Julia の統合開発環境っぽかった Juno が Atom ベースになっていたので、どんな様子かを試してみた。
とりあえず、現状で感じたところのメモ書き。
- Atom のインストール自体は普通にできる。
- Atom に Julia の設定を導入するのも、uber-juno のパッケージのインストールだけなので、簡単にできる。https://github.com/JunoLab/uber-juno/blob/master/setup.md の通り。
- メッセージが出る通り、Atom でJulia の設定を導入すると、Atom を起動しなおしたときに Julia のパッケージの設定が入って、これが結構時間がかかる(30分ぐらい?)。
- テーマが暗くて文字が読みづらいが Light にテーマを変更したら読みやすくなった。
- カッコを書いたときに自動的に閉じカッコが入ると入力の邪魔になるので、ATOMで開き括弧を入力した時に、閉じ括弧を自動で入力するのをやめる を参考にする
- ギリシャ文字などは自動で候補が出てくるので、これは便利。例えば \alpha で alpha を UTF-8 で入力できる。
- Autocompletion が出てくるのが速すぎるので、autocomplete-plus パッケージにある Delay Before Suggestions Are Shown を 2 秒にしてみる
- Console がどのペインなのか覚えていないので、ペインの位置を変えても毎回設定しなおす必要がある
- Run File のボタンを押してから、実行が始まるまでにだいぶ時間がかかる (Julia のコンパイルも時間がかかるが、それだけではない様子。)
- Run File で実行して、そのあとでファイルを修正保存して再度 Run File を実行しても、以前のファイルの内容で実行される
- エラーメッセージはポップアウトで表示されてかっこいいが、ここをクリックしてもエラーの行に自動的に行ってくれるわけではない
たぶん、現状では Matlab の統合開発環境よりも遅い感じ。
Atom がモッサリという印象があって、そこに Julia を乗っけているのでだいぶ大変か。
Atom は様々なことができるようになっているが、現状ではスピードが遅くて、Emacs よりも遅い印象になっている。
数理最適化のプログラムを組んでいくには、現状では大変な感じだ。
でも、面白い機能も多いので、スピードが改善されてメモリ消費量が抑えられたら、こっちに移るのもありだと思う。
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