2012年3月12日月曜日

SDPA 7.3.7 の準備

Debian の SDPA パッケージであるが、7.3.6.dfsg-2 ではlibatlas-base-dev のディレクトリなどが若干間違っていたために、古めの特定のアーキテクチャでコンパイルできない状態になっていた。
そこで、これを修正して 7.3.6.dfsg-3 とする予定であったが、mentors.debian.net を見ると dfsg-version-with-period というウォーニングが出ていた。
http://lintian.debian.org/tags/dfsg-version-with-period.html

どうやら dfsg-3 の直前のピリオドをプラスなどに変更して 7.3.6+dfsg-3 にすればよいようであるが、これにすると、7.3.6+dfsg-3 のほうが 7.3.6.dfsg-2 よりもバージョンが古いと認識されてしまう。
(アスキーコードでプラスは0x2b, ピリオドは0x2e であるため、アスキーコードで比較されるとバージョンが逆転してしまう。)

そこで、7.3.6+dfsg-3 ではなく 7.3.7+dfsg-1 とすることにした。
もともと、他のウォーニングでソースコードのほうにスペルミスがあったことが分かっていたし、これを修正して Debian で使うには upstream のバージョンを上げるしかない。
パッチを当てる手もあるが、そうすると upstream とパッチの二重管理となってしまうので、やはり upstream を変更するほうが良さそうである。


ところで、mentors.debian.net に前回はうまくアップロードできずにスポンサーの方にアップロードしてもらったが、今回はアップロードできた。
前回の条件を詳細に記録していないので確実ではないが、mentors.debian.net に
$ dput mentors ???.dsc
をしている最中に Ctrl-C を押したのが良くなかったようである。
間違いがあることに気がついて停止させたのであるが、途中までのアップロードの壊れたファイルがあると、そのあとでうまくアップロードできなくなってしまう、という可能性が推測できる。

あと、アップロードした後に確認メールが来るまでのあいだに、もう一度
$ dput mentors ???.dsc
とすうと、403 Forbidden となることが分かった。
これは時間経過を待って確認メールが来ればアップロードできるようになる。
ただし、上記の途中で Ctrl-C を押すと、確認メールも出せない状態に陥るので、スポンサーの方にアップロードしてもらうしかないようである。
一度スポンサーにアップロードしてもらうか、あるいは何日か経過すると mentors.debian.net にまたアップロードできるようになっているように見える。
(繰り返し確認ができるものではないので、推測の域を出ないが。)

今日の作業内容:Debian パッケージ 2h + 読んだ論文の整理 2h
今日のランチ:らく 鶏の照り焼き定食
明日の予測作業時間: 6h

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