2018年5月14日月曜日

研究集会で発表してきた

土曜日にあった研究集会で発表をさせてもらった。
今回の発表では、ここまでの研究内容の棚卸もいろいろとできたし、もらったコメントも勉強になるコメントが多く、とてもいい機会になった。

今回の内容については、似たような構造の数理最適化問題がたくさんあるので、まだまだ何本も論文にできるような内容を含んでいるかと思うし、もっと時間を使ってやっていけたら、とも思う。今回の発表でもらったコメントなどで「Todoリスト」も強化できたし。

また、数理最適化があまり使われてこなかった分野の話でもあるけど、数理最適化手法が強い効果を発揮したりもするので、数理最適化手法を作れる人には面白いかな、と思ったりもする。個人的には、離散最適化の人が入ってきたりしたらアルゴリズムを作るという意味では無敵なんだろうな、と予想していたりもするけど、その一方で参入障壁も大きいかもしれない。

あと、違った分野の人とやり取りをしていると、「数理最適化だけだと井の蛙かも?」ということに気づいたりする。専門用語の違いから話が全く通じなかったりすることもあったりするけど(自分の英語力のなさも見落とせない要素だけど)、分野の違いを超えて研究をするのにどういったことが大事なのか、ということを教わったりもする。こういった経験は、別に進めている放射線治療に関する最適化などの勉強にも役立っている。


あと、今回の発表で細かいところでは、最後の質問が終わったところでピッタリ予定の時間になったのが、「あぁ、こういう偶然ってあるもんなんだなぁ」と思ったりもした。発表スピードは自分でコントロールできるにしても、質問の数とかは自分ではコントロールできるものではないし。


そんな色々があるにしても、もうちょっと研究を頑張って、いろんなところに役立てられるようになれれば、と思う今日この頃。

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