2010年5月29日土曜日

OpenOffice じゃダメだった

発表資料を今までは PPT で作っていたので、それを Linux でできるようにしてみようと考えてみた。

[1] まずは、tex ベースのbeamer を検討。
数式はきれいに出せるのだが、絵でアニメーションをするのが手間がかかりすぎるようだ。
グラフで x 軸 y軸を書いた後に、点をいくつか打ちながらそれぞれで説明できるようにしようとすると、eps を何枚も用意する必要があった。今回は10個以上を追加するので、煩雑になってしまう。
アニメーションによって、いかに理解しやすいものを作れるかを認識できた。
ただし、絵自体は inkscape を使えば、かなりきれいに書くことができる。

[2] 次に OpenOffice の oolatex を検討。
oolatex は、以前はまったく使い物にならなかったが、だいぶ改良されたようで、使い物になるレベルまで来ている。
なお、oolatex では latex, dvips コマンドが用いられるが、これを platex, dvipsk に変更するには、
$ cd /home/User1/bin
$ ln -s /usr/bin/platex .
$ ln -s /usr/bin/dvipsk .
として、oolatex の configure で latex のあるパスを /home/User1/bin にすればよい。
(と思うが、Ubuntu 10.04 では dvipsk がまだ準備されていないので確認できていない。)

これで、かなりいけるかと思ったが、OpenOffice では emacs キーバインディングができないことが判明した。
タッチタイピングをしているときに十字キーを入力するのは難しいので、OpenOffice では長時間の作業は難しいと判断した。
ちなみに、OpenOffice のキーバインディングは Gnome のキーバインディングよりも優先されてしてしまうので、細かい制御ができない。
なお、OpenOffice のなかでも Writer ではマクロの記録ができるので、Ctrl-F などをひとつひとつマクロにしてキー割当を行なえば Writer なら emacs バインディングに変更できる。
ただし、このマクロを Impress に持っていっても機能しない。
どうやら Impress ではマクロは有効にならないときがあるらしい。
また、LXDE で oolatex をインストールしたあとに、GNOME で Impress を起動すると oolatex がインストールされていない状態になっている。
これはたぶんバグなのであろう。


やはり、発表資料については、これまでどおり Powerpoint で作ろうと考えている。

今日の作業内容:beamer 2h + OpenOffice 2h
今日のBGM: FF12 OST [1-4]
明日の予測作業時間: 4h

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