2010年1月13日水曜日

SNLの計算の続き

今日は、まずホームページの更新をした。
リサーチレポート関係の情報にリンクを張るようにした。

SNL の計算については、昨日思いついたのは、よくよく考えると SFSDP に実装しているものによく似た結果になる可能性があった。そこで、明日 SFSDP の計算をもう一度よく見直してみようと思う(特に clique と correlative sparsity について)。

あと、SNL の計算を SDPA の複数スレッドで行うと、極端に遅くなることが判明。対角ブロックごとにスレッドを生成と終了を繰りかえしているが、SNL の場合には小さい対角ブロックが大量にあって、ひとつのスレッドが生成されてから終了するまでに実際に行う数値計算の時間が小さい割りにスレッドの管理が(相対的に)大きくなってしまう、ということが解かった。

対角ブロックの性質によって、スレッドに分けて計算するかどうするかを決めた方がいいかもしれない。

ついでに、MacOS X だと、SDPA-M を実行するときに libgfortran.dylib のところでメモリーリークになることがあるようだ。これは、Matlab にある libgfortran.dylib と MUMPS をコンパイルしているときの libgfortran.dylib(fink経由でインストールしたもの) にバージョン違いがあるためで、Linux だと LD_PRELOAD で回避できるが MacOS X だと LD_PRELOAD ではないので、LD_PRELOAD に相当するものが何かを今度調べる必要がある。
あと、valgrind を Mac OS X でソースからコンパイルしようとしたら、うまくいかなかった(tar+bz2もsvnのソースも)。いくつかパッケージが足りないようなのだが、あとで調べたら fink に valgrind が入っていたので、今度はこれをインストールしてみようと思う。

今日の作業内容: HP 更新 1h + 対角ブロック確認 2h + Mac OS X 調査 3h
今日のBGM: ARIA OST [1-2]
今日のランチ: シッダルータ キーマカレー
明日の予測作業時間: 6h

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