2011年4月26日火曜日

節電関係

今日は、スパコンの節電などに関する話を聞くチャンスがあった。

数理最適化としてみた場合、特に重要なのは、
[1] 全体を最適化しようとするとパラメータの数が多すぎるので、貢献度の大きいところにフォーカスする
[2] 複数ジョブをどのようにノードに割り当てるかのジョブスケジューリングも重要
といったところである。

実際に進めるときに注意すべきことは、
[A] 目的関数をどうするか(電力消費量とするか、ピーク時の電力とするか、など)
[B] ハードウェアの特性をどうデータとして取り込むか(CPUだけ見ても計算時とアイドル時では電力使用量が2,3倍変わってくるし、冷房施設も重要なファクターのひとつ)
[C] 実行するアプリケーションの情報は、どこまで利用できて、どこまでモデルとして取り込むか
[D] 複数人で利用しているので、特定の人のジョブだけが優先されないように公平にすることも必要
などがある。

まずは、[B]について、デスクトップやノートPCで測定してみることからになりそうだ。
これによって、どのようなデータが使えるかわかるし、逆に取れないデータをモデルに持ち込むのを避けることができる。

今日の作業内容:節電関係 3h + 事務処理 3h
今日のランチ:食堂 とんかつ
明日の予測作業時間:4h

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