2010年7月10日土曜日

Erice 2010 [10/11]

昨日で学会も無事に終わり、今日は帰国である。
まず、7時40分ぐらいに学会センターで朝ごはんを済ませる。朝ごはんをここで食べるのも、他の人と話をするのも最後である。街はすっかり霧に覆われていて、ちょっとビックリである。


霧に包まれた街
朝食の風景
朝食の様子
朝食の部屋

朝食も食べ終わり、スーツケースに荷物を整理する。このときに歯ブラシを入れ忘れたので、あわてて入れなおす。
今回は、時差ぼけ対策にさくらんぼのジャムを食べてみたりもしたが、それも今日で最後である。さくらんぼのジャムはそれなりに効果があったような気がする。
あとは、学会のアンケートに答えておいた。部屋の鍵は部屋においておけばいい、という電話をもらったので部屋に鍵を置いたまま9時40分にサンフランチェスコを後にする。

部屋の電話とエリーチェの地図
さくらんぼのジャム
アンケートと部屋の鍵

パレルモ空港までは学会が送ってくれることになっていたので、学会のバンに乗り込む。学会参加者も6人ぐらい乗っている。これでいろは坂を降りていく。
運転手の話によると、エリーチェのいろは坂ではF1みたいなレースが開催されており、裾野の途中からエリーチェの入り口までを20分(30分だったかも)で上りきるとのことである。
イタリア人にもクレイジーな人たちがいるものである。
他にも、高速道路では「このあたりがマフィアの地域さ」などと教えてくれた。こんなところで車から下ろされたら、大変な事態である。
80分ぐらいのドライブでパレルモ空港に到着。ここは小さい空港なので、カウンターも一箇所。ここのカウンターに並んでいるときに10日ぶりに日本人を見かける(パスポートが日本のものだったので、間違いないはず)。

パレルモの空港からローマでの乗り継ぎとなる AZ1796 に10番ゲートに乗るのであるが、9番ゲートはミラノ行きである。このミラノ行きはAZ1796より1時間ぐらい早く出発する予定が搭乗時間がどんどんと遅れて、しまいには別ゲートに変更になってしまった。おそるべし、パレルモ。

そのあと、少しお腹がすいたのでお菓子をひとつだけ買って食べた。(AZ1796は13:00出発で14:10に着陸であるが、国際線のAZ784は15:10に出発のため16時から17時ごろに夕飯になる)


パレルモのチェックインカウンター
空港の模型
パイにクリームが入ったお菓子で2.1ユーロ(結構パイが堅かった)


AZ1796 は10分遅れで離陸で、また飲み物とお菓子が出てきた。

AZ1796
一番前の席だったので、コックピットまで見えてしまう(離陸の前にちゃんとドアが閉じるので乗客はもちろん入れない)

ところで、AZ1796 は 14:10 の着陸予定で、乗り継ぐ AZ784 (東京までの直行便) は 15:10 の出発である。実は1時間しかトランジットがないのであるが、さらに10分の遅れが発生している。
フェウミチーノに降りると、飛行機からターミナルへのバスが来ておらず10分以上のロスが発生。しかも、フェウミチーノのなかは意外と構造がわかりにくい。職員にゲートを聞いてみるが、なんと空港職員でさえも把握できていない。驚きである。(チケットを見せても、どこのゲートか解からないというレベルである。)
とにかくダッシュしていくと、なんとこんなところでパスポートチェック。仕方なく列に沿って10分ぐらいかかってクリア。
さらにダッシュして、空港トラムに乗って国際線のあるところに。しかしながら、ここでさらにトラップが。なんとゲートが変更されているのである。パレルモでチケットをもらったのは3時間前で、さっそくゲートが変更されていたり、イタリアの空港は結構いい加減である。
搭乗の列は消えており、飛行機に乗り込むと出発10分前である。フェウミチーノ空港で1時間でのトランジットは慌ただしい。


フェウミチーノ空港では、いろいろとお店があり、できればゆっくりしたかった

AZ784 も実は10分遅れで離陸だった。さすがイタリア、時間に不正確である。

飛行機の中では、パレルモに行く途中で読んだ「万能鑑定士Q」の4巻の続きを読んだ。さらさらと読めるので、あっさりと読み終わった。それなりに面白かった。かなり最後のほうになるまで犯人が誰か解からなかった。

夕飯はイタリアンとジャパニーズから選べたのでジャパニーズにしてみた。ちなみに、イタリアンはラザニアであった。久しぶりに日本風のお米のたき方で、ちょっと懐かしさがあった。
チキン


本も読み終わって、眠り始めたところで日付が変わる。

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