2012年1月10日火曜日

sparsePOP の C++ 版の Windows バイナリを作成

sparsePOP には C++ 版があって、Matlab がなくても実行できるが、Windows バイナリは準備されていなかった。
sparsePOP-C++ で利用しているライブラリのライセンス関係を調べてみたところ、ライセンスについてまとめたものを作成すれば大丈夫ということが分かったので、Windows バイナリが作れるかどうかを試してみた。

結果的に、SDPA 同様に Debian のクロスコンパイルを使えば、sparsePOP-C++-Windows を作ることができる。
ただし、以下の2点には注意が必要と考えている。


(1) metis は 5.0 以降になると idxtype がなくなっていて、
sparsePOP からは利用できない。
(2) metis 4.0.3 は srand48, drand48 という、 Linux にはあるけど
Windows にはない関数をつかっているので、それぞれ srand, rand で
代用できるように libsdrand48.c を作成


最初のコンパイル成功までにはエラーを削除したりなどで5時間程度かかったが、一度できてしまうとコンパイル自体は3分しかかかっていなかった。


現状としては上記のライセンスをまとめたものを準備していないので配布はできないが、これを準備すれば公開できる手はずである。


今日の作業内容:sparsePOP コンパイル 5h
今日のランチ:らく 焼き魚定食
明日の予測作業時間:4h



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