2011年4月11日月曜日

台南(7分の2)研究打ち合わせスタート

今回泊まった成功会館は朝ごはん付の宿泊になっていたので、まずは朝ごはんから食べに行く。
中華、洋食、ベジタリアンと一通りバイキングで取れるようになっている。
個人的には、ご飯に乗せて食べる豚肉のしょうゆ煮込みのようなものが美味しかった。
ぜひとも日本にも欲しい。
















9時ごろになって、大学へと登校(?)。
大学の周りにはサンドイッチやさんなどがお店を出しており、学生が列を作っている。
なお、登校してくる学生にもスクーター利用者はかなり多い。
















ここが数学科の建物で、今回滞在させてもらった部屋はこの建物の3階にある。























午前中は、インターネットへの接続を確認したり、発表資料の修正などが問題なく行えるかなどのチェックをした。



お昼時になったときに、大学の先生に今度はローカルなレストランにつれて行ってくれる、というので、車に乗せてもらって台湾の市内へと向かう。


車内では、台湾の歴史などについて教えてもらった。もともと台南は台湾の首都だったので、日本で言うと京都に近いような立場にある。また、成功大学の成功は「success」ではなく、台湾からオランダ人を追い払ったチェンチォンゴンの名前に由来している。




そうこうしているうちに、民生緑園のサークルへ。台南市街には地図で確認するだけでもわかるが、いくつかのサークルになっているところがあり、ここは駐車場も兼ねている。ここで車を降りて、小さい屋台が並んでいる道を歩く。




そのうちに、小さいお店で先生が料理を注文するが、なぜかすぐに別のお店に入って、そこに座ってまた注文をする。すると、最初のお店の人がこっちに料理を運んできてくれたのである。


台南は小さい屋台がいくつも並んでいるが、それぞれのお店はレパートリーが少ない。そのかわり、数軒先までは届けてくれるようになっているらしい。


たぶん、中国語が自由にできるとそういう注文の仕方もできるに違いないが、自分の中国語のレベルではまず無理だ(ニーハオとシェイシェイしか通じなかった)。

今回は魚のスープと牡蠣のオムレツをいただいた。


魚も牡蠣も台湾で養殖しており鮮度がいい、ということもあって、これまた美味しい。


ちなみに、牡蠣のオムレツは50元、魚のスープは30元と両方あわせても240円程度である。





















また車に乗って、今度はフルーツを食べに行くという。
別の屋台のところで、トマトを食べる。ソースにしょうがが入ったりしていて独特であるが、これがフルーティなトマトにはよくあう。日本では売っていないタイプのトマトかと思う。

















なお、つれて行ってくれた先生はかなりの美食家のようで、ここのお店ではいろんなフルーツをオーダーしてオリジナルジュースを作っていた。あとで飲めるように、ともう1個作ってくれたので、ありがたくもらってきた。
















午後は、研究内容についての打ち合わせ。基本的な定式化から始まり、どのような応用があるのか、などを話して、そのあとでどういった点で共同研究ができそうかをだいたいリストアップした。

また、別の研究内容で SDP が使われている例なども教えてもらったので、これについてはまた調べることとしたい。


夕飯については、今日は一人なのでホテルから道を挟んですぐにある、屋台がたくさんあるところをとりあえず彷徨ってみた。

ここもスクーターが多いが、段々と慣れてきたのでスクーターを避けられるようになってきた。ただ、排ガスはかなりきつい。
















おそらく、ここの一角だけでも100か200ぐらいの屋台があって、どれを選んだらいいのか難しい。
良くわからないが、お弁当っぽいのをお店で食べられるところがあったので、そこにしてみた。

お店では日本語も英語も通じないが、こっちも中国語ができないので、ジェスチャーでなんとか注文する。基本的には、メインのメニューで値段が決まって、あとはおかずを何種類か選ぶタイプのようだった。豚肉のパイコーが乗っているものを選択して、おかずは台を見ながら指で指してお願いする。

これでスープ付で 55 元。

お弁当で買っていく人もいるが、今回はお店の奥にある机で食べてきた。
















パイコーは意外と身が厚くて、味もしっかりしていて美味しかった。

正直言って、55元でどうやって元がとれるのか、原価割れを起こしていないか心配になるほど美味しいのである。


お店はこんな感じで、大学路と勝利路の交差点から大学路を台南駅の方に歩いてすぐのセブンイレブンの角を左に入り、3軒目か4軒目ぐらい。ここの屋台は家族経営らしく、保育園ぐらいの子供たちがとなりのテーブルでけんかをしていたりなど、こういった小さいお店ほど日本との違いがあって面白い。

























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