2018年3月19日月曜日

三菱総研の不思議

この前に三菱総研の常務理事の講演会があって、これを聞いてきたけど、三菱総研でどういったことに注力しているか、など聞くことができてとても面白かった。時間は90分しかなかったけど、連続講演で細かいところも聞いてみたいところだった。
普段、論文を書いたりしていると、あまり経営などの視点を持っていないけど、こういう話を聞くと大局的なところも分かっていいかと思った。例えば、論文を推敲しているときも「この単語をこっちの単語に入れ替えたほうがいいだろうか?」など考えているときに、大局的なところがあると判断基準になったりするかと思う。

あと、もうひとつ面白いと思ったのは、「次のイノベーションはどこの分野に起こりそうか」ということを、ある程度はロジカルに見出すことができるということだった。その根拠も確かに聞いてみるとその通りで、目から鱗な感じだった。

それで何晩か考えてみて不思議なのは、「次のイノベーションがどこにあるかわかるのに、三菱総研にイノベーションのイメージがついてこないのはなぜ?」というあたり。ベンチャーと連携したり、とかやっているという話もあったけど、社外と連携するよりも社内でやったりする方が小回りとかも利くようなするのに、そういうわけでもない。
こういうときに「何が足りてないんだろうか?」とか考えるのも勉強の一つになりそうだ。

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