2010年4月6日火曜日

バグ取れた

昨日あった SparseCoLO のバグは、今日無事に取れた。
SparseCoLO では、複数のクリークのどちらに入力行列の値を置くか、に自由度があるため、SDPA の F3 式が効果的に動くように配置するヒューリスティクスが入っている。
この部分で配置するときに (i,j) 要素と (j,i) 要素が別のクリークになってしまい不具合を起こしていた。
比較的簡単に取れるバグで良かった。
(この mex ファイルは、メモリ周りが最小限ギリギリで高速に動くように設計してあるので、複雑なコードになっている)

あと、SDPARA の数値実験用に POP の問題を生成して試しに解いてみた。(これと並行して、別の問題を SDPARA で解いている。)
ただ、やはりうまく解けないことが多いようだ。
もともと POP を SDP relaxation するのは、数学的な定式化にかなり無理をしているので、主双対内点法ではまず解けない、と心得ておいたほうが気が楽である。
SDPA の場合には、ある程度パラメータをコントロールする必要がある。
今日生成したのは、パラメータコントロールでは限界があったので、別の問題を生成することにする。
明日も、書類作成と並行して POP でいろいろと生成してみよう。

今日の作業内容: SparseCoLO デバッグ 3h + POP 2h
今日の BGM: FF10-2 OST [1-2], FF5 Dear Friends
今日のランチ: らく 海鮮丼
明日の予測作業時間: 5h

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