2009年9月28日月曜日

[自分メモ]Mittelman の問題を分類

Mittelman の問題を一通り解き終わったところで、SDPARA で本格的に解く (デバッグ情報をはずして)問題を取捨選択。

基本的な基準としては、




  1. single processor で 500 秒以内で解ける問題は外す(並列計算がもったいないので)


  2. 同じ種類の問題は、一番大きな問題だけにする


とする。ただし、1の基準で見ると、Mittelman の問題は Schur が DENSE なものしか残らない。



以下選んでいく。





  • [G59mc] MPI効果はあるけど、Thread 効果はない


  • [butcher] MPI & Thread 両方で効果ありで全体もOK


  • [checker1.5] MPI & Thread 両方で効果あるけど、全体の割合低い


  • [chipl12] MPI & Thread 両方で効果ありで全体もOK


  • [diamond_patch] MPI & Thread 両方で効果あるけど、全体の割合低い


  • [ice_2.0] MPI & Thread 両方で効果あるけど、全体の割合低い


  • [neu3] MPI & Thread 両方で効果ありで全体もOK


  • [neu3g] MPI & Thread 両方で効果ありで全体もOK


  • [p_auss2_3.0] MPI効果はあるけど、Thread 効果はない 全体の割合も低い


  • [reimer5] MPI & Thread 両方で効果ありで全体もOK


  • [shmup5] MPI効果はあるけど、Thread 効果はない 全体の割合も低い


  • [taha1b] MPI & Thread 両方で効果ありで全体もOK


やはり、Max-cut に似た傾向のある問題では、主双対内点法の弱さがストレートに出る。



次に、sparsePOP で生成した問題も確認。





  • [BroydenBand 系列] ELEMENTS の効果はOK。ただ、CHOLESKY は16台になると逆効果。


  • [BorydenTri 系列] 問題構造が簡単するぎるためか、案外割合低い


  • [ChanedSingular 系列] solve に手間取っているみたい(MUMPS の ScaLAPACK のブロックサイズを変更して確認する)。あと、Thread 間に競合が起こる場合あり。


  • 他の問題は、生成時間に対して、あっという間に解けてしまうので、あまり良くない。


あと、sfsdp の問題は、なかなか好調。ただし、これも生成の関係であまり大きくできない。



インパクトがあるのは、やはり大きな問題なので、BryodenBand, sfsdp でどこまで大きい問題を解けるかを調べてみる。