2017年1月10日火曜日

SDPA を Julia で実装してみる(その1)

最近になって、SDPA を Julia で実装しなおしている。
主な理由としては、SDPA のメンテナンスコストを抑えるため。

やはり、SDPAのインストールなどを考えると、コンピュータに関する知識がある程度は必要だし、かといって、OpenBLAS などを毎回コンパイルするのも大変。
そこで、プログラミング言語としても、それなりにスピードがある Julia で実装を行ってみている。


ということで、まずは最初のところとして、SDPA sparse format を Julia に読み込むようにしている。
SDPA では、fscanf の文字処理が強力なので、それに任せているが、Julia だと fscanf を使えないので(libcを経由すれば使えるけど、それだとlibcがないところで使えない)、正規表現で読み込むようにしている。

とりあえずファイルからは読み込めたので、あとは疎行列形式に持たせるようにすれば、OK になるはず。
Matlab に近いインターフェイスにできるだけしたいけど、Matlab だとスピードが出ないところもあるので、そのあたりは適宜修正になりそう。

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