SDPA の論文だけでなく SDPARA についても校正が必要なので、レフリーから指摘されていた「ほかのソフトとの比較」について予備的な下調べをしておいた。
レフリーから指摘されていたのでは、以下の4つのソフト。
[1] SDPLR http://dollar.biz.uiowa.edu/~sburer/pmwiki/pmwiki.php%3Fn=Main.SDPLR%3Faction=logout.html
[2] SDPNAL http://www.math.nus.edu.sg/~mattohkc/SDPNAL.html
[3] mprw http://www.math.uni-klu.ac.at/or/Software/software.html
[4] SDPAD http://math.sjtu.edu.cn/faculty/zw2109/pubs.html
ただし、SDPAD は SDPA とは全く独立のプログラムである。
このうち、mprw, SDPAD は対角ブロックを扱うことができないので、比較対象とはできない。
(mprw, SDPAD に圧倒的に不利な状況になってしまうため)
また、SDPNAL については、計算サーバにMatlabが入っていないため、比較が難しい。
Octave も調べてみたが、コンパイルまでは3時間かかって通したが、実行するとエラーが出て止まってしまう。(SDPT3 も Octave だとうまく動いていない)
残るは SDPNAL である。
これは C で書かれていたので、Linux で簡単にコンパイルできた。
これの実験も軽く行ってみたが、SNL から生成される問題でかなりの時間がかかる。精度が低いうちは問題ないが、精度が高くなるにつれて(反復が進むにつれて)、かなりの時間がかかる。SDPA で 10 秒以内で解く問題を 10 分以上かかるので途中でCtrl-Cで停止してしまった。
まだもう少し調べてみるとしても、これらとの比較結果は論文に載せるレベルにはならないような印象がある。
今日の作業内容:SDPARA 校正ですること確認 1h + SDP ソフト確認 4h
今日のランチ:角笛 豚の生姜焼き
明日の予測作業時間: 5h
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