「ヤマザキ 春のパンまつり」では、各パンに点数がついていて合計点数が28点を超えるとお皿を1枚もらえる、ということになっている。
こうなると最適化の視点では当然のことながら「1枚もらえる最小金額がいくらだろうか ?」というのが気になってくる。
そこでサクッとJuliaで最適化を行ってみた。
[1] まずはデータが必要ということで
https://gameboku.com/archives/21020003.html
に纏めてくれてあるデータを使わせてもらうことにして
【表1】全対象商品(338品) 点数・カロリー効率一覧
の表部分をExcel にコピー&ペーストして UTF-8 の CSV として保存する。ファイル名については、今回はあまり深く考えずに Book1.csvとしておいた。
[2] 以下の Julia コードを実行する。
==========================
using CSV
using DataFrames
using JuMP
using GLPK
using LinearAlgebra
df = CSV.File("Book1.csv", header=true, delim=',') |> DataFrame
point = df.得点
price = df.価格
name = df.商品名
n = length(price)
model = Model()
set_optimizer(model, GLPK.Optimizer)
@variable(model, x[1:n]>=0, Int) # 商品は整数個
@constraint(model, dot(point, x) >= 28) # 合計28点以上
@objective(model, Min, dot(price, x)) # 合計金額を最小化
optimize!(model)
x_value = Int.(value.(x)) # 最適解を得る
optimal_value = Int(objective_value(model)) # 最適値を得る
nz_index = findall(x_value .!= 0) # 0 個になっていないところのみを抜粋
println("--最適合計金額 = $(optimal_value)円")
println("--最適解--")
for index in nz_index
print("$(name[index])")
print("[$(point[index])ポイント, $(price[index])円]を")
print("$(x_value[index])個購入する")
println()
end
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[3] 結果を見る
プログラムにバグとかがなければ、これで求めることができる。
Julia を使うのが面倒であれば、Excel のソルバーを使っても同様に求めることができる。
ちなみに、点数が0.5,1.0,1.5,2.0,2.5と0.5点刻みとシンプルなので、最適解も結構シンプルな組合せになるようだ。
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