RAMP の予稿集を見ていて、あとでチェックしてみようと思ったのが、
Google Optimization Tools
https://developers.google.com/optimization/
どうやら、ざっと見る限り、線形計画問題や整数計画問題のソルバーのインターフェース、およびナップサック問題の解法とネットワーク最適化計算が実装されているようだ。
ずっと以前にネットワーク最適化のソフトウェアを調べたときには、API などがソフトウェアごとにマチマチで、理論的研究成果がソフトウェア実装にどれだけ反映されているのか調べるのが面倒になってしまいギブアップしてしまった。
Google のソフトウェアがデファクトスタンダードになってくれば、理論的研究でも「Google Optimization Tools と比較して何パーセント性能向上」というような数値実験結果が増える方向にいくんじゃないかと思ったりする。
あと、LPやMIPについては既存ソフトウェアへのインターフェースだけ、ってところは気になるところ。既存ソフトウェアで Google が使うには十分なパフォーマンスが得られるのか。あるいは、LP, MIP は Google としては、それほど高性能である必要はないのか。どっちなんだろう。
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