2010年7月27日火曜日

SOCP にしてはみたけど

この前のプログラムは、1箇所バグがあることがわかり、それを取り除いたら、きちんと動作するようになった。
ただ、主双対内点法では精度が必要以上に出るようで、計算時間がかかりすぎるようだ。
(元論文が1秒なのに、1時間以上かかっている。)
classification problem では、もともと入力が完全に分類できるとは限らず(実データではよくあること)、これに主双対内点法の 1.0e-7 などの精度では精度が高すぎるようである。
単純に精度が高ければそれでいい、というわけではない、と言う点がとても勉強になった。

元にしている論文で使っているソフトは、
A DC piecewise affine model and a bundling technique in nonconvex nonsmooth minimization,
Optimization Methods & Software, 19(1), pp 89-102, 2004
であり、アルゴリズムのベースは、
Minimizing nonconvex nonsmooth functions via cutting planes and proximity control,
SIAM J Optim, 14(3), pp 743-756, 2004
のようである。
ぱらぱらっとめくってみると、どうやら trust region を使っているようである。

ただ、今回使っている定式化は、この2つの論文よりも、さらに特殊系であるため、より高速処理ができるのではないかと思う。

今日の作業内容:DC 4h
今日のBGM: Xenosaga I OST [1-2], III OST [2]
今日のランチ:シッダルータ エッグカレー
明日の予測作業時間: 6h

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