2010年7月8日木曜日

Erice 2010 [8/11]

だいぶ学会のスケジュールも消化され、だんだんと参加者もだらりとしてきている。
特に、バンケットとエクスカーションの疲れが手に取るようにわかる。

なお、Dirac ホールの3階にはここを訪れた著名人の文章が残っており、日本ではカミオカンデでノーベル賞を取った小柴昌俊の文章が残されている。

小柴昌俊のメモ(だったと思うけど、別の人かも知れない)

発表内容としては、データに確率的なものを仮定しておいて、それで最適化する、といったものが多かった。
こういった内容は実際の工場などの現場を解いているものが多いようで、制御などとも関連しているようだ。
あと、elliptic variational inequality など楕円とも関連している発表も数件あった。

なお、この日は午前中だけで終了し、午後にはまたもやエクスカーションとなってしまった。もともと一日全部発表の予定だったが、発表者の何人かが来られず空き時間ができてしまい、午後だけのエクスカーションとなった。

お昼を食べた後に出発、ということでお昼を食べに行く。今回は Dirac ホール近くの「エーデルワイス」である。なお、エーデルワイスはホテルとレストランが別々に少し離れた位置にあるので注意が必要である。ここは2種類から選べるが、その2種類は固定であるため、またペンネ、ソーセージ、デザートとしてみた。ペンネとの2択になる野菜スープは、見た目からしてあまり美味しそうではなかった。ペンネはトマトソース味であり、外れにくいものである。ソーセージは、30cm ぐらいあってかなりの大きさであり、美味しいけどちょっとしょっぱい。ソーセージとの2択はポークソテーであり、これもしょっぱいらしい。あと、デザートはプラムになっていた。

午後14時30分ごろ、エリーチェの入り口「トラパーニ門」からバスで出発。今回はエリーチェとパレルモの間の海岸線にある「Riserva naturale dello ZINGARO」という自然公園に強制連行される。ここは自然公園になっており、ところどころ海水浴ができる小さな砂浜がある。ただし、その砂浜までは炎天下のハイキングコース(かなりの段差があり、小学生未満だとそれなりに危険)を片道50分歩く必要がある。なお、砂浜にはシャワーなどはないので、泳いだら50分間水着のままで帰りを歩く必要がある。この自然公園は「地球の歩き方」には載っていないが、あまり観光には向かないところなので当然でもある。ちなみに、入場料3ユーロ。海水浴をしたければトラパーニのほうがおススメであり、日本人が無理してくる必要はない。

学会主催者は、ガンガン海水浴をしていた。どうやら本人が海水浴をしたいために、この場所が選ばれたようである。さすがイタリアである。

炎天下のハイキング(熱中症に本当に注意)
小さい砂浜(シャワーとかないけど、水の透明度はすごく高い)

今日は7時10分には自然公園を出発して(ちなみに、集合時間は6時30分)、エリーチェで夕飯。
トラパーニ門からだと比較的近い Elimo で食べることにする。入ってみると Yuan グループがいたので、同じ席にして食べた。
リゾットが最初に出てきて、そのあとビーフソテー、最後にケーキと、炎天下を歩いてきた後(往復100分)にはボリュームたっぷりであったが、やはり Elimo の料理は美味しく、最後まで食べることができた。

今日は9時には部屋に戻ることができたので、査読の続きを進めた。

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