2011年9月26日月曜日

Windows 版 SDPA と OpenBLAS

Windows 版の SDPA は OpenBLAS を利用しているが、どうやら 64bit Windows だと OpenBLAS の違いから数値誤差が変化するようだ。
もともと、内点法の場合は、錐の境界に近づくと数値誤差の影響が大きくなることが知られているが、OpenBLAS の違いで数値誤差に変化が出るようである。
なお、基本的に OpenBLAS についてはコンパイル時に git で最新版をダウンロードしてリンクするようにしている。
(詳細は、Windows版の SDPA をダウンロードして、その中にあるコンパイル用のシェルスクリプトをみると分かる)


あと、Windows 版の SDPA のコンパイルのために、Windows 版のコンパイルのためだけに準備してある Debian を久しぶりに起動したが、Debian の sid は lxde で構成しているとアップデートマネージャによるアップデートだけで更新が済み、半年後とのメジャーリリースがある Ubuntu と比べるときわめて楽である。

そういえば、この前、 lxde のメニューからの起動の時に lxterminal の引数を変更できない、と書いたが、これは root 権限を使えば変更できることが分かった。
/usr/share/applications/lxterminal.desktop
に設定ファイルがあり、このなかの Exec が実際のコマンド行である。たとえば、
Exec= lxterminal --geometry=80x15
と変更すれば良い。
ただし、このファイルの設定に失敗すると、lxterminal をメニューから起動できなくなるので、注意が必要である。
(自分も失敗したが、このときはssh でログインしてファイルを修正した。)

今日の作業内容:Windows 版コンパイル 2h + 書類作成 1h
今日のランチ:味庵 チンジャオロースー
明日の予測作業時間:4h

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