2014年3月11日火曜日

書籍「はじめての最適化」

今回チェックした書籍は、「はじめての最適化」である。

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である。

内容としては、凸関数から始まり、制約なし最適化、制約付き最適化と非線形最適化問題を見た後に、線形計画問題に移って、変分問題を扱っている。

このうち、非線形最適化問題のあたりは、KKT 条件などのグラフが多く、視覚的な理解が深まりやすいと思う。

また、個人的には双対問題の解釈が分かりやすくて、とてもいいと思う。
双対問題は、定式化からの天下りになりやすいが、栄養問題と食品購入料の不等式を考えるようになっており、よく考えられた説明である。


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