2016年9月21日水曜日

ICCOPT の復習

ICCOPT 関係の仕事がようやく一段落というところまで来たので(完全には終わってないけど、他のところの作業が進むのを待っていればいい状態まできたところ)、ICCOPT から1か月ぐらいして、ICCOPT で勉強してきた内容を復習しているところ。

ICCOPT でも面白い論文がいくつもあったので全部紹介したいところだが、今回は2点だけ書いてみることにする。
両方とも、温故知新なところもありつつ、幅広く使えるので幅広く論文になりそうなものである。


  1. Uzawa method
    名前しか知らなかったが、これはうまく利用すれば first-order method が使われているようなところで first-order method よりも高性能にいけるかもしれない。
  2. Column generation
    大規模な LP を解く上での重要なテクニック。ICCOPT での話や関係する論文を調べていると、Column generation は現在でも多くの論文が出ていて、SDP とも関係があったり、この計算手法をベースにしてヒューリスティクスにつないだりしている。たとえて言うなら、「高配当なディフェンシブ銘柄」と言ったところか。いくつかの論文を読んでいると、なぜこの計算手法がこれほど長く使われているか分かってきたりするのも面白い。

あと、ICCOPT に続いて行われた Workshop on Advances in Optimization でも、いくつか面白い内容があったので、そちらの論文もダウンロードをしているところ。



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