2012年9月20日木曜日

Linux 対 Windows の論文

内点法関係で調べ物をしていたら、Linux と Windows でどちらのほうが LP を解けるか、というのを調べた論文があった。
Arxiv から PDF で読むことができる。

http://arxiv.org/abs/1209.4308

結果としては、Linux のほうが Windows を計算時間で若干良い結果を得ているようだ。
また、同じLPでも Windows では解けずに Linux では解ける、というものもあるようだ。

やはり、OS の違いは、ある程度、計算結果にも影響が出るのかもしれない。
ただ、この論文では乱数で発生した LP のみを扱っているので、ベンチマークになっているような問題のときにどれだけの違いが得られるのかも、気になるところだ。


なお、SDPA は Windows 版のコンパイルを Linux 上のクロスコンパイルで行っているので、SDPA については Linux の方が当然性能が出やすい。
したがって、SDPA で、この論文と同じことをしても、あまり新規性は得られない。

今日の作業内容:調べ物 1h
今日のランチ:四川 豚の角煮弁当
明日の予測作業時間:3h


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