る予定のなかったヒースロー空港での待ち合わせ時間は4時間。ただ、ここでもセキュリティパスがあったので、1時間ではすこし足りないかもしれない。あと、ここの空港は1時間前にならないと搭乗ゲートがわからない、という仕組みなので、とりあえずブラブラと買い物をする。


ここではお土産を買ったが、他にも空港のわりに本が充実していた、ドイツ語の本は読めないが英語の本なら時間はかかるけどある程度読めるので、試しに2冊買ってみる。買ったのは、

Matched [Ally Condie]
http://www.amazon.co.jp/Matched-Ally-Condie/dp/0141333057/ref=sr_1_3?ie=UTF8&s=english-books&qid=1291557525&sr=1-3
What they teach you at Harvard Business School [Philip Delves Broughton]
http://www.amazon.co.jp/What-Teach-Harvard-Business-School/dp/0141037865/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=english-books&qid=1291556139&sr=1-2

である。1冊目はフィクションで、2冊目はビジネス書。英語としてはビジネス書のほうが簡単なので、2冊目のほうが簡単に読めると思う。
結局、なんだかんだでベルリン以上にお土産を買い込み、お土産を渡すとロンドンを目的に行ったかのように勘違いされそうだ。

フライトの1時間ちょっと前にゲート番号が表示されて、ゲートからバスで移動して飛行機へ。
飛行機では、映画などが見られない、というシステムトラブルが自分の席や近くの席で多発したが夕飯を食べ終わる頃にはこれも治った。

夕飯はテリヤキ丼をチョイス。これはこれで機内食としては悪くないけど、ベルリンでのホームパーティからはどうしても見劣りしてしまうのが残念である。ただ、United などのアメリカの飛行機に比べればかなり美味しい部類である。

帰りの映画は、もうちょっと英語の勉強、ということで「Eat, Pray, Love」にしてみた(英語の字幕つき)。日本では「食べて、祈って、恋をして」ってタイトルだったかと記憶している。
主人公の女性が離婚を経験して、イタリア、インド、バリでそれぞれ異なったタイプの男性に会い、最後のバリの男性が理想の男性である、というストーリである。
なぜ、「最後に登場する男性が理想の男性」とあらすじでネタバレしているのか気になっていたのだが、この映画は見ているとたしかに話がズルズルとしていて、かなりだるいのである。最後に一番いいものがある、とないと飽きてしまうのである。
この主人公、実は気持ちの持ちようだけで誰と結婚してもそこそこ幸せになれるし、逆に最後に再婚した相手と本当に幸せになれるか解からない。
行きの飛行機もそうであるが、帰りの飛行機もいまいちの映画に当たってしまったのは残念であった。

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