Julia の Windows 用エディタとして、Atom や Visual Studio Code, IJupyter などを試してきたが、これらでは今一つであった。
最大の問題点は、動作が遅いことで、特に Atom はショートカットをクリックしてから30秒以上しないと Julia のソースファイル編集に入れない状態だった。
結局のところ、Notepad++ と REPL を使うのが現状ではベストのようだ。
便利なところとしては、
1.Julia 用の表示にできる
https://github.com/JuliaLang/julia/blob/master/contrib/Julia_Notepad%2B%2B.xml
このファイルをダウンロードして、Notepad++ のフォルダに入れて、[言語]からユーザー定義として「インポート」すれば、Julia 用にできる。
2.編集中のファイルのあるフォルダで Julia の REPL を起動できる。
実行コマンドの登録は、
http://so-zou.jp/software/tech/tool/editor/notepad-plus/commands/
に載っている方法でできるが、Julia の REPL を起動するときには、
cmd /c "cd /d $(CURRENT_DIRECTORY) & c:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Julia-0.5.0\bin\julia.exe"
を登録すればよい。ただし、ユーザー名と Julia のバージョンで若干の修正が必要である。
このショートカットを、例えば Alt+F5 に割り当てれば、Alt+F5 で REPL が起動する。
REPL の中で cd で移動するのは大変なので、これが地味に便利である。
3.自動保存ができる。
Notepad++ のプラグインで Autosave を入れると、オプションで設定すれば Notepad++ からフォーカスが外れたタイミングで自動保存をできる。
つまり、Notepad++ で example1.jl を編集しているときに、Alt+Tab で REPL のウィンドウに移動したときに自動的に example1.jl が保存される。
そこで、include("example1.jl"); を実行すればよい。
(何回も実行するのであれば、ctrl+p で前のコマンドを REPL は呼び出せるので、Alt+Tab, ctrl+p, Enter で実行できる。)
4.速い。
Notepad++ を起動してから Julia のファイルの編集に入るまでに1秒以内でできる。自分のところでは、Atom の30倍以上高速である。
とりあえず、Notepad++ を使い込んでみようと思う。
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