2011年6月29日水曜日

Grammarly を使い始めてみた

昨日のTeXのための準備に続いて、今日はどれくらい Grammarly で修正できるかを箇条書きで書くことにする。

なお、Grammarly の場合は自動的に変更するのではなく、「ここを直した方がよい」というのが列挙される形で、修正は自分で行う。

[1] それなりに修正される
機械的に判断される割には、それなりに修正が入る。
[2] 受動態はすべてチェックされる
受動態全部について「修正するべき」というコメントがつくので少し面倒ではあるが、本当に必要が受動態かどうかを判断することになるので、それなりに使える。
[3] 類似語に分野の内容が反映されない
たとえば、sparse は scattered にされるし、parallel factorization の parallel は matching にされるし、thread が line にされそうになったり、専門的な用語は類似語で変更されてしまいやすい。
[4] 主語と述語の対応がずれると、ほぼ指摘される
とくに分詞で Being accurate, we use this result. などのようなことをすると指摘されやすい(ただし、この例文だと、なぜか指摘されない[すりぬけてしまう])
[5] collocation が反映されない
たとえば、be interested in などで in を with に間違えると
I am interested with this song. が interested のsynonyms が表示されてしまう。

ここまで使った印象では、まだまだ改良の余地はある感じであるが、3日ぐらいしてくると何ができて何ができないのか解ってくる。
あと、オンライン上での校正システムなので、改良なども逐次反映されるのかもしれない。
そうそう、Office の Add-in は、Word 内で校正できるわけではなく、自動的に Internet Explorer などが立ち上がるだけなので、今の段階では特に必要性は感じない。
また、オンラインであるため、Linux でも Windows でも、そのまま利用できる点は便利である。


とりあえず、SDPARA の論文については一通り Grammarly でチェックしてみたところだ。
(システムに慣れるのも含めると12時間ぐらい?)
これをあとで TeX に反映させることにする。


今日の作業内容:SDPARA 校正 3h
今日のランチ:日高屋 盛岡冷麺と半チャーハンセット
明日の予測作業時間:4h

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