2011年3月25日金曜日

SFSDP はグラフ表示部分だけoctave だとダメだった

sparsepop に続いて SFSDP も octave で実行できるかを確認。
すると、プログラムを一部修正すると SFSDP の計算部分はそれなりに動く(Matlab版に比較すると、かなり時間がかかる)。
ただし、結果を表示する plot などの命令がうまく働かずグラフ表示はうまく機能していない。

とりあえず、octave についてここまでで解かったことを書いておく。
(1) 密行列のあつかいとその計算は、かなり OK。つまり、Lapack ができる範囲はだいたい手軽にできる。
(2) 疎行列の実装はそれなりに進んでいるが、細かいところがまだ未完成。
(3) グラフ表示については、gnuplot と連携している関係で Matlab とは書式が異なる模様。
(4) 疎行列のデータ構造がバグを含んでおり、一度バグが発生するとその行列についてはほかの命令でもバグが出ることがある。
(5) 3年前などに報告されているバグがそのまま修正されずに残っているものがそれなりにある様子。

Matlab のソフトウェアを octave で使う場合には、「密行列だけ」などを扱う場合には OK である。
それ以外の場合には、ある程度注意をすることが良さそうである。

今日の作業内容:発表練習 2h + octave チェック 2h
今日のランチ:味庵 叉焼と海老炒飯
明日の予測作業時間:4h

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